ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3531】 濃厚煮干しそば 麺匠 濱星 日吉店 (横浜・日吉) 特製あっさり煮干しそば 〜味×値×場・・・いろいろ含めトータルバランス極まるライト淡麗煮干麺!毎日食えるぜ!

変わるようで変わらない?青春風景溢れる学生街
 今回は、ちょこっとオフィスを出るタイミングを逸してしまい出遅れてしまった(汗)。食える時に食わないと、先が読めないので、ランチタイムピークの日吉で途中下車。もう学生さんで混んでるの承知で、手っ取り早く食える店を求めてみました。こちらの駅前は放射線状に分かれているので、どの通りを選ぶかでかなり左右されましょう。家系で「らすた」を狙ったもののちょっと時間がないか・・・。日吉大勝軒で爆食いする手もあったので、腹パン過ぎて眠気が襲うかもで諦め。それにしても、流石学生の街だけあって、こってり系の店が多い多い・・・と感じていたところで、「あっさり煮干」の看板を見つけたので、即座にで決めてしまいました。それが今回の「濃厚煮干しそば 麺匠 濱星 日吉店」さん。おいおい、濃厚って看板あるのに、おすすめはあっさりか!?。ちょっとしわ違和感。
 

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 店内全員学生さん!。学食気分の気楽さが店内外に漂います。自然と耳に入ってしまうのだが、今も昔も学生さんが話すことはあまり変わらないね。就職活動の情報交換やら、ゼミとサークルの人間関係の噂話、そして効率と単価のいいバイトの話など・・・気分だけはタイムスリップさせてもらいました。人生の中で、一番自由に時間が使えた、その大学生活4年間。十分に謳歌いただきたいと、心の中では応援気分でもはや腹いっぱいです。
 

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 腹いっぱいと言えば、こちらライスが無料サービスとのこと。しかもデフォルトの煮干しそばが「680円」と実にリーズナブルでいいじゃないか。太る心配がなく、思いっきり空腹を満たすことに没頭できるのが羨ましい。何十年も経つと、空気吸っても太るような気分になるから、今のうちに食欲の方も存分に楽しんでもらいたい。そんな私は、行列中一人だけ丁重にライスをお断り申し上げて、代わりに大人の経済力を学生たちに見せつけんと、「特製」にしてやりました。誰も気づくはずもないんですがー。
 
 
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毎日でも食える煮干感!淡麗さに円やかさと馴染みが加わったような味風景がナイスすぎる!
 
 見た目より結構キャパある店箱でして、たいてい昼間は学生グループ客ばかりですので、厨房とフロア1名づつでフル回転です。とても忙しそうにしてるが接客はいいね。迂闊に順番抜かされそうになってたオレを、行列制御してくれたりと機転も利きます。大型のテボを2つ使って、二人前×二人前で茹で上げるイメージ。なるほど、厨房ワンオペでもガンガン回転がよいわけです。注文はやはり「あっさり」が人気高いみたいで、学生客の方で店毎の住み分け/使い分けが進んでいるようにも感じました。それにしても、若い人ばかりだから、いつも以上にワイガヤで活気あるねー。なんて気分でおりましたら、いきなり配膳が完了です(早っ!)。それじはこんな麺顔です。
 

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 おおお!何とも和やか感覚あふれる特製面構えじゃないですか!。さすが特製と言わんばかりに海苔の重なりが満足感を高める。そして大人しそうに見える肉ですが、しっかりと面積デカくて、キレイな並びをしてます。見た目以上に実は肉感ありそう。味玉は肉布団の枕のように置かれて、ソフトランディング。箸で振れるとあまりにもふわふわ感高くて割れてしまうかと思ったほど柔らか。まさに全体調和を感じる和みの良さがいい感じじゃないか!。
 

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 だいたい見た目で味の方向が分かってしまうようだが、まずは確認も含めてスープからずずずっといただこう・・・。「あっさり煮干し」というメニュー名称だが、まさにそれしか浮かばんね(笑)。子供でもイケるやさしい味わい感が静かに確かに広がりますよ。おおおこれは毎日でも食えそうな感じ。おすまし程にあっさりはしていないが、味わい全体に円やかさがありなむ。
 

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 まず円やかさの一因は煮干の選定と使い方かな?。東京で煮干と言えば津軽系のようにニボニボした苦みがイメージですが、明らかに別もの。煮干苦味を香ばしく食わせるとかではなく、煮干そのものが甘いのであると伝える味です。片口などではなく、ウルメとか鯖とかの煮干系ではないかと推察します。そばうどんでも馴染みのある煮干感だと言えば、多少伝わるでしょうか。それだけ煮干が柔らかい味わい。
 
 

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 薬味は玉ねぎの微塵切りと、青ネギの小口刻み。割と多めにスープ内を漂流しますが、煮干との相性の良さは玉ねぎの方が上か?。スープを飲み干すたびに、ザクザクと奥歯でかみ潰すエキスが、鼻孔にも微かに感じあす。そこに煮干の甘味も引き連れてくるから、余計にライトな甘さと感じます。また鶏ガラのベースも実にあっさりとして嬉しい。アニマルオフだと淡麗過ぎると感じるところを、上手く調整してますね。また香味油も薄っすらと漂ってますし、緩く鶏油が混じってるのか?。サラサラしてるからラードかとも思いましたが・・・今のところ不明。
 
 

 

 
 
クッシリさをしっかりキープしつつも、全体的しなやかさと麺の旨みも堪能できる、上出来ストレート細麺
 
 煮干そばとして、よく見かけるような麺ですね。ストレートさが綺麗な角細麺。加水は低と中の間という感覚で、パツパツとはしないが、しっかりとグルテンの風味を感じさせる。前歯で切るとクツクツとした歯応えがあって小気味よく感じるし、奥歯ですり潰しても一気にペシャンコになり、スープの旨みとすぐに一体化します。
 

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 無料ライスを断ったが、麺は大盛にすべきだったかもと少し後悔。そしてやはり麺には玉ねぎより青ネギの方が合うかなという感じ入る。引っかけがあるために咀嚼によく遭遇するので、余計にそう思うのです。また麺が少し薄い黄色をしているので、ここに鮮やかな緑が貼りつくと、とても目立つし旨そうにも見えるから不思議。
 

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 後半の汁浸透もうっすらとしていて見事。ダレない緊張感も残しつつ、汁に浸った部分は出汁感で風味良く食えます。しかも滑りやすいし腰つきが柔らかい。周囲の学生ワイガヤに負けないように、ズボボボボボボボボボっと音をお構いなしに立ててすすり上げます。私のようにもなると、汁ハネを最低限につつ高速ですすり上げる技を使いこなせるのですから(ウソです)。
 
 

 

 
肉のしっとりさが良いね!さすがホエー豚!!スライスのあっさりさがスープとベストマッチ!!
 
 極端に脂身の少ない肉で、柔らかい肉繊維の集まりが、まるでスポンジのようでもあり、汁をバクバクと吸い込むかのようです。それも綺麗に整形されており、うっすらな味わいがまさに上品。本当はどの部位か適当に語っているのですがね(爆)。ただ大きさと厚さがナイスバランスだったっす!。無理して一口で食えるサイズ感だし、スライス肉は折り曲げて歯で千切りながら食らうのが感触いい。しかもスープを吸い込んでいるなら、なお味わいふかい。これは、冷でも燗でも日本酒に合いそうな肉味ですな。スープの浸透がポイントかと・・・・。特製でないなら肉追加必須です。
 

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 また海苔は家系とまではいかんが、しっかりと6枚重なっており、風味も豊か。あさっさり淡麗ならこれくらいの量で良かったかもしれません。尚、穂先メンマは中サイズなのが4本もあったので感激。隣の学生3人組の方々が、しきりに「このメンマうめぇー」と唸ってたっけ。ひとりが「これ何ていうんだっけ?」と尋ねると「ギザギザメンマ」と即答しておられました。確かにそれで、店では通じるが、ちゃんと教えてあげた方が良かったのだろうか・・・・・。
 
 

 

 
 
味玉にハズレなし!奥久慈のふわふわ白身とトロトロの卵黄の崇高仕上がり感!程よいライト熟成が旨し!
 
 味玉のレベルが高かった!。後でしったが奥久慈卵だとのこと。しかし、その上質感は冒頭で箸で摘まもうとしたときに感じた柔らかさから、何となく分かってしまいました。出汁の浸透はそれなりに深い。しかし卵黄の全体を支配してしまうほどの浸透の深さでもなく、緩やか。ナチュラルな浸透と言えば曖昧すぎるのだが、白身はまさしくそんな感じで、染まったというより、出汁に濡れたような自然な旨みが印象的でした。卵黄は言うに及ばず、濃密なコクがぎゅっと詰まったようであり、トロトロの状態がクリームのようにすら感じます。クチに一気に入れるのが勿体ないので、今回は4回に分けて実食。またとろみがスープに落ちるのももったいないので、かなり集中して味わいました。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「味×値×場・・・いろいろ含めトータルバランス極まるライト淡麗煮干麺!毎日食えるぜ!」
 
 ・・・と言う印象でして、何気にこのブランド好きになってしまう。調べれば、溝ノ口や、二子玉川などにもある。ちょっと覚えておこう!。一気に食い進めてしまったので、先行の学生客はまだ食っている最中でした。そこには友情の味わいも滲むか・・・青春の一杯を存分に楽しんでもらいたいです。そんな応援気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものほうに締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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