ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3205】 中華そば こてつ (東京・下北沢) 中華そば 〜王道にして今風ブラッシュアップが鋭いお醤油中華そば!

<孤軍奮闘でキッチリした仕事ぶり〜>
 
 下北沢もいい街ですよねー。オヤジな私には無縁な街ですが、神戸や大阪キタ・ミナミで青春してた頃を少し思い出させてくれるのです。全くモテなかったんだけど、なぜか適当に遊んでた。あの頃はお金がなくても不安にならなかったのが、今思うと不思議。あの若い頃からしっかりと、勉強や仕事に向き合っていれば、人生もっと変わってたよな・・・・。それに対して、いまの若い人は真面目な方もそこそこおられて、頭がさがる。今回は、真面目さも印象的な「こてつ」さんへと向かいました。
 

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 時間通り!ぴったりにシャッターオープン。相変わらず真面目です。この日の一番客は私でしたー。実は体調悪かった・・・。どうもこの3年ほどはストレスの解放が、ラーメン活動でも救いきれず、お酒でカバーしている状態。土曜日の夜に飲みすぎて、翌朝起きても気持ち悪い・・・・。ま、そんな感じだから遠征もできなかっただけですがねー。だから今回は、素の中華そばで一本勝負とさせてもらいましょう。この店では必ずお酒を飲んできたのですが・・・それやったらきっと吐く。
 

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 相変わらず、清々しい接客がいいね。一人オペなので、色々大変なんでしょうが、非常にテキパキとなされていて、待たされると言う野暮な感じがいたしません。バイト君でも入れれば楽できるのに・・・って思ってたけど、帰りに店構え確認したら募集してたー。そりゃそうだ。真面目だけでは、店が回らんでしょうからね。
 

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<透明感ある醤油の味わい!フォーカスが合うカエシの輪郭に後味の仄かな酸味がナイス!>
 
 度々申し訳ないが二日酔い・・・井の頭線の揺れで、収まりかけた頭痛が復活して来たみたい。参ったな・・・今回残すかもな。っと弱気になって来たところで、配膳が完了です。これがその麺顔。
 

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 まじかよ!アイコンバッチにしたいくらいの定番の醤油麺!きらめくスープ感が王道のようで今風の鮮やかさを纏っており、実に旨そうではないか!。きっぱりとした醤油感には、薄く透明層があり、ラード系の香味が蒸気を伝って香ってくる。なんだかとっても胃に優しそう。
 

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 スープをレンゲでそっとすくい上げ先ずは一口味わう。うう・・・旨い。とてもキッパリとした醤油のカエシがあり、風味がとても凛としているところは、頭の中では透明感と変換される。そして二口三口と立て続けにすすり、段々と私もエンジンがかかってくるのですが、ゆったりとした甘みは鶏ガラの旨味と思いを馳せます。
 

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 やはり胃袋に何かを入れると気持ちがしゃんとしてくるもんですな。後半になって意識がようやく全開です。鶏ガラベースと思ってたところ、やはり魚介系の下地がしっかりあるのを再認識いたしました。節系と昆布のエキスと思わせながらも、苦味排除の煮干系も忍んでいるかもしれませんね。ニボ感がありませんから、鰯系じゃなくて鯵系だったりして(妄想妄想あてにしないで)。
 

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 加えて温度感が素晴らしい!。熱々すぎては香りが飛ぶ。ヌルいのは持ってのほか。醤油感覚が全体的にキープしつつも、熱々なのが食べ応えに通じます。特に気になったのは、スープを飲み干した後に残る、醤油系のほのかな酸味。酸っぱいと言っておらず、酸味を思わせるような醤油の残像。それが、熱々の中にくっきりと足跡を残すから、実に秀逸。これで、650円なのだから恐るべし。
 
 
 
<クツクツし過ぎない余裕ある密度感に麺の風味も感じるのだ〜>
 
 私は元来、スープの方に興味の多くを注いでしまうのですが、最近は麺の旨いやつにハマっています。この麺は確かに旨い。麺を引き上げると、確かに感じる醤油スープに染まった色合い。軽く薄皮一枚程度の半透明な層に、醤油スープが浸透しています。かん水少なめなストレート細麺が、褐色に染まるのが実に旨そう。しかも麺同士が張り付き合うので、スープの持ち上げも非常によろしい。スープとの一体感を醸し出すのに最適な状態です。
 

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 先ずは前歯で当てて見ます。力を入れるとそれは、淡くクツクツとしたような感覚。加水の低さで風味の良さを感じる一方、密度感はそれほど高くなく余裕すら覚えます。食べる前半の状態は、半分汁が浸透している状態で、麺自体の風味を味わえるところ。奥歯で潰すと、濃ゆい醤油スープ感の波打つ合間に、ふわっと寄せる小麦グルテンの風味を感じます。その次の咀嚼で一気に、スープとグルテン風味を押しつぶして一体感となす旨味・・・・。これがたまらんっすな!。後半は、完全に汁を吸い込んだ麺になるところです。とてもしなやかになり、少し歯を当てて力を入れると、きれたり潰れたりします。こうなれば、もう唾液にあっという間に塗れて、すぐに甘み旨味の変換されるー。
 

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半レアっぽくてギュっと薄味タレの浸透を感じるチャーシュー!>
 
 このチャーシューでなく、古風な煮豚風だったり吊るし炙りだったりしたチャーシューだったら、随分と印象変わってるかもしれませんね。研ぎ澄まされて、ワックスかけられたような醤油スープは今風に映るけど、この肉を見れば、「嗚呼、コンテンポラリー醤油麺ね!」と分かってしまう。
 

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 赤身と脂身が複雑に入り混じった豚肉です。脂肪分の多さから、前足の肩肉や、後ろ足のもも肉ではないでしょうな。規則的な脂層もないので、バラ肉とも思えず。結果的に肩ロース肉と言う導き出しですが、本当のところはどうなんでしょう。
 
 二日酔いの状態でこれ食っても、やはりビールに合うよな〜って思いますな。低温調理っぽいピンクさがとても柔らかそうに見えて、実は締まった歯ごたえがいい感じ。塩気も程よく酒を誘うかも。脂身はややり旨い・・・舌の熱よりスープの熱の方が高いはずなんだが、舌の上で溶けてゆくような後味です。旨い。
 
 
 
 総じまして、「王道にして今風ブラッシュアップが鋭いお醤油中華そば!」と言う感覚でして、キッチリした全体の仕事ぶりは、流石としか言いようがありません。今回も素晴らしいの一言です。ぜひ、早くいいアルバイト君が見つかってくれるといいなと思う次第。さすれば、ラーメン製作にももっと意識が集中できて、さらに飛躍的な作品ができたりしてー。今後も期待です。なんと、全部食い切り汁まで飲み干すと、体調がすっかりと元に戻っていた・・・・(いやマジで)。自分がつくづくラヲタであると確信した瞬間でした。ラーメン食ってりゃ長生きできそうです(年金不足で食えなくなったら死ぬ合図)。これからも頑張っていただきたいです。また来ます。そんな感じで応援気分でとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   昼下がり
   さくらの記憶
   薄れつつ
 
 
   こてつのそばの
   琥珀は濃ゆく
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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