ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3151】 桂花飯店 (東京・西荻窪) 酸辣湯麺 〜ファンキー&グルービーなノリを感じる酸辣湯麺!

西荻窪のディープな雰囲気は夜も続く・・・>
 
 西荻窪はとても面白い街。基本的に吉祥寺と荻窪の中間にある住宅街なのですが、JR西荻窪駅近辺は南北で少し様相が違います。例えば飲み屋について言うと、北側はちょっと落ち着いた雰囲気があって、飲み屋でベロベロに酔ったオヤジは見かけません。東京女子大の通学路になってるのも影響してるのか・・・夜となると暗がりが広がります。一方の南側は、高円寺と似たりよったりな酒場が広がります。昼間に行くと早々に飲んでいるオヤジが居たりして、羨ましい限りの光景あり。そんな感じは夜になっても続き、焼き鳥系の煙たなびく駅前は、いつも賑やか。
 

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 そんな路地裏が続く一角の少し外れに・・・日高屋があって、その向かいあたりにとても目立たない中華屋が一軒あります。それが今回のターゲット「桂花飯店」さんです。なぜココに来たか?。それは、最近ハマっている「酸辣湯麺」があるからですよ。ネットで情報を探しまくってようやく見つけた一杯だったのですー。
 
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 見た目は、町中華と本格中華屋の中間ってところかな。入店すると、すぐ手前はテーブル席で、先客家族が各種一品物をテーブルいっぱいに繰り広げてた・・・本格的でどれもうまそう。これは期待が持てると、奥のカウンター席へと向かいます。するとそのカウンターでは、一人客のお姉さんが居て、酒と炒め物で自分の世界を醸し出して晩酌しておられます。いかにも西荻の風景やね・・・・ネエさんやるなー。
 
 
 
<大きな海苔壁に揚げ玉子トッピングとは!・・・唯一無二な酸辣湯麺である!>
 
 本当は、ネエさんに負けずにビールくらいは欲しかったのだけど、先日の健康診断の数値が悪かったショックを引きずっておりまして、素直に酸辣湯麺を単品だけ注文。それがこの麺顔の一品です。
 

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 !!!!「麺バカ息子」が蒲田からこの店には出張しておるのか?。酸辣湯麺でこんなデカデカ海苔は初めて遭遇いたしますよ、これはおもしれーーー!。しかしそれだけではありません。酸辣湯麺では溶き卵が主流ですが、なんと揚げ玉子をホールでズドンとトッピング。これは度肝を抜かれます。そんなワイルド感ありありながら、かまぼこは綺麗に並べられててとっても平和的。材木メンマがトッピングされた酸辣湯麺も見たいことも聞いた事もない。こんなに麺顔全部にツッコミが入るとは滅多にな事です。
 

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 気を落ち着けて、改めて麺顔を眺めよう・・・これは唯一無二な酸辣湯麺であるに違いありません。

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 一点素直に嬉しかったのは「揚げ玉子がうまい」と言う事。実は初めて揚げたタマゴを食ったかもしれない。讃岐うどんでよく出てくる揚げタマゴとはまた別物で、揚げ油にそのまま割った玉子を投入したタイプは初めて。これが心を揺さぶりました。これだけでも来てよかったのかもしれません。
 

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<さっぱりした酸っぱ辛さ!酸味の影に柚子と胡椒のバックアップ!>
 
 すっかりとトッピング達に驚かされたのを、いったん脇において、スープに集中しました。しかしここでも色々と驚かされることばかり。「ライトな味わい」でありつつ「どこかフルーティーな酸味」があるのです・・・。
 

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 ベースは鶏ガラのベーススープに、醤油系のタレを絡めたものですが、酢の加入と辣油の存在が柔らかい存在感あり。辣油はただ抑えめにしたと想像ができますが、すっぱさの味の片鱗にどこか馴染み深い酸味があります。ひょっとして柚子の風味を入れてないかい?。なかなかいいアイデアだと思うし、香りがどこかしら・・・フレッシュに感じさせるので、オヤジな私でもWELCOMEです、この味わいなら。
 
 また意外に塩気は控えめな反面、胡椒は効いているので塩気が足りないと言う不安はありません。
 
 
 
<麺もスパスパサクサクと食えてライト!>
 
 とろみもなく、さっぱりしたスープ感にあふれる酸辣スープには、やっぱりライトな麺が似合います。いかにも黄色い中華麺と言う感じはなく、割とナチュラルな色合いをしたストレート細麺。密度感はかなり低めで、汁を吸いやすいタイプで、ラーメン専門店の麺よりはかなりライトな印象です。
 

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 まさしくリズミカルにスパスパと前歯で切れ込みますし、奥歯での潰しは呆気なくも簡単に潰れる。いろんな胡椒類が張り付きつつも、滑りは滑らかで喉越しもしなやか。トッピング類のインパクトが強すぎて記憶が飛んでる部分が多いけど、全体的に不満は一切なしです。
 

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 総じまして、「ファンキー&グルービーなノリを感じる酸辣湯麺!」と言う、何だか分かったようで分からないまとめ方でごめんちゃい!。この一杯は、とても挑戦的でもある一方、遊び心があるイメージが強いです。皆と同じことをして何が面白いのか?と語っているようにも思えまして・・・型破りが痛快に思える。これ食った帰り道は、どこか肩が軽くなった思いがして悠々と自宅へと戻りました。そんな思いを忘れないウチに、最後に詠って締めたいと思います!。
 
 
   西荻
   酸辣湯麺
   自己主張
 
 
   冒険心の
   粋な振る舞い
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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