ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週の ラーメン2360】 麺場 ハマトラ 日吉店 (横浜・日吉) 塩鶏そば大盛り 〜見映えより凄くあっさりスープ!ミックスハーブとニンニク酢で味変楽し

<日吉で・・・・妙に綿菓子が流行っていると思っていたら>


 慶応日吉キャンパスのある駅前。夏休み中でも若者達で溢れていました。ランチタイムでわざわざ途中下車した目論見が外れますが、駅から遠くなるほどに、行列が短くなってゆき、「麺場ハマトラ」まできたら行列が消えていました。丁度ピークアウトしたと思われるタイミングで、たったひとつだけ空いた席に滑り込むことができました。


   






 そういえば・・・・ここまで来る道中で、慶応生だと思われる・・・・いい年して綿菓子を手にした若者があちこちにおるなと思っていたら、原因はここハマトラだったわけね。券売機の真横に綿菓子製造の機械があって、客は好きに作ってくれというサービス。綿菓子もった人は全員ハマトラ行ってたわけで、それならそれで客の多さに驚く次第です。


   











【見映えより凄くあっさりスープ!ミックスハーブとニンニク酢で味変楽し】


 横浜駅ソープランド近くにある本店と良く似た雰囲気。ウッディーなようでワイルド感覚もあり、そこそこ店箱も広いのに、とっても暗い。おかげでスマホ写真ではピントが合わずに苦労しました。ほぼ100%学生で、わいわい話しながら食ってるというエネルギッシュな空間。ああ、夏休みある学生さんが実に羨ましいぞ・・・。オレなんて3連休で飛び上がるほど嬉しくなっちゃうもんねー。くれぐれも、オレのようなつまらなくて加齢で臭いたつオヤジにはならないで欲しいとつとに思います。


   






 さてちょうどピークアウトだったけど配膳まではそこそこ待ちました。流行ってるからしかたない。で待ち焦がれた今回の塩鶏そばですが、暗くてよく麺顔がわからない上に、麺が炭を練りこんだらしく黒いので、スープの自然な色合いが全然分かりかねます。何とか苦労して撮影したけど、とても落ち着きある仄かで柔らかな濁りで、やさしい味わいっぽい風貌が、いきなり気に入ってしまいました。








 実際に味わうと、これが「柔らか淡麗」という感じで、鶏エキスがゴリゴリと主張するでもなくナチュラルかつシルキー! 微笑むような味わいです。焦がしネギのニュアンスもありそうですがドギツクない。塩も尖りも一切みせず、ふんわりとしたカエシのエッジングが女性にもウケそう。まさにゴクゴクと一気に飲み干せそうな味わいがナイスです。







 しかし、麺がとても個性的なのもあってちょっと、このままではあっさりし過ぎるかもと考え、カウンターにあるウンチクをあちこちと読み出すと味変の仕方・お勧めがいろいろと書いてあった。まず「塩鶏そばにはミックスハーブ」らしい。入れるとイタリアンな風貌になると言う。試してみると、イタリアに行ったことないので分からない・・・。多少スパイシーになったというか、カエシのエッジが立ったかなという感覚。でもこの仄かな変化自体は、好きかも。







 次にニンニクが入ったような酢をレンゲ一杯分だけ投入すると・・・・これまたすっきりとした透明感が広がる。酸味は感じず清涼感だけを残すという不可思議な旨さです。三つ葉も酢を投入したから、一段と薬味パワーを吐き出すような錯覚を覚え、これは中々面白い味わい。これなら最初から酢を投入しても良いね。












【灰褐色がすっごく深いウネウネ炭練り込み太麺!想像に反して滑らか!】


 この店の看板は麺かも。炭を練りこんだ麺。イカ墨ではないので真っ黒けでギラギラしたような漆黒ではなく、グルテンに染みこんだような水墨画に近い色合いの黒がいい感じ。いかにも和風な黒。この麺が汁系にしては太麺。ウネウネしている度合いがとても強く、しかも丸みを帯びたような形状。加水は高めと感じますが、しっかりとした締まりを覚えてグニグニとした食感を与えます。








 味わいに炭のエキスを感じるというより、香りとか風合いを楽しむタイプ。剛麺と思しきワイルドさを受け止めんとすすり出して噛むと、これまたスープに続いて意外にあっさありとすすりぬけ、口当たりが軽い。しかもクチリとした潰れ感が楽しく食べやすい。粉の風味というより、スープを吸い込んだあとのクチリとした感触自体を楽しむべきかと。







 それにしても、暗がりで真っ黒な麺を撮影するのには苦労しまっせ。麺全体図は見るに耐えない写りでありました。大盛り無料サービスという対応もうれしかったっけ。







【しっとりとした鶏モモ肉と淡いコリコリメンマ】


 正直言って、スープの味変化と黒い麺に気を奪われて、具のイメージがあまりないのだが・・・・鶏のもも肉カットは実に嫌味なく、素直な鶏の滋味を感じて歯応えも適度にしっかりと感じさせてくれた。酒と合わせても十分に通用するいい感じ。またメンマもコリコリ感が楽しくて、一定以上の質感は感じました。ただもう少し欲しかったかも。













 総じまして、「今時エンタテインメントに溢れたプレゼンスが光る一杯」かと。私の学生時代は、昼飯に750円もかけるなんて贅沢すぎてできなかったんですが、今は違うということかね・・・実に学生ランチレベルもこの数十年で進歩してるよね。オジサンなる私はもうすっかりポケモンGOも飽きたけど、若いひとはまだ熱中しているようだわ。店の内外でもやってるし。なんだかアウェーな感覚な昼飯でありました。また来るか?・・・・どこも混んでそうなら早々にこちらへ切り替えますといった感じかな。縁があったら次回は醤油系をいただきたいです。ということで・・・なので謡います!




   若き胃と
   仲間と自由
   羨まし



   ワイガヤ騒ぐ
   楽しきランチ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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