ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3973】 中華そば もり川 (川崎・新丸子) 中華そば 熊本 +野菜盛り きくらげ 味玉 〜感謝と自信を感じる節目の1杯!優しくハートフルな熊本豚骨麺!

祝1周年!&2019TRY新人部門賞エントリー!
 

 


中華そば もり川 (川崎・新丸子) 中華そば 熊本 +野菜盛り きくらげ 味玉 〜ラーメン食べて詠います

 

 そうかー・・・もう一年になるのか。こちら「もり川」さんのある場所は、いろいろとラーメン店が入れ替わる場所で何となくジンクスめいたものを感じて不安ながらも応援しておりました。そして無事1年が過ぎた。それだけでなく、2019TRY大賞の新人・豚骨醤油部門に見事ノミネートされてた。正直おおお!と声がもれましたよ。奇を衒ったラーメンじゃなく、本当に日々日常的なラーメンでして、関東の個性的なラーメンたちに埋もれてしまうんじゃないかと思ってたんだが、これは審査員もいいセンスと良識をお持ちだと、こちらの方も感服した次第です。
 

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 そしてその受賞祝いがてらに、比較的時間があった平日に訪問してみたんですが、いつのまにか「つけ麺」まで登場しており、なんだかとても軌道に乗ったような安定感す覚えます。未食のつけ麺を食おうかと思ったのですが、1周年記念で「熊本」と名乗る一杯もあったので、今回はそちらをチョイス。熊本と言えばマー油が入ったラーメンを連想するけど、そんなイメージ通りな感じですな。
 

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<全体> 野菜とキクラゲ・・・そしてマー油の存在感!更にマシマシにしたトッピングの迫力!
 
 それはそうと、てっきり店名から「森川」店主だと思ってたら、実は「森」店主だったのね(微笑み)。説明書きの自己紹介で初めてしりました。一人オペでも慌てず丁寧、かつスピーデイー!。そんなご店主から受け取ったのがこの麺顔です。
 

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 おおお!すべて具材で埋め尽くされた麺顔!。今回はお祝いに売上貢献気分でして、元々入ってる「野菜」「キクラゲ」「味玉」を全部追加でトッピング!。サンプル写真と同じとは思えぬ、大迫力な豚骨ラーメンになってしまいました。上からマー油がかかってるところで熊本ラーメンと分かるけど、角煮豚の存在感もあって、実に色合いとして濃ゆくプレゼンスありありじゃないか!。
 

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<スープ> きめ細かいシルキーな豚骨エキス!マー油のお香ばしさにニンニクのキレが映えるね!
 
 レンゲで掬う前にレンゲでトッピングを押しのけてからスープにたどり着きます。サンプルの色合いからフツーな豚骨系と思っておりましたが、デフォルトメニューの濃厚(豚骨醤油)と同じようなイメージ。すでにマー油が混じり始めた結果なのかは不明ですが、個人的には同じスープと感じます。TRY入賞エントリーされたスープ種ですから、むしろそれを食いたかった次第。
 

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 コラーゲン度合いが程よいね。こってり重くもなく、サラサラ出汁のような豚骨でもない、その中間を行くようなイメージ。豚骨を丁寧に白濁させながら煮込んだ感覚で、ザラツキ感が全くないのがいいね!。骨の髄の部分までサラサラパウダーのように溶け込んでおり、それらが舌にまとわりつくとシルキーなヌメリのように感じて嬉しくなる味わい。エグ味が一切なく、温野菜と相性がとても良さそうです。
 

 

 
 優しい味わいだけど、マー油の香ばしさが入ると味が凛々しくなる。独特のニンニク香ばしさを感じながら、微妙に溶ける塩気が元気になるようで、味の輪郭がハッキリとしだして旨い!。その一方、もやしやキャベツと言った野菜の旨味が、じわじわと浸透するのも分かるので、テーブルセットになる摩り下ろしニンニクをいれましょう。これでまた、豚骨系でこれまで馴染みのあるキレが生まれ、ズドンと心を打たれたような・・・旨さでヘナヘナ気分。嗚呼、箸とレンゲが止まらんとはこのこと。
 

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<麺> 加水低めな風味の良さ!淡いクツクツ感にいろんな具材が交じり合う歯応えの楽しさ!
 
 こちらは確か、清湯系の醤油・塩と、白濁系豚骨醤油では麺を変えております。前者は少し透明感がありボコボコした捩れがある麺。一方後者は、加水低めな豚骨麺イメージのストレート細麺です。博多系と比べると太さを感じますが、クツクツと風味を感じさえる細麺で、汁の浸透がしやすいタイプ。
 

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 前半はそのクツクツ感を楽しみますが、中盤からはその浸透した旨味を楽しみ、それ以降はいろんな具材と絡めながら食いまくってやりました。モヤシ絡めてシャキシャキした食感と楽しめば、野菜らしい優しいい甘味と絡んで旨い!。またキクラゲと絡めれば、あのゴリゴリバキバキした歯応えと混じり、麺の楽しさが倍増する感覚。キャベツとかほうれん草も巻き込んだりして・・・こんなことなら大盛にしておけばよかったです。
 

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<角煮> 別名「太肉(たーろー)」じっくりと染みこんだ醤油ダレに脂の甘味が結びつき・・・思わずライスを欲する旨さ!
 
 すみません、熊本はおろか九州に足を踏み入れたことないので、桂花が私の熊本ラーメンのイメージです。確か角煮が乗るメニューがあったと記憶で、ググってみたら「太肉」と書いて「たーろー」と読ませてます。これも熊本ラーメンのアイコンなのですかね。肉と共に野菜がドサッと乗るところも特徴的です。
 

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 これは見た目では濃い味付けのように見えますが、そんなに塩気を感じずフツーに肉の脂の甘味を味わえるもの。醤油ダレと妙に甘味がマッチして、これは白飯に乗せたいという衝動にかられます。箸で安易に崩れ、噛むと肉繊維にそって割れるように食えます。汁に浸しても旨いけど、野菜と混ぜて食らいました!。
 

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<野菜盛り> キャベツとほうれん草がしっかりと多く入ってて旨し!だから毎回これさ!
 
 開店当初、家系でもないのに似たようなトッピング多いな・・・と少し思ってたんですが、ご店主出身地の熊本のラーメン風景に通じているんですねー。この1周年記念の一杯ですごく腑に落ちました。キャベツもほうれん草もボリューム一杯だけでなく質もイイね。とても甘味を感じるキャベツの多さなので、塩とか醤油とか、清湯系メニューに乗せても、スープを薄めることなくしっかりと旨さが伝わると思う。結構お値打ちなトッピングかと思うので、ぜひぜひおすすめ!。
 
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<キクラゲ> 肉感が高くバキバキと噛みちぎる中にも明るい弾力ありあり!
 
 別にキクラゲに詳しいわけじゃないんだけど・・・これもおススメ!。結構店によって、質感のバラつきがある具材と思いません?。こちらも質感がよく、単にバキバキと感じるだけでなう、明るく弾みを感じるような柔らかさも持ち合わせており、やっぱり具材としては麺と絡めると楽しさ倍増ですよ。麺の大盛をするならこちらも試して欲しい次第ですー。
 

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<味玉にハズレなし> 穏やかな甘み!程よい卵黄のトロミ!箸休め的安堵感を覚えるね!
 
 デフォルトでハーフ味玉入ってます。+60円でハーフからホールになるという仕組み。やはりホールで食ったほうが味わいがわかるね。清湯系のメニューに合うように、とても優しい味わいとなっており、薄味出汁がしっかりと浸透してるようです。
 

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 玉子はソフトな茹で上げ仕立てで、白身は柔らかい弾力がキープされ、中の卵黄はトロミが多めに仕上がってる。一見フレッシュな玉子本来の味わい中心と思いますが、いざ食ってみると出汁と卵黄のコクが見事に一体化。玉子本来味よりは、マチュアな深み・・・仄かな甘み種合といった感じです。箸休め的にはナイス!。少しマー油が混じりかかったフィーリングも新鮮で楽しめました。嗚呼、やっぱり味玉にハズレはなし!。
 

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総じまして「感謝と自信を感じる節目の1杯!優しくハートフルな熊本豚骨麺!」
 
 ・・・と言う感動。九州豚骨と言えば男性的なイメージがある?とすれば、こちらはとても女性的のように優しい濃厚豚骨かな??。なのでご家族利用ってのもおススメ。TRY受賞エントリーした豚骨醤油以外にも、醤油と塩もとてもハートフルで懐かしい旨さ。呑んだあとの〆にも最適。いろいろ使えるお店なので激しくおススメです。そんな応援と宣伝気分で・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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