【今週のラーメン５１４９】つばさ家武蔵境店（東京・武蔵境）焦がしにんにくラーメン中盛ほうれん草増し　〜これは名作なるアレンジ家系拉麺！？力強いマー油香ばしさと豚骨醤油の素晴らしき一体感！今あるうちに一回食っとけ！

限定提供期間延長！それ知ってすっ飛んで行った！

　元々「家系」の経験値低いながらも、ラーメンヲタクだから有名店は、それなりに渡り歩いた私ですが（かなり過ぎた話：汗）、そんな私がこの一杯にはとてもハマった！。それが、つばさ家の「焦がしにんにく」です。

　２月は忙し過ぎて再ゲットできなかったんだが、心惜しむ気持ちでお店公式ツイッターを見てみると３月も提供延長だってばよ！。そんなら行かなアカンでしょ！と、前のめりな突撃モードで訪問してみましたー。

＜全体＞湯気に滲む濃厚マー油の香ばしさ！じっとり豚骨醤油に混じる迫力！立ち込める色濃い家系風合い！

　この漆黒の焦がしにんにくが色濃くてインパクトアリアリ！。元々のワイルドな風貌に家系らしい規律は感じますね。肉！ほうれん草！海苔！その三つ巴のバランス感覚がいつもながらナイスです。特に今回はほうれん草増しなので、黒さと青さに眩しさを覚える麺顔です。

　へへへ・・・それにしてもやっぱり丼の内側に張り付く焦がし大蒜がまたそそる！。熱々モクモクと立ち昇る湯気の中に、焦がし大蒜の香ばしさが漂い鼻腔をくすぐります。当然ながら、家系豚骨醤油らしい鶏油の明るさもあり、豚骨煮出しの濃厚さが滲む。もうすでに自分の中では、名作家系と感じておりますー。

＜スープ＞ひと口めから旨さが響く！家系豚骨醤油とマー油の相性が絶品！焦がし大蒜のパワフルさに豚骨＆鶏エキスの濃密さが響く！

　分かってはいても、やっぱスープの一口目の初動から旨いと感じるわ！。焦がしにんにくと家系豚骨醤油の相性が絶妙です！。家系なりの豚骨の髄を感じる風合いに、鶏エキスの混じり合うのがスタンス。更に醤油ダレがまとまる！クチの周りに微かにポタポタと貼り付くような、動物系コラーゲ感が良い。ここまではいつもの味わいです。

　これに負けず劣らず焦がし大蒜の香ばしさと、キレッキレな大蒜パンチが実に痛快なのです！。焦がし大蒜・・・いわゆる「マー油」が重厚な豚骨醤油と対峙します。にんにくは動物系のエキスと相性が良いのは当然だが、焦がした香ばしさが醤油風合いと塩気に結びつくようでそれが秀逸！。

　嗚呼期間限定が名残惜しい。プラス料金で味変化アイテムとしてラインナップしても良いのでは？とレギュラー化の提案妄想をしてしまう〜。

＜麺＞焦がし大蒜香味に塗れ吸込む旨味！凛々しく図太い麺線！ワイルドそうでナチュラル！

　今日も中盛、当然カタメ指定。大盛まで同一料金が魅力的です。ナチュラルな物腰感が見てとれる中太麺な感覚は、まさに家系ってな風貌で、捩れやすいところがいかにも家系らしくいいね。仄かに薄黄色いところに、焦がし大蒜の黒さが貼り付きまとわりつきます。そして定番の鶏油効果もあってか光り輝いてるではないか。

　カタメな割には、ナチュラルな物腰で、それは芯を感じることのない、麺全体でクッシリと感じさせようとする感覚でしょうか？。噛応え・スベリ他、ややマイルド系な固さゆえに中加水の品の良さもナイス！前歯ではスパスパと千切れて行くようで、奥歯感覚は、クッチリ、ちょいワシッと潰れる感覚がいいね！。

＜ほうれん草＞塩気と香ばしさが効いた汁を吸い込み甘味を滲ませる！クタクタ加減がナイス！

　今回は思いっきり増してみたが、痛快でそこに出汁が沁みる旨さに泣ける。この絶妙なるクタクタブリが、なぜか家系の上でなら実に旨さが水を得た魚のようにイキイキ！。

　豚骨エキスの塩気を吸い込み、焦がしにんにくの香ばしさを纏い、そして受け止めるほうれん草の甘味が旨し！。

＜チャーシュー＞ロース部分が程よく脂が抜ける？出汁を吸い込む！微かに香ばしく質感高し肉！

　実は今回は、一枚だけ肉追加したとさ！ふふふ・・・大きさもいいしボリュームもいいし、並びつけもナイス！。食べやすさというより、旨さが光る肉感がナイスです。

　また、噛んだときに、微妙に「ほろっ」と崩れる感覚がよいのです。なのでチャーシューメンも当然オススメですぜ！。

＜味変＞性懲りもなくトリプル薬味で厚化粧！ニンニク・豆板醤・生姜！ガッツリ攻めて実に痛快！

　やはり今回も当然の如く味変化で遊んでしまう。これぞ厚化粧？薬味祭りでございます。定番のおろしニンニク！遊び心で豆板醤！そして自分のこだわりすりおろし生姜！。やはり溶かすと格段にキレが生まれます。そして時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わる！。味のトリプル薬味攻撃！味変厚化粧激しくオススメ！。