<三田店主直接陣頭指揮!気合い感じるタオルハチマキ!>
こんな偶然があっていいのか!新橋をうろうろと昼飯探しに歩いておりますと、「舎鈴 新橋西口店」の看板が上下さかまさにひっくり返っている。嗚呼、ここも閉店になったのか・・・と哀愁を感じだしたところなんですが、どうも営業を続けているみたい。一体何があったのか、と今度はiPhoneでラーメンアプリを使って調べたところ、同じロケーションの店の表示が「店名未定」となってた!。こんなことってあるのか!と今度は、ラーメンデータベースを使ってしっかり検索チェックしてみると、リニューアル中で店名が本当に決まってないだけだとのことでしたので、さっそく何事かと思って入店してみました。
そしたらまた驚く!あの六厘舎の三田氏が厨房に立っておられるではありませんか!。太いタオルハチマキは相変わらずでして、初対面をいたしましましたー。ラヲタになってから、ずーっと気になってたんですが、あの太いタオルハチマキは、どのように後ろで結んでいるのだろうか・・・・・。たまに自宅で風呂上りなんかでマネしているんですが、いつもうまく結べないんですよね。実はミシンで縫ってあるのかとか妄想。厨房の奥でこちらを向いておられたので、確認はできなかったのですが、今日も風呂上りにやってみて、鏡の前で腕組みしていることでしょう。オレって形から入るタイプー。
今回は初訪問になるので、いつもならデフォルトメニューを頼むんだけど、「ねぎ」が気になって、今回は「ねぎつけ」とさせていただきました。
<ほぼねぎだけ!ねぎ好き「ねぎ星人」なら一回食っとけ!>
接客はほのぼのしつつも、とても丁寧なのが好印象。カウンターにはスタフの顔写真があり、そして勤務シフトも書いてありました。三田氏に合いたかったらこれ見ればよい。いつかハチマキの謎も解けることでしょう。そんなアホなことを考えていたら、配膳が完了。はじめは「は!?」と目が点になった。
おお!ねぎだらけーーー。ねぎのトッピング入れかと思いきや、つけだれからねぎがあふれ出んばかりの、バカ盛りねぎだくさん! もうすこしで「つけだれはどこですか?」と聞くところでありました。完璧につけだれを覆い尽くして、掘り起こさねばつけだれまで届かない。しかも、白ネギの柔らかい部分ばかりで、フレッシュな苦みがある一方で、どこか甘味を感じさせる質感がいいね。歯ごたえのシャキシャキさもたまらんし、ねぎ大好き「ねぎ星人」冥利に尽きるというもの。ねぎ星人なら一回くらいは食っとけ!と上から目線でごめんちゃいだが、声を大にしてお伝えしたい!
また具材は、ほぼねぎだったようなイメージです。途中に、メンマが一本発掘されましたが、肉類はなかったイメージ?。またキャベツの根に近い部分もゴロっと入っていたり、炒められたような玉ねぎも投入されてたのは記憶してます。ねぎ星人だから、ねぎがこれだけあれば文句なし。
<魚介封印のナチュラル濃厚な甘味に大が葉と鷹の爪のスパイス感!>
なんと得意の「濃厚豚骨魚介」ではないのだ!。魚介封じという、将棋でいうなら「飛車角落ち」のようなスタンス。しかしそれでいて、とてもナチュラルに濃厚で、そして甘味が深い。それが馴染み深いようでどこか新鮮に感じます。コラーゲン感が深いが不自然でなく甘味がある。それだけでなく、どこかスパイシーであったり、和風にも感じます。歯の隙間に青いものが引っかかって、それをガジると答えがった。これは「大葉」の仕業だね!。大葉の刻みが薬味となっているため、とても不思議なスパイス感があるわけです。しかもそれだけはなく、見ると鷹の爪がしっかりと入っている。こういうオリエンタルなスパイスを上手くつかって、新しい濃厚個性に仕上げられたつけだれ!。いやー、濃厚つけ麺もまだまだ、引き出しがあって深い世界なのだと、再認識させてもらいました。
当然、これだけのねぎがあるから、その風味と味も染み込んでいると思います。キャベツの甘味や、炒められた玉ねぎの余韻も広がり、野菜の甘さもこの味わいに深く貢献しています。濃厚なのに胃もたれしないというところが、また年寄オヤジには嬉しい限り。
<落ち着きの茶褐色、明るい弾力の多加水、並で十分なボリューム感>
麺は、六厘舎をイメージさせるタイプです。中太ストレート麺で、仄かに茶褐色っぽ色合いが旨そうに見えるし、また風味もよく感じます。多加水のモチモチ感覚はライトで明るいし、水切りが完璧なので、舌にも貼りつけばつけだれにもよく絡む。前歯を当てて力をいれると、ぬつぬつプチリと小気味よく千切れるし、束になったのを奥歯でプレスすると、ぬっちりを淡い弾力を感じさせて最後はあっけなく潰れる。そしてネギと相まってザクザクと噛みしめる・・・・という流れです。
並サイズだったけど、300gらしいです。自分には十分な量です。中盛りだと450gになってしまうので、これなら遭難してしまいそう。隣の方が、すり鉢で出てきた大盛り以上のを食べておられましたが・・・・大食漢にも楽しめるラインナップとなっております。
<スープ割:呼んで注いでもらうタイプ>
呼ぶとやかんを持ってきて、そこから直接注いでくれるシステム。つけだれがあまり残らなかったものの、やはりこれは儀式なので気が済みませんよね。全体的に、味の変化はないタイプで、穏やかで淡い味わいをそのまま楽しむというタイプです。飲み干したあと、そこにたまった豚骨エキスの砂があり、豚骨エキスの豊富さを改めて感じ入った次第です。
総じまして、「王道排してなお、まだまだ伸びしろ感じる濃厚つけ麺!」と言う感覚かしらん。いやー、三田氏に会えたのも感慨深いんですが、濃厚つけ麺・・・・まだまだ可能性のあるジャンルですよ。またラーメン界で革命なり、新たなムーブメントなんかを起こしてもらいたいもんです。こちらは、また近いうちに来るかも。次は辛いつけそばあたりで。そして当然、三田氏のローテーションのタイミングにね(笑)。次こそ、タオルハチマキの謎に迫りたいと思います。そんなわけで偶然の出会いにまだ興奮しておりますが、そのままとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
灼熱の
西新橋の
交差点
暑さで狂う
逆さま看板
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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