ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2412】 濃厚鶏そば 暁月 荻窪店 (東京・荻窪) 煮干し鶏そば

<ラーメン激戦区荻窪にこっそりと新店舗>


 この日は一日中、台風の影響で予定がかなり狂ってしまいました。仕事が上期末に向けて溜まっているのにハケない・・・・。微妙な夕方五時に都内で解放されて・・・そこからオフィスに戻る気力もなく、メールで直帰と軽く連絡とボヤッキー入つつ、さっさとトンズラーです。多少むさくさしてので、軽く飲みたい気分。しかし時間が早すぎたので、近くのガストで「ハッピータイムビール@246円」をいただきつつ時間を潰して、うだうだと浜松町界隈へ。千ベろを軽く楽しんでから・・・・・家路へと急ぎました。そこで思い出した!オレを除く家族は・・・友達と食事会へ行ったのだった!どうも「叙々苑」に行ったらしいのだ!!・・・なんだかこっちは腹もち悪いので、途中の荻窪でお安く富士そばでもいただいて帰ろうと途中下車です。








 ところが、その富士そばの隣に(となりのビル地下に)、なんとラーメン屋が開店しているではないか!これは本当の本当に知らなんだ・・・最近、荻窪をご無沙汰してますし。メニュー見てみると濃厚そうな鶏白湯ばかりで、ちょっと今回は敬遠かなーっと思いつつ、なんだか「煮干し鶏そば」と言うあっさりメニューもあるではないか!価格は700円。この価格なら頑張っている方です。富士そばは、どこでも味わえるから・・・・今回はここでラーメンと、自分に都合の良い言い訳を捻くり出して、いざ訪問です。


   



   











【煮干しの甘さに醤油ダレの塩気が拮抗!優しく包み込む鶏清湯の味わい】


 ここは以前は何屋だったんだろうね・・・記憶がない。地下のちょっと急な階段を下りて行き、右に曲がったところがそおお店。非常にこじんまりしていながら、カウンターとミニテーブル席をうまいこと入れ込んでて、キャパはそこそこ。券売機の他におつまみメニューと軽いお酒メニューがあって、食う前に飲んでうだうだとできる店みたい。なんだ・・・ここへ来る前に千ベろしてきたのにね。入店時は、先客1名で寂しそうだったのに、私が福の神なのか、その後一気に8割方客で埋まってしまいました。結構固定客を掴みつつあるのかもしれませんね。








 さて配膳はかなり早かった。手を洗って席にもどって一息ついてボーっとしてたらもう来る感じ。麺顔はというと、これまで本当によく見て来たようなオーディナリーな風貌。優しそうな醤油ブラウンに、鶏系の薄っすらとした油が浮遊する。そして玉ねぎみじんがこんもりと盛り付けられて、それでも薬味ネギがしっかりと備わる。肉系トッピングも3種で、穂先メンマがズドンと周囲に漂う。特別でないけれど頑張ってる!。これで都内で700円ならそこそこ大したものだわ。







 味わいは、最初に感じるのは鶏系清湯の豊かなコク。もともとは濃厚鶏白湯がメインなお店らしく、鶏エキスの煮出しには自信がある感じ。実に嫌味のない芳醇さでいい感じ。そこに醤油ダレや様々な塩気がじわっと広がり、最後は、玉ねぎ等の薬味でさっぱりと仕上がってる感覚。







 一方の煮干しは、そこそこの主張。ニボっとしたエキスは皆無で、どちらかと言うと甘みをメインで全体を落ち着かせようとする感じ。この日の私としては非常にWelcomeな仕上がりで好印象です。やはり、こってりメインな店でも、一品だけでいいからあっさり系があるとホッとしてしまうねー。







【ちょうど良いクツクツ加減と加水の加減、そば感覚でズボッと食える楽しさ】


 おそらく濃厚鶏白湯に合わせてチョイスされた麺だと思いますが、さらっとしたこのスープにも合います。角ばったところがありつつ丸みを少しだけ感じさせる角麺。やや黄色い地肌感ですが、ナチュラルな小麦の風合い。芯を感じさせるというより、全体的に引き締まりが強いと言う印象で、前歯を立てるとクツクツっと小気味よく切れ込みます。麺と麺との引っ付く感じがあって、スープの持ち上げもなかなか良さそう。奥歯でプレスするときは、端から順列にクチクチクチクチっと潰れ込むような感じさえします。








 とにかくすすり上げが軽やかで楽しく・・・良い印象。地味なお店の印象だっただけに意外な展開。汁をあまり吸い込まないところが個人的には好きかも。やはり「そば」と名打つからには、ズボボボボボーーーっとすすり上げて食うのが流儀でして、最後までいい感じですすり上げました。












【少しづつだが手をかけてる感覚ある鶏三種トッピング】


 もも肉と胸肉のチャーシュー。そして肉団子という構成。意外に思慮深い構成です。どのピースも少し小ぶりなサイズ感。なので一つ一つのインパクトは薄いけど、一連の流れとして捉えるのがよろしかろうという感じです。確かに小さめだけど、ももは脂も少し感じる一方で身の引き締まりが歯ごたえとして伝わる。胸肉は少しロールしたパフパフっとした感じで、汁を少しだけ吸い込んだ感じが、またスポンジ感覚で旨い。どれも一口サイズだけど・・・はかなくてもうまし。また団子はてっきり業務用の惣菜冷凍物かなと思ってたけど、食すると手作りっぽいふわふわ感とジューシーさがいい感じ。誤解でしたかな・・・・。これなら酒のアテにいただきたい次第。














 総じまして、荻窪どんどん羽目外してでもプレゼンス高めて欲しいポテンシャルありな店」と言う感覚でしょうか?。荻窪は激戦区だから厳しいと思うけど、意外とこの手の濃厚鶏はカブらないかも・・・。一定の実力は確かに感じる店なので、強豪に埋没せずにどんどんと限定など繰りなして、存在をアピールしていただければ幸いですかな。そして意外に鶏系のつまみがイケてそうに思えるので、夜は飲み系をガンガン出してくれれば、嬉しいかなーなんて、余計なお世話か。ラインナップに日本酒が一つ加わるだけで、訪問モチベーションが上がるのだが、これは個人的な考えなので悪しからず。ともあれ、滅多に新店舗が出てこない荻窪で、嬉しい産声。これから期待したいです。ということで・・・なので詠います!



   疲れては
   一人千べろ
   腹減りて



   千鳥足にて
   〆の鶏出汁



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

   




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