ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2548】麺 みつヰ (東京・浅草)醤油・味玉+純米酒真名鶴


<快晴の冬空は、幸先見通しの良さか!?早速新店舗に行ってみた!>


 ちょっと野暮用で超遠出外出。そこではラーメンも食わず早朝からUターンですよ・・・・。あまりにも悔しいので帰りの新幹線で「東京に着いたら何かいいラーメンを食って帰ったるねん!」と意気込んで、あれこれとブロガー情報とか、ラーメンSNSを探っていると、本日オープンの「麺 みつヰ」さんの情報をゲット。こうなれば、勘と言うやつか、行かねばならん!と思い込んでしまった。到着の東京駅から速攻で訪問してみましたよ。そんなこんなで浅草界隈に出没してみました。いやー、天気がいいねー。スカイツリーとビール会社のビルが、青空に向かって乾杯しているようですな。








 なかなか小ぢんまりしたL字カウンターのみのお店。すでにカウンターには、一人分のお盆がセッティングされており、ちょっとばかり高級感を醸し出してます。でも新規オープン間なしとしては、非常に和む雰囲気で、客層も壮年ご夫婦が2組と言う落ち着き感もあります。こちらは、券売機なしで前金制となっております。今回は昼間から飲み気分だったので、まずは「純米酒」をオーダー。色々考えたんだけど、まずは醤油行っとけーというとと、味玉頼んで売り上げ貢献と言う感じで「醤油・味玉850円」を追加オーダーです。そしたら、「今日の卵は小さいサイズなので50円お返しいたしますー」だってさ。あらら、なんて良心的なんでしょうー。












酒:「純米酒・真名鶴酒造(福井大野)」


 400円と言うリーズナブルな設定だと思います。私は大吟醸が好きなおっさんなんですが、米の野趣もなんとなく感じられる純米もなかなかいけますね。福井県は個人的に地縁があるし馴染みも感じます。風合いが濃ゆいけど淡麗に抜けていく感じで、辛口っぽい後味がないす。徳利とグラスと言う組み合わせなので、どこかボリューム的にお得な感覚もあったりして・・・・。半分だけ取っておいて、あとはラーメントッピングをやっつける時に一緒に流し込みましたー。


   



   











汁:「澄み切った透明感の中にキレを感じる鶏エキス!醤油だれは明るくライトな熟成感を保ち、甘みと酸味が柔らかし!」


 昼間の酒はどうしてこうも早く回るのだろう。と感じていたところで、配膳が完了。恭しくご店主から提供です。一見して「ネオ・またおま」と思わせる淡麗清湯のスッキリ系と思えど、どこかしら素朴さが滲んでいるゆな印象。これは、東小金井の名店とか、武蔵境の味噌名店から受ける影響なんでしょうか・・・。非常にクリアーな醤油ブラウンがナイスで、素朴なのに突き抜ける感じで、中の麺やどんぶりの底が透けて見えそうです。








 実際に味わうと、これがまたスルスルと染み入るような鶏のエキス感。鶏!鶏!!鶏!!!とアピって来るようでシツコクないので体全体に優しそうです。そして塩気を探そうとすると、甘みが先に近寄って来るようなイメージ。甘いスープ出ないけど、どこか甘みを意識してしまう不思議さがあります。その醤油ダレのキャラクターによるのでしょうかね。醤油のニュアンスは、熟成を感じるけど、とてもライトで明るい味わい。火入れの微妙さがそうさせるのか、とてもフレッシュなイメージ。そこに柔らかい甘味と塩気。そして、微かな酸味を奏でるかな。白髪ねぎの薬味すらエキスが滲んだのがわかるくらいに、透明感が広がるイメージ。







 また部分的に、チャーシューやレンコンが滲んだところは、その味わいが響くので、面白いことになります。またスープに吐き出される麺の風合いも後半になると複雑さを増すので、旨味がアップするような感じです。これは最後まで本当に負担なくスルスルと完飲してしまった・・・。うまし!。













麺:「先ずは細麺からスタート・・・細麺と言えども風味と食べ応え分厚い感じで食べ応えありあり!」


 まずは細麺のみでスタートとのこと。いずれ起動に乗れば手もみ太麺も提供が始まるとのことです。このことから、東小金井の店との関連性が感じ取れますねー。期待が高まる瞬間です。さて、そうは言ってもこの細麺、一般的には標準的・・・いや一回り厚めかも知れませんよ(笑)。極細のイメージを私が勝手にしてしまったそのギャップかも知れませんが。







 この麺がまたうまい!。もちもちとした食感の中に、密度感がしっかりと残っていて、そこから吐き出されるグルテンの風合いとか甘味が、とてもうまい。特に後半になってスープのエキスが少し滲んできたあたりがうまい。つけ麺は全然眼中にないようですが、つけでも食ってみたいくなる質感の高さです。








 すすりあげですが、ツルツル表面なので、口当たりよく抵抗感もないためとてもライトにすすりあげられます。まさにズボボボーーっと一気にバキューム可能。最後のちゅるっとした部分まで嬉しい感触です。大盛り100円とのこと。この質感ならリーズナブル。最近ちょぼちょぼと150円と言う店も増えつつあるから、良心的かも。







具:「デフォルトで2種チャーシューは圧巻!また・・蓮根がアイデアだね!うまし!そして見通しも良しだね!!」


 おお、そういえば「50円バック」してくれたんだっけ!。食って中盤ごろになって味玉が抜けていることをに気がつきました(爆)。ご店主に伝えて、お詫びとともに別皿で味玉が提供。なるほどM玉のこじんまり感あるけど、白身は薄味のたれが深く染み込んでいてふるふるって柔らかい感じでうまい。また卵黄は、芋羊羹状のスカスカ部分から、ジェル状の部分へとゆるりと変化してゆくグラデーションがいい感じ。







 またデフォルトで2種チャーシューも嬉しい。レアというより、ほんのりと熱の通ったピンクというロース肉が非常に美味すぎる。+200円で何枚追加なのかが気になるところ。酒と一緒に流し込むと至福でございます。歯ごたえもクッションのように柔らかくてしっかりしている。味もほんのりと薄味のようで、程よい塩気が心地よい。一方は、バラ肉ロールで脂の美味さを堪能できる王道のパーツ。自重で崩れそうなほど柔らかで、脂身は舌の熱で溶けてしまったのでは?と思うほどに甘くとろける。ずるい・・・もっとオレを楽しませてからさって欲しかった。









 そして、メンマ・・・と思って食ってみたら「蓮根」だった(笑)。思いがけぬ仕掛けと、もともと蓮根大好き「レンコン星人」なオレなので、思わぬ遭遇に心の中ではお祝い花火が爆発してした次第です。良いねーー、非常に良いねーー。特に蓮根の「穴」がうまい!。穴って言うと・・・何を食っているのか?空気を食っているのか?と言われそうだが。













 総じまして、「ネオ・またおま系の中に・・・素朴さやひたむさが滲む、そんな醤油の一杯」という感じでしょうか。とっても悪くないですよ!。これから手もみ麺も展開されるとのことですし、「おろしそば」という麺好きにはそそりまくりの一品も食べてみたいし!。ここは再訪問したいと思います!。次回は当然、「塩」です。蓮根を別皿で、冬なれば冷酒、夏なればエビスで喉を潤しながらね。これから、いい店になるといいね・・・ということで、期待を込めて詠います!。



    冬空の
    蒼さに希望
    突き抜けて



    清きスープに
    映したる哉



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




歌舞伎キャラクター絵図 厳選53演目の見方・楽しみ方 (コツがわかる本!)

歌舞伎キャラクター絵図 厳選53演目の見方・楽しみ方 (コツがわかる本!)