ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1991】 らーめん Kaeru (東京・中野) 油めん・玉ねぎ・ニンニク・生たまご ~ボキボキハードが快感与える極太汁なしインスパイア!

 中野は、私のラ活ホームエリアでございます。なんだかんだ言って利用頻度の多い場所。それは勤務地から疲れ果てて帰ってきた新宿から、快速一駅という便利さゆえでしょう。普通なら、新宿で乗り換えならそこで食えばいいじゃん!と思うのですが、人が多すぎて疲れる・・・・。ならば、数分でたどり着く中野で少しゆったりと食いたいわけです。JR中野駅前で全てのラーメン店を食い尽くすのは無理としても、名店と思しき店は制覇したい・・・。そんな課題で最終的に残ったのは、この店「kaeru」さんだったわけ。なぜか後回しにしてしまったのは、Jインスパイアだったゆえに、選択肢から外れてしまったんでしょう。この2年ほど、いろいろ仕事で潰されて胃袋も随分小さくなったもんですから・・・(苦笑)。そんなわけで、クソ熱い夜に、空調切られた蒸し暑いオフィスで残業したあと、帰りにkaeruによって、憂さ晴らしの一杯です。今回も、Jインスパイア系汁なしといことで「油めん」とさせていただきました。








【フレンドリーな接客と、前コール体制でまさにリラックスなインスパイア店!】


 「太麺になさいますぅ〜?それとも細麺でよろしいですか?」と厨房からカウンター席を覗き込むような動作で店主の意思確認。その伝え方がとてもフレンドリーで、かつテキパキとしているから、会った瞬間から「この人、いい人!」と自然に感じます(笑)。しかも、太麺でと伝えた後、しっかりと無料トッピングのオーダーを待ち構えるように、客を急かさず、いいタイミングで受けとる気概。接客業とはこうありたいもんです。やはり、直前コール・システムより、事前申告コール・システムの方が安心感あるな・・・・。コール伝えてからゆっくりと気兼ねなく待つ姿勢ができますから。そういう理由で、Jインスパイアの中でも堀切系スタイルが好きになりつつある私なのかもしれません。








【タレはマッタリ〜&クリアーな醤油のエッジ!そこに卵黄とマイルド背脂が降り積もる】


 今回初訪問にあたり、「玉ねぎまし・ニンニクまし」とさせていただきました。玉ねぎの汁の滲みでを鑑みてカラメの注文できるか確認し忘れたのですが、テーブルセットにタレがあることに安心。そんなこんなで調理が進むのを高台越しに眺めつつ、完成型がこちらの一杯。いや〜、デフォルト状態の背脂が淡雪のごとくに舞い降りた感じですね〜。まさにサマースノーってな見栄え・・・そんなに叙情的ではないか(笑)。かき回すとタレにすぐ溶け込みそうなので、まずは丼の底へとレンゲを強引に差し入れて、タレを視認し味わいます。





 タレとしては、すでに乳化が進んだ豚骨出汁にやや溶け込んだかのような、やや霞んだようなブラウン。醤油ダレ!という感覚よりもすでに「豚骨醤油スープの一部」といった存在感です。味わうと、化調の程よい溶け込みとすでに滲んだヤサイの汁、そして豚骨エキスが調和して、なかなかマッタリ〜なマイルドタレに仕上がっとる!まだ、ニンニクの爆発前だというのに、食が進むような塩気と旨味が豊潤です。そうやって、レンゲを動かしたり、また麺を転地返ししようとしたりすると、徐々に卵黄が崩れだし、そして背脂が更に溶け出します。もうこうなってくると、ガッツリ系特有の濃厚豚骨醤油ダレ!というボディーがしっかりと完成されてきますね〜。そこから先は、薬味の仕事が発揮される瞬間です。









【ニンニクは当然ながら、玉ねぎもちょい辛! 全体的にシャープ!】


 やはり・・・生ニンニクの刻みが欠かせませんね。これがないと竜の絵に目がないのと同じくらい迫力が無くなる・・・。しっかりボディーが完成されたあとは、シャープに切れ込むニンニクの辛さがたまりません。鼻腔に突き抜けるエキス感で、食欲がまたさらに目覚めるという感じ。正直言って今日はニンニクが過ぎてやっちまったか〜と、自宅に帰ってからのことが心配になってましたが、この時点でもうどうでも良くなる! スイッチが入る瞬間でして、そこからもう爆食いまっしぐらですよ(笑)。

 また味が薄くなるかもと心配した玉ねぎですが、汁の甘みも程よい一方で、ネギ特有の辛さも微妙に残っていて、これがニンニクのシャープさとはまた違った切れ込み方をいたします。ジリジリ〜とした切れ味がニンニクの大刀に対して、玉ねぎの小刀といったコンビネーションで、なかなか奥深い味わい。いや〜・・・これは旨いね。玉ねぎもアリなんですね!









【この麺のボキボキ加減はすんごいね〜〜! 癖になるやら夢に出てきそう!】


 さらに、麺が特徴的!Jインスパイアでもこの系統は、しっかりとしたカタサが勝負なんですね。いやいや・・・・極カタ?超ハード?といったほうが自然か。当初丸麺かと思ったのですが、正方形が膨れて角が丸まったような形状です。縮れはJインスパイア系にしては、クッキリと明確なフォルム。捩れも強いから見ていてウネウネ〜と感じます。見た目もハードだったりする。

 これまでもこういうのに遭遇してきたことあったけど、繰り返しヌガーのような歯ごたえと例えてきたものの、今回はその更に上を行きますね。感覚的には「ボキボキ麺」。粉の潰しこみがとても強く、グルテンの密度が超高い。固ゆでというレベルではなく、麺自体がそういうスペックになっとるんでしょうね・・・。アゴが疲れる?と言うと御幣があるかもですが、そう感じさせるパワフルなものを感じます。それほど印象深いその存在感。これが、この店の売りなんでしょう!クセになるやら・・・・。さすが、麺激戦区で気をはくJインスパイアな店です。個性的!








【豚が背脂にまみれて、逆輸入のようなコク深いアクセル! もやしは、意外と美しく輝く乳白色】


 とまあこんな感じで、豚以外に目が行くところが多かった次第ですが、@状態の豚ばら肉も、程よい肉の甘さと柔らかさがあり、醤油ダレの適度な浸透もあり大変おいしくいただける一品です。また、その上にこれでもかと淡雪背脂が積もっているので、脂の甘みというか、ギトギト感覚というか、すべてが肉の脂の旨さで一杯!という感覚。肉のコラーゲンがスープに溶け出して抜けたところに、今度は脂の外郭団体が押し寄せるというという味のマッピングです。

 一方、ヤサイは実は美しいほどに白く輝く・・・。お隣のヤサイマシマシ状態のモヤシマウンテンを横目で眺めていると、特にそう思えますね。見た目って味わいに比例するところもありますし、そのシャキっとした度合いと淡白な甘さが、ワイルドな味わいをどこか中和させてくれますし、やはり欠かせない存在です。








 総じまして、「ボキボキハードが快感与える極太汁なしインスパイア!」と言う感覚かしら。一旦、マシを頼むとかなり盛りが良いのも気前よく感じるし、おまけで今夜はかなりニンニク臭いオッサンで夜を過ごすことになりそう!f^_^; ブレスケアのストロングで対応しなければね〜。ま、ともあれ最近食えるようになって体調(通便)もよく、もうしばらくこの系統は続けたいと思う次第。やはり、味が濃ゆいのも味わい深く旨いね〜〜^_^ 。なので詠います!




   残業も
   過ぎて麻痺して
   遅退社




   帰る楽しみ
   kaeruの一杯




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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