ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5040】秘境タンメン かし山(東京・立川)特製秘境タンメン+うずら+生卵 〜千葉秘境的ワイルドさ!現代的スマートさ!いいとこ取りのアリランインスパイアタンメン!

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これは十分アリだよ!千葉秘境インスパイア系!

 
 長いことラーメンヲタクをやってて、衝撃的なことってそれなりにあるんだけど、その中で「アリランラーメンに臨休でフラれた」ことはトップクラス。東京西エリアから、海ほたる超えて千葉房総の山奥へ・・・。時間と労力と高速料金とガソリン代が全て無駄になってそれはもう、山奥での号泣がこだまして響きました。あまりに悔しいので、帰りに市原へ立ち寄って「ちばから」で食って帰ったっけ・・・。それでも悔しさが尽きず、翌週早朝に叩き起きて、ポールポジションゲットしてリベンジ果たしたのでした。
 

 
 今思えば、私も忙しいふりして実はかなり余裕がありました。そして体力と・・・。その頃千葉3大ラーメンにはまりまして、少しまとめたことがあります。以下ご参考まで(個人的には船橋ソースラーメンはどうなのかと今でも思ってる・・・)。
 

 
 
 
<全体> 具材が整い過ぎるが確かに感じるアリラン迫力!スタミナ感じるパンチ力が滲む麺顔!

 
 本場アリランラーメンを知ってる人なら、やっぱり違和感ありましょうか?。でも普通にスタミナラーメンとしてはとしてはとても合点がゆく面構えで、無料薬味を存分に投入したこともあって、かなりいい感じの迫力を感じます。韮と背脂は雑多に散ることなく止まりを見せてる。
 

 
 チャーシューはちゃんと整形されており、並び立ても美しき哉。そしてデフォで3つあるところを追加したウズラは、ネックレスのような美的アクセントを醸すよう。確かに香りと薬味はワイルドなんですが、全体的な整いがどこかスタイリッシュに感じるスタミナ系です。
 

 
 
 
<スープ> 辛さの中に甘味あり!図太くシャープなニンニク風味!リカバリーする煮玉葱の甘味!

 
 なるほど、確かにアリランインスパイアです。ベースはシンプルな豚煮出し系に香味野菜が溶けており、濃口醤油がズドンと決まった味風景。そこに微妙に唐辛子系の辛さが滲み、生ニンニクのスライスカットが煮込まれており、ホクホクとしておりますから、相当ニンニクが効いてるため、シャープな味の輪郭でしょうか。そしてじわじわと韮の風味が溶けてよりパワフルに推移する味わいです。
 

 

 

 ただ、アリラン系はそれだけでなく甘味を感じるのですよね。その甘味とは玉葱の煮込まれた際に生まれる、優しくも芳醇な甘味。スパイス強い味わいにはとても相性良いのが玉葱で、極端な例だとカレーがそんな感じ。玉ねぎの甘味がニンニク刺激を優しく包み込み、旨さの相乗効果を発揮しておりますー。
 

 



 
<薬味1> 味付背脂!トロトロふわふわな背脂の蕩ける甘味に醤油ダレの旨味が浸透!出汁相性最高!

 
 やはり背脂がないとね。醤油ダレにしっかり漬かって浸透し切った色合いが見事で、実にトロトロふわふわとしております。穴あきレンゲがあるので、白飯に移し替えてもかなり美味いはず!。当然、刺激強めの出汁にも相性がよく、醤油のセンスと脂のコクがスープに広がって旨さを増します。
 

 
 
 
<薬味2> ニンニク&ショウガ!サービス的ボリューム!突き抜けるニンニクパンチを生姜の滋味が包み込む!

 
 ほぼこれで目指した味は完成。二郎系の味展開ですね。特にショウガが多いのがとても好印象。ニンニクって好きなんだけど、どれも似た味に染めてしまうところもあって、入れ過ぎ注意アイテムなのですが、ショウガが同量程度混じることで、ニンニクが味の破壊的暴走を阻止するどころか、ジリジリとした清涼感がニンニクと一体化sる別の旨さが生まれるようです。
 

 
 
 
<薬味3> 辛味! 辣油とコチュジャンのハイブリッド感覚!不思議とこれ入れるとオリジナルに近づく味展開!

 
 理由はうまく説明できませんが、この辛味を入れてこそアリラン系に更に近づくようなイメージです。蘊蓄説明で辣油を予想してたんだけど、辣油とコチュジャンの中間みたいなタレ感覚。辛いタンメンに更に辛さを足すのは気が引けるようですが、これは店が追求する味を体感したいなら、是非ともここまで行っとけ!って感じです。
 

 

 
 
<麺> 重厚な出汁を受け止める中細でボコつく麺!プツプツと歯切れ楽しく噛締めて重厚な出汁味と一体化する旨さ!

 
 麺も本場とは少し違うようなんだけど、個人的にはこっちの方が好きかも。多加水ストレート系でモチモチした余韻を仄かに残すのが王道のようですが、こちらは少し力強さを感じる歯応えで、プツプツと歯切れよいのも好印象。奥歯で噛み締めるとヌチリとした潰れの後に、重厚な出汁を受けとてめて一体化した旨さがしっかり感じられます。
 

 
 また中細で微妙にボコつく捩れがあるフォルムで、ずぼぼぼっと勢いよく啜るとハネを飛び散らす感覚です。コシも楽しめるようですが、デフォでも私には少し多めに感じるくらいで、量的食べ応えもしっかり!。
 

 
 
 
<生卵> 麺を艶かしく包み込むと滑りが抜群!出汁に溶けると突如円やかさが生まれて絶妙なる味変化!

 
 へへへ・・・スタミナ系とくれば、やっぱり生卵投入ですよ。別皿提供後入方式で、途中から麺の上に窪みを作って投入してみます。卵黄を崩して割って、麺に絡める姿が妖艶にして旨そう!。
 

 
 そして全体に溶け出すと、ハードな味風景が一気に色を差すようにマイルドに変化し、別のコクが分厚く広がる味風景です。これは絶対に必須アイテム。+50円ならリーズナブルといえましょう!。激しくオススメ!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 小ぶりだが実に肉厚ボリューミー!煮豚バラ肉!出汁に浸すと肉旨味と脂甘味が拡大!

 
 さっぱり目に仕上がった豚バラ肉。小ぶりですがとても肉厚です。引き締まって見えますが、箸でつまみ上げると脂身の層がずれるように柔らかく崩れます。
 

 
 ソフトなので刺激的スープをよく吸い込むようで、赤身の肉本来の味わいと、脂身の甘いコクがマッチします。出汁に浸す方が絶対に旨し!。白飯に合うタイプの旨さですので、若い方ならライスセットがオススメです。
 

 

 

 
<ウズラ> 麺が具材と薬味を絡める時に敢えてウズラも絡めるべし!ホクホクした卵味が味演出を高める!

 
 ウズラがとても合う!。二郎系の太麺だと難しいが、この麺だとウズラが絡まって持ち上がるので、出汁と麺と合わせて食らうと良いでしょう。パンチある出汁と炭水化物の混じり合いに、ウズラのホクホクとした歯応えと味わいがとてもマッチ!。卵味の演出が加わって楽しい旨さが広がりましょう!。
 

 
 
総じまして「千葉秘境的ワイルドさ!現代的スマートさ!いいとこ取りのアリランインスパイアタンメン!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。いい感じで本場アリランの味にオリジナリティが反映されてます。千葉3大拉麺の中でも、勝浦系と竹岡式は都内で探せば散見される中でアリラン系は珍しいかと!。「立川らーめんたま館」から出発した立川マシマシのように同じように発展するといいですね。頑張っていただきたいかと!ユニークな旨さに激しくオススメ!旨しなので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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