また路地裏に名店の予感!?
五瞭 (東京・田町) 牛骨白湯(薫製醤油)大 + 味玉 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> マットな肌色ファンデーションカラーにハイカラな野菜アクセント!素朴さに映える彩!
- <スープ> 見た目以上なコラーゲン感覚!牛の野趣感じる旨味と仄かに香る醤油の漂いがナイス!
- <麺> 汁の吸い込みと滑らかさが印象的なストレート細麺!大盛でたしかな満足感!
- <具材①> スープが浸透する肉!思わずライスが恋しくなる腿肉と挽肉!
- <具材②> スープコラーゲンと醤油カエシを吸い込んで・・・異様に旨いぞ野菜たち!
- <味玉にハズレなし> 実は香る味玉!塩気に醤油の香り移るような濃密感ありあり!
- 総じまして「既に更なる伸びしろ期待!創作意欲感じる路地裏ラーメン!」
JR田町駅三田口。慶応仲通り商店街という・・・それ自体がすでに路地裏みたいな場所。そこから更にまた路地裏っぽい場所にあるラーメン店です。新規オープンて情報は少しまえから掴んでいたんだが、どうしても田町・三田エリアは他に目移りする店が多くて、ずいぶんと後回しになってしまいました。その名も「五瞭」と言って、「篝」でも修行経験ありというご店主が繰り成す、牛骨ラーメン専門店。20年位まえなら、近くに大きな牛骨がぶら下がってた店が別にあり、それが今では懐かしいーなー。
入店時はランチピークが終わったようで、先客1名という寂しさだったけど、パタパタとサラリーマンが訪れてる。着々と人気が定着しているようすです。今回は看板メニューの「牛骨白湯(コムタン)」を狙ってきたんですが、なんと「燻製醤油」「ユッケジャン」も加わっており、漸くフルラインナップ揃ったって感じ。またローストビーフというボタンも準備されてる。ちょっと一杯セットもあって、昼も夜も使える店になってる様子ですが、こちら通し営業体制なのが実に嬉しい次第です。
<全体> マットな肌色ファンデーションカラーにハイカラな野菜アクセント!素朴さに映える彩!
意志が弱いといか、あれだけコムタン狙いだったのに、燻製醤油という字を見てしまっただけえ一瞬のうちに心変わり。燻製醤油のラーメンは過去数えるほどしか食ってない為、好奇心が勝ってしまいました。そんな心を変わらせた一杯はこんな麺顔でした。
おおお!なんとも優しいベージュ色!また動物系エキスの迫力がそのまま伝わってくるようです。一見素朴に思えましたが、野菜など見ているうちにハイカラ要素も伺えてくる。何気にラーメンらしくない野菜が乗っており、また味玉ハーフがデフォルトで付いているのも迂闊に忘れていたため、3つ味玉が並んで見えると言う・・・ちょっとユニークなものとなりました。
<スープ> 見た目以上なコラーゲン感覚!牛の野趣感じる旨味と仄かに香る醤油の漂いがナイス!
この肌色ベージュが何ともいいね。MAXFACTOR/SK2 のファンデーションで言うと「クリスタルオーグル310」と言った感じえしょうか。元々は牛骨エキス白濁のクリーミーな色合いなのでしょうが、燻製醤油が混じったため、柔らかいベージュ色に染まって見えます。これが実に見た目優しいのですが、エキスとしては結構まったりと濃ゆいです。テールのような透明感ないけどズドンとくる動物脂に、旨みの分厚さを感じる一方、嫌味がホントに低いのでスルスルと飲めてしまう。鶏白湯と同じく胃袋にコラーゲン感を伝えるけど、それとは比べるべくもなく重くない。だからゴクゴクと飲み干せそうです。
また意外と塩気に香りがある・・・そんな気がする。やはり醤油の存在はあって、スープにその香りはさすがに牛骨出汁でマスキングされた感じだが、塩気の中にふわっと感じる醤油の質感。これが燻製効果ってやつでしょうか。香りはすべて燻製醤油の効果だとは思わないけど、魚介感ないなかにほのかな甘みも感るだろうか・・・。何となく香味野菜の存在も感じますが、こちらは、七味や胡椒・ニンニクなどの味変化も激しく勧めております。こりゃまた来るなと確信したため、今回は味変なくそのままデフォルトで味わい通しました。折角の「燻製」醤油だから、燻製イメージを崩したくないだけー。
食ってる途中から、これこの中に白飯入れて、雑炊かクッパ風にして食うと旨いはずと確信!。しかし今回は麺大盛にしてしまったから、この点も次回の宿題となってしまいました。
<麺> 汁の吸い込みと滑らかさが印象的なストレート細麺!大盛でたしかな満足感!
麺の大盛も別に失敗したわけではないです。ストレート細麺で加水は中程度といったところでしょうか。汁を吸い込みコラーゲンに塗れやすすなツルツル麺。密度感も中庸で、プツプツと小気味よく切れながらも、ゆったりとしたしなやかさが印象的です。レンゲでスープを飲みながら啜り食うのが一番旨い食い方。思ったほど汁が持ち上がらない場合は、そうして食ってもらうとグルテンとコラーゲンと塩気の一体感ある旨さが楽しめます。
また啜り上げようとすると挽肉がよく絡まる。挽肉はトッピングというよりスープに既に溶かし込んであるような感じで、箸で麺をリフトするごとに上がってきます。これを諸とも食らうのにもレンゲを使いながら麺を食うのが便利です。なかなか質感もボリューム感もさすがでして、食い切ると結構腹パン満足。ライス追加もやっぱりできませんでした。
<具材①> スープが浸透する肉!思わずライスが恋しくなる腿肉と挽肉!
既に動物感は、スープで腹いっぱいって感覚で、肉で動物感をこれ以上求めようという気分じゃなかったかも(笑)。されど牛肉は美味しくいただきました。モモ肉でしょうか。スープ生成にも貢献したと思われる印象で、淡い肉味をそのままスープに浸しながら食らうのが良いです。また沈んでいた挽肉も、十分にスープとエキス交換しきっており、ガジると滲み出る牛骨コラーゲン。ライスと合うはず!。
<具材②> スープコラーゲンと醤油カエシを吸い込んで・・・異様に旨いぞ野菜たち!
紫かぶ・ブロッコリー・キャベツ・ほうれん草が入ってます。旬とか仕入れでトッピングが変化するようですかね。このうち、ブロッコリー・キャベツとほうれん草はスープに浸るとたちまち旨味を吸い込むようなイメージで、食うと野菜本来のさっぱり甘味と、コラーゲンの結びついた旨さと感じます。
また紫かぶは、シャキシャキしたフレッシュ感が楽しめる。知らず知らずに濃厚な味に染まってた自分の舌をさっぱりとリフレッシュさせてくれるようなクチ休めてきな働きをしてくれます。これが異様に旨くて野菜増しをしたくなるほど(次回は絶対そうする)。
<味玉にハズレなし> 実は香る味玉!塩気に醤油の香り移るような濃密感ありあり!
味玉追加したら、3つ目玉なってやってきたから、なんだ別に追加しなくても良かったかとも思ったんだが・・・これもやけに旨かったから正解。これも見た目は薄い浸り具合に見えて、サッパリ&フレッシュな味わいかなと思いながら食うと・・・非常に塩気が明るく透明感ある卵黄旨味で驚いた!。つけダレに同じ燻製醤油を使ってないかな?。濃密な卵黄の味わいにそんな片鱗を感じた次第。もしくは牛骨の効果なんだろうか・・・。嗚呼、今回も味玉にハズレなし!。旨し!
総じまして「既に更なる伸びしろ期待!創作意欲感じる路地裏ラーメン!」
・・・と言う感動。スープのバリエーションも期待ですが、これから繰り出されるトッピング具材にも期待。ローストビーフ牛骨白湯なんてのも限定でいいから出てきて欲しいし、またライス割でかなり楽しめることも大期待。何より通し営業なので、都営三田駅/JR田町駅乗り換え時にはサクッとよって見ようかと思っているところです。牛骨白湯激しくおススメ!。そんな期待と応援を込めて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!