ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5507】らーめん 文蔵(東京・三鷹)らーめん 〜王道の豚骨魚介!真摯な姿勢!ブレない旨さ!三鷹にあり!

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これぞ拉麺店!飾らず質実に提供し続ける豚骨魚介系拉麺

 
 開店以来、メニュー数も広げず、店舗も広げず、ただ粛々と寡黙な職人のように拉麺を作り続ける姿勢。そんなものを感じます。2000年後半に空前の濃厚豚骨魚介ブームが東京で沸き起こる暁に開店?。その後、勢いに乗って人気店になっても開店当初の地味な姿勢は崩さず。若い店主の割には職人気質。
 

 
 その後年数も経って、奥様ご懐妊で一時期ワンオペで励みながらも、粛々と営業を重ねて今日に至るって感じです。いやぁー・・・まさに燻銀なる存在感でしょう。今だからこそ、文蔵の素晴らしさをお伝えしたい!
 
 

 
 
<全体> シルキーでサラリとした豚骨煮出汁!ザラツキ粗めの節と煮干しの溶け込みが広がる!

 
 文蔵の豚骨魚介は「ざらつき」が特徴です。白い丼の縁にはぐるりと一周、魚介成分の張り付きがあり、それがスープ表面と繋がってるほど濃ゆい。
 

 
 そしてサラサラな粉末の魚介やラードも少々感じる雰囲気ですが、ギトギトコテコテとしたギラつきがないため、見た目以上にするりと飲み干せるのも印象的です。
 

 
 
 
<出汁> ザラつくようで滑らか!王道豚骨魚介を踏襲しつつ安定感と懐かしさを覚える出汁!

 
 比較的魚介が強めであることで、スープをすすると、丼の内側面に魚介粉の貼り付きが見てとれます。魚介の甘味が先行するタイプ。ニボニボっとした感覚とは違うタイプです。さりとてオーソドックスに豚骨エキスのコクをベースに煮干が溶けている王道的な味展開。
 

 
 そしてもう甘さと香ばしさが融合しており、タレのカエシすら円やかに感じさせます。ザラつきを素朴と感じせるもの印象的。味わいとして、しっかりと旨味を伝えます。麺にもそれが浸透して貼り付き、チャーシューにもエキスが浸透するかのよう。また微妙にオイリーなのも見逃せません。これが豚骨旨味をしっかり伝え、食べ応えに繋がるような印象です。うん!いつ食っても飽きずに食えるマイルド豚骨魚介!。 
 
 


 

 
 
<麺> 自家製麺!中太ストレートの明るさがいいね!王道のモチモチプリプリ系多加水!


 
 これも王道の多加水ストレート麺。豚骨魚介で特に汁系なら、このモチモチ感が相性のイメージですよね。つけ麺で一時期低加水極太にハマった私でしたが、今はこれがいいかも。改めて今なら・・・エキセントリックよりもオーディナリーな味わいが、長く愛され生き続けられると感じるのです。
 

 
 非常に丁寧な自家製麺。奥の製麺スペースに粉埃もなく、そういうところも好印象です。まず歯切れが楽しい中太麺で、前歯では案外プツプツと安易に切れ込みます。そして奥歯へと運んで噛み潰す時に軽い弾力がええねぇ〜。それを更に潰した時に豚魚の味より先に麺の味を感じる?。ゆっくりと汁が浸透しだしたり、舌が出汁の味に慣れてしまった後は、それらは瞬時の出来事になってしまいますがね。
 
 


 

 
 
<チャーシュー> 自重で崩れる柔らかさ!赤身脂身に魚介エキスが染み入る甘味!作り込み丁寧な豚肩ロース肉!

 
 豚肩ロース。そして煮豚タイプ。脂身は適度に差して、周りからタレがじわじわと浸透しているイメージ。見た目以上にとても柔らかく、繊維質にそって崩れるほどに柔らかいです。自重で崩れ、麺に絡んでかき回されるとフレーク状態になるのですが、それを麺に絡めて食らうのもなかなか旨し。
 

 
 脂身には甘みがしっかり感じられ、そして赤身部分にそれが染み出して全体を高めます。当然ベーススープの豚骨魚介のコクもしっかりと浸透!肉本来の味に豚骨魚介スープがよく入り込み、まさにスポンジ状態。それを噛み締めると旨味がジュワーっと滲み出るのが旨さ痛快です。 程よい大きさと分厚さ!3枚で十分の充実感!。
 

 
 
 
<味変化> 豚骨魚介に七味唐辛子は相性抜群!軽い刺激が旨味を広げる!

 
 最近、胡椒より七味唐辛子が好みです。ひとふりで十分ですな。またちょっと入れ過ぎたかと:笑。魚介の甘味に七味の辛さが良く合うのです。終盤になって甘味に慣れてしまったら七味唐辛子はオススメ。辣油では変化しすぎる(油そばなら良し)。食欲刺激で一気に爆食!。
 

 
 
 
<他具材> 色合い明るい食感!繊維質繊細で大ぶりなメンマ!出汁を吸い込んで旨味深し!

 

 

 メンマも上質!しかも大きめで量も多め。素材の味わいと風味がしっかり伝わるし、サクサクととても歯切れが良いのです!。繊維質が実に柔らかく、隙間に出汁が入り込んで旨味が足されて尚旨し!。これも逸品!。 
 

 

 
 
総じまして「王道の豚骨魚介!真摯な姿勢!ブレない旨さ!三鷹にあり!」

 
 ・・・と言う感覚!。これからもラーメンシーンは色々変遷してゆくと思うけど、確かな旨さはいつの時代も突き抜けると思う。無骨に見えても思われても、信じる道信じる味を進んで欲しいと思う次第。もう少し訪問しないといけないかな(笑)。また来ます!そんな応援気分のまま激しくオススメ!。とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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