ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5645】立川大勝軒(東京・立川)つけそば 〜時代を超え世代を超え腹いっぱいの幸せ感じるならやっぱり大勝軒!

急に食いたくなるのが東池系

 
 この日は外出で時間ないので、早めに昼飯昼ラー食って午後の目的地まで向かおう。立川経由だったので、久しぶりに立川大勝軒へにでも行ってみよう。何と・・・記録によると前回から4年以上経ってまして、味の記憶が残っておりません。
 

 
 そんな感じで、広い店内に一番乗り。カウンター席の角に座る。そしたらしばらくして3番目の客だろうか、多分常連さんで一旦奥のテーブル席に誘導されたものの、なぜか引き返して私の隣の席に自ら座席変更(?)。店内ガラガラですぜ・・・なんでオレの隣???。しかもこちら側にやや斜めに座られまるで私は監視されてる状況に近い???(汗)。なのでお連れの方との会話がどしても耳に入るのですが、いつもここだからここが落ち着くのだとか。・・・なるほどそういうことなのね!。でも隅から2番目3番目の席じゃなく、本当は一番隅の席(今オレが座ってる席)がお気に入りなのだろうか。席変わってあげれば良かったと今になって思いますー。
 

 
 
 
<全体> シンプルで見慣れたはずが圧倒的な存在感!サイズと素朴な質感が嬉しい東池系つけそば!

 
 まぁ、そんな流れで妙に側頭部に視線を感じるような錯覚で食らい始めます。これまで大勝軒では圧倒的に「中華そば(汁そば系)」が多い私ですが、なぜか券売機の前に立つと、つけそばが目に入ってボタンをポチリ。しかもこれまで数回しか食ってない「あつもり」。なので妙に新鮮な感覚がしました。 
 

 
 画像ではわかりにくいが、実はつけだれの器が大きい。フツーにレギュラーサイズの丼で、そこになみなみと注がれているところが嬉しいです。そして麺量が思ったよりも多くてちょっとだけ焦る(笑)。実にティピカルな東池系つけそばのスタイルです。
 

 
 
 
<つけダレ> まったりとコク豊かに仕上げたような質感!甘辛い醤油ダレのニュアンス!マイルドな仕立て!

 
 見た目は、ライト系な豚骨魚介のようであり、その濁りの中に旨味の溶け込み方が印象的です。れんげ出すくって眺めてみると、そこにはラードなのか??綺麗な脂がペイズリーのように表面を漂ったりしてます。また一方で鶏系の旨味とも受け取れそうな仕上がり。でも味わうとまったりとした芳醇な味わいで、豚系の旨味を伝えるようです。
 

 
 また想像通りのほんのりと甘いニュアンス!一方でカエシの塩気がじんわりと滲み、豚コクがしっかりとコーティング。甘さと辛さ・・・比べると少しだけ甘さが先行か?。でも甘さがしつこくないのは、微妙に酸味が溶けているからと感じとります。そのままでも難なくグビグビと飲み干せそうなギリギリラインが、ナイスです。馴染んだような味わいに変化して、酸味とピリリ感が後引く。ライト豚魚、さらさら醤油、濃厚豚魚ともまた違った質感が、安寧の東池系といった感じでしょうか。
 

 
 
 
<麺> 王道中太ストレート麺!あつもり!モッチリぬっつりとした弾力?引き締まる歯応え!

 
 さて東池系って量が多いのは分かっているんだが、時々店によっては、量の感じ方が違う。通常中盛で320gってのが相場なのだろうけど、余裕で食える店があったり、並にしときゃ良かったかもーっと配膳の瞬間に汗をかく事もあります。こちらはどちらかというと後者に近いようで、よく勢いに乗って大盛にしなくて良かったと感じます。
 

 
 さてその麺。角麺が膨れっ面して丸麺にも感じる中太麺。健康的な小麦粉を感じさせる白いようでやや黄色い地肌感。艶めかしく光ります。モチモチ感が表面から見て取れるような多加水の風貌で、前歯を差し込むとプッツリ、プッツリと・・・千切れ間際の弾力感が印象的。
 

 
 特に今回は「あつもり」にしたから、モチモチ感とクッシリ感の中間のような、モツモツとした奥歯の横ずれ的な潰れ込みが、楽しさを感じます。ひやあつの締め具合がいいですが、あつあつの明るい弾力も楽しからず哉!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 厚めな赤身は出汁も吸い込み肉本来の味わいたっぷり豚ロース!脂身の甘味と噛締める!

 
 個人的にはいい感じでスカっとした歯応えのロース肉。つけだれに濡れてじわじわとそれを吸い、繊維方向に柔らかく千切れていくのがパターンでしょうか。ナチュラルな肉の本来味を残す赤身が大方を占めている大判肉です。
 

 
 一口で食らうとちょっとツラいほど。噛み締めるとその肉味がしっかり滲み出る旨さに、吸い込んだつけだれの旨味が加わります。噛み締めるほどに一体化擂る旨さ。
 

 
 
 
<メンマ> スープを吸い易く麺とも絡んで旨し!短冊板型でライトな食感と出汁感!

 
 板型は繊維質にそってシャクリと歯切れがよく、スリム材木型はクニュリと柔らかい反応を一旦してから、コリッと淡く千切れる。そんな歯応えがランダムで感じながら、薄味の竹に、スープが混じった味わいを楽しみます。味わいは薄味系でスープや麺にも馴染みやすいタイプ。メンマ増しの選択肢もありでしょう。
 

 
 
 
<味変化> ほんのひと匙のおろしニンニク!ぱらっと一味唐辛子!これだけで味の輪郭がクッキリ!

 
 甘辛い傾向なので、酢を投入してさっぱり変化させる手もありですが、今回はニンニクを投入してみました。これはもう期待と想像の通り、豚骨エキスにダイレクトに結びつき、豚の旨味をアクセラレートする展開。また醤油の輪郭もヴィヴィッドに感じさせるような変化を感じます。
 

 
 また一味唐辛子を足すのいいかと!。ニンニク一辺倒の味の輪郭強化より、唐辛子系のズドンとホットなニュアンスを、味のバランス崩さない程度に投入するのがオススメです。
 

 
 
 
<割りスープ> コールするとポットで提供!割ると熱感アップで旨みが生き返るようでほっこり感覚!

 
 麺とつけだれの量が想像以上に多く、今回はこれ無しで終えようかと本当に思ったんですが、どうも・・・つけ麺つけそば系で、割りスープをしないというのが、流れとしては完結しないんですよねー。なので多少お残しとなろうともやるべし!と思ってドバドバとライトで淡麗な出汁を投入。
 

 
 おおお!やっぱりこれは外せない。再びつけだれに温もりが蘇ると本来の旨みも勢いを復活。そして淡い出汁感が、本来の汁そば系のほっこりした味わいが広がるではないか?。気がついたら殆ど飲み干しそうな段階だったので、一気にラストスパートして完飲ですー。
 

 
 
 
総じまして 「時代を超え世代を超え腹いっぱいの幸せ感じるならやっぱり大勝軒!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。近年美しさと美味が広がる拉麺が広がるのは拉麺ファンとして歓喜するばかりだけど、時代と世代を超えいつまでも広く支える拉麺ってのは宝物ではないかと!。東池系に限らず大勝軒って聞くとそんなことをつい感じてしまいます。やっぱり良いね大勝軒!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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