なんだかんだで天一納得!
京都生まれ京都育ちの私は、ガキの頃から天下一品にはハマっており、また浪人時代はストレスの捌け口のように食いまくっていたのでした。もう一生分の天下一品を食い尽くした感があって、上京してから全く行かなくなってしまった。ですがGW前半でどの店も異様にお気に入りの拉麺店が行列しており、今回はふと思いついたように高円寺店へとやってまいりました。
確か高円寺店は、東京では数少ない直系という記憶なので。 しかし少々近年になって少々このブランド苦戦気味だとか??。何となく価格帯がネックなのだろうと個人的な感想です。
<羽根つき餃子> その名の通りカリッとした羽根の歯応え!エアリーでふわっとした餡!甘めのタレが合う!
最近になって塩系も提供するようになって、約10年ぶりっぽい感覚だから少しメニューに迷ってしまう。その間を埋めようと羽根つき餃子をまずはトライ。 案外と食べやすい。ニンニクのパンチは抑えめで野菜の甘味すら感じる様子。
またフワッとした感覚なので、皮のパリパリした羽根つきのクリスピーな歯応えとは中々相性が良いです。またタレは酢醤油と言うより少し甘味を感じるタイプだったので、これが妙に相性良く感じます。
<全体> やはりこってりが一番!濃厚鶏白湯に醤油ダレ溶け駱駝色の濃厚感覚!
私が急に天一から足が遠のいたのは、平成になって全店舗センターキッチン化した頃から。総本店は味が違うとか一時よく気きましたが、昭和創業期の味とは別物です。試行錯誤の時期は濃厚さ追求のため豚骨も溶けていた記憶だし、またメニューは、こってりとあっさりしかなく、そのあっさりも濃厚さをただ薄めただけの代物で、あっさりは今の醤油味ではなかったのでした。
でも、久しぶりに平成版こってりを食らうと・・・これはこれでまた良いではないか。濃厚鶏白湯に醤油ダレ溶け駱駝色の濃厚感覚ってな感覚。
<出汁> 汁と言うより緩る緩るポタージュとも感じる濃厚感!大蒜と醤油が溶ける濃密鶏白湯!
もはや説明不要かもしれません。鶏白湯も都内なら数多くあるが、この味だけはこのブランドにしかない唯一無二の感覚かと。確かに鶏エキスの詰まった感覚がありありで、飲むハイカロリーってな背徳感すら覚えます。濃厚な割にはきめ細かいクリーミーさで、濃密と言った方が正しいかもしれません。
やみつきになる、ハマる、そんな感覚もよくわかる。まずはニンニクがとても効いており、しかもナチュラルな一体感あり。そしてそこに醤油ダレの妙が光っていると感じており、単にアミノ酸で味を分厚くしただけではない、独特の惹きがそこにはあります。どうせなら、コッテリMAXにしておけば良かったかも?。
<麺> 重厚濃厚濃密鶏白湯のパンチを受け止めるストレート細麺!パスタのように出汁を持ち上げる
この超濃厚で個性的な出汁を受け止める細麺。ストレートで麺と麺が寄り添いやすく、麺の隙間に濃厚鶏白湯が毛細管現象のように中に入って絡みまくりです。クリームスープパスタを食ってる感覚に近い?
しかしこの麺が特徴なさそうなようで、しっかり濃厚鶏白湯とマッチしてるからいい感じ。つーか麺の味わいも感じるようで、出汁と混じり合う旨さがナイス。
<具材> 出汁の個性に埋没しがちだが麺に絡めて存分に味わい倒す!
肩ローススライスと馴染みの短冊型メンマ。そして青葱。もう濃厚な出汁のインパクトに埋もれまくってそれぞれに印象が薄いのですが、それもまた天下一品では一興かと!。
<小ライス> せっかく来たならここまでやっとけ!濃厚おじやの如し!激しくオススメ!
多くの客は、焼飯セットの定食メニューの選択が多いけど、個人的にはこの濃厚鶏白湯スープに相性良いのは、やっぱり白米ですよ!。ハイカロリー摂取の後と分かっていても・・・残る濃厚スープを見ると、これを白飯にぶっかけない訳には行かなくなる。スープ程よくバクバク飲んで減ったあとだったので、小ライスがちょうど良かったです。
総じまして「京都と言うよりもはや日本を代表する味のひとつ?濃厚民族の胃袋を満たす王道濃厚鶏白湯!」
・・・と言う感動の嵐!。正直言って久しぶりに食って結構満足に浸っている私。拉麺の中でも天一と言うジャンルすら確立したようにも思える人気の味わいに合点がゆくかと。シンプルにこってりとライスと言う組み合わせが天一の真骨頂かと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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