朝早くから外出準備をして資料をいっちょ作り上げて、そして移動して、一般的には就業開始時刻には出先で会議。そこでもいろいろ内職しながらいろいろあって・・・・午後11時には終了。さて今からオフィスに帰還という時に、少し寄り道気分で訪問させていただきました。だって、こちらは基本的に昼だけ営業ですからね。こういう時にしか狙えないので突撃敢行です。
しっかし、場所は分かりやすいのに、着いたら一抹の不安を感じますな。潰れたようなゲーセンの脇の階段を上っていき、昼間だというのに少し雰囲気の暗い中を突き進み、ここかな?と思った扉を入っていくと・・・、あらま、いきなり開けた空間があって、カフェ的な空間が開けます。先客2名の若いサラリーマンがおられる。なんだ、慌ててこなくても余裕で座れるじゃんと思いきや、あとからポツポツと後客が埋まってきます。短い時間でいろいろ考えましたが、今回は定番の醤油ラーメンをやめて、思いつきで「塩らーめん」とさせていただきました。そしてそれは、「冷やし」ということで!まずは、こんな第一印象の一杯でした。
うぬぬ・・・・、こりゃ「ここでしか食えん」という感じがするやん!スッキリ感とシルキー感が織りなすコンテンポラリーな冷やし中華そば!!旨し!!
【スープ:スッキリしていて、そしてコンテンポラリーな塩ダレ感!冷してもなお味豊かなツユに撃沈です】
<丸鶏のスッキリした動物感覚に節系塩だれのような落ち着き>
それにしても救いの一杯でありました。鬱陶しい豪雨続きの毎日でしたから、スカッと雨が上がったのはいいものの、湿気は残ったままでありまして、外出移動中も思わずエアコンのある場所を求めてしまいます。気分は冷やし中華かぶっかけうどんのランチタイム。それでも Bee Hive の新店舗とあれば食わねばならん!それがたとえ熱々であろうとも!!などと感じていたものだから、「ご希望であれば、冷やしもできますよ・・・・塩でしたら」なんて言われるとまさに渡りに船です。「はい!それで結構です!」と前のめりでオーダーしてしまいます。前のめりついでに、勧められたまま味玉も追加してしまったのだが、いかんいかん、もう少しで英世越えをしてしまうところではないか。引き締め引き締め!!
意外にも配膳も早くて7分前後で着丼。おお・・・冷やし中華のような瑞瑞しい涼冷たる雰囲気とはまた違い、すっきり透明感あるのだけれど、微かに霞む雰囲気が『しっとり』としている。そんな冷やし系。麺顔はいかにも、Bee Hive なるセンスを感じます。そして、レンゲを透かしてみるとそうでもないのだが、ややグリーンめいた霞がかった塩梅。
冷やしであるせいか、味わい構成がつかみにくい。けど旨い、確実に旨い!丸鶏のような芳醇でいてスッキリした動物系のコクが旨いとまず感じる。まぁ鶏塩というとテッパンなる旨さの方程式なのだが、上品な冷製チキンコンソメのような味わいがいい(コンソメは例え)!そして、落ち着く味わいが、なんとなく節系の雰囲気を感じたりしているが真偽は不明。使う塩によって変化しているだけかもしれないという仄かな落ち着き感。この塩ダレは、なかなかのもんであります。
<塩の優しいエッジングが秀逸!そしてアサイーの芽の酸味が響く>
塩の輪郭がしっかりしていてるのに丸い。丸いだけではく透明感あるような・・・・。よくブランド塩を使う汁を味わってきたが、沖縄の天然塩の円やかさには度肝を抜かれた思い出がある。使う塩でかなり塩スープも変化してくるので、岩塩系でない海塩の甘みを感じると思った次第だが、全く情報知らぬので岩塩だったりしたら、己を嗤うしかないな・・・・。馬鹿舌なのでプライドはないが。
あとこのスープは淡い酸味が印象的。酢ではく後味に残る仄かなイメージで、塩ダレの後味からくるのか。個人的には、トッピングにわずかに投入されている「アサイーの芽」がポイントではないかと感じている。このアサイー・・・なかなか小さいくせに、鮮烈な風味を醸し出していて、箸休めの役割をきっちりと果たすのです。その漬け込みダレからくる酸味が、スープの塩と結びついて全体に響くのではないかと感じているのです。
ちなみにこのスープは一気に飲み干しました。キンキンに冷えているわけでもなく、ゆるやかに冷えているという温度センスも良い。食傷気味な胃袋なのに、ゴクゴクと飲み干して、先客より早く食べ終わってしまって退店してしまった・・・。
【麺:翡翠の色した和洋折衷感!伸びやかな風合いが啜りで最高に楽しい】
<落ち着いたグリーンヌードル!多加水ストレート細麺が伸びやか>
今年に入って、グリーンヌードル2回目。1回目は、池袋のミドリムシの麺。2回目がここ。東大の近所のミドリムシはまだ食べてないので、この麺の色合いがそれにあたるかどうかは不明。六本木店で食した麺と同じかと思われます。個人的にはどこか「ハーブ感」が漂う風合いと色合いと感じているのですが、これは全く自信がありません。たまたま添えられているクレソン・・・クレソン??みたいな何かの味わいが残っていてそう感じているだけかもしれません。とは言っても、この麺は相当好き!
細麺ストレートのフォルムがまずキレイだし、多加水特有の艶めきを感じます。前歯を突き立てると、そこそこ「モチリ」とした高反発感がある。そして奥歯でつぶそうとすると「クチリ」とした潰れ感覚があり、密度感よりはシルキーなスベリを楽しみたいタイプですね〜。
<とにかく縦方向に伸びる、そして麺同士のまとまり良いスベり>
シルキーなスベリと淡いモチモチ感がナイスです。この麺には「心地よい伸び」をイメージしていて、あくまでイメージですが、「縦にびよ〜ん!と伸びる」ような感覚が、箸を使っていて伝わるような気がするのです。そこがまた、全体的にスベリの良さを更に増すといった感覚かと・・・・。そして、麺同士のまとまりが大変よろしい。これもシルキー感にも通じるスベリ心地に通じるかと。
冷たいスープだと麺への染みこみなどあまり影響ないので、ゆっくり味わいって風味とか歯応えなど、グルテンの感覚を楽しめるというのに、ついついスベリが心地よいから、もっとくれ・・・・もっとくれ・・・と啜り続けてしまう。この点も、私が今回異様なほどに食うのは早かった理由のもう一つです。本当に、いくらでも別腹のごとくこの冷えた麺なら食えてしまう。
【具:どれをピックアップしても崇高なまでに成立している具たち・・・・肉も玉子も薬味その他】
<これがアグーなのか?!薄味良質な上品さ>
醤油系の温かいラーメンには「アグーの豚肉」という触れ込みがあったので、多分同じ肉だと思うのだけど・・・。これ薄味でいいね〜。塩らーめんで、更に冷製だから余計に合う!思わずいい焼酎を飲みたくなる程に嬉しくなるロース肉♪誠に淡麗なる旨さなり。加えて蒸し鶏チャーシューもいい感じ。こちらももちろん薄塩味。というか薄味。スープに浸すと、塩気とともにクレソンの風味もあって、非常に上品な味わいになります。もはやラーメンチャーシューではなく、オードブル食ってる気分・・・・とは言い過ぎほめ過ぎか・・・。とにかく気に入っている。
<塩だれ主体で卵味が映える!そんな味玉>
「こだわりの」という自らハードル高める接頭語。実は調子にのって注文してみたものの、それほど期待はしていなかった。しかし、「塩ダレ漬け込みの味玉」は非常に旨い。やはり卵って塩で食うのが一番うまい食べ方なのかもと、改めて再認識してしまいそうです。黄身の加減がやや固めなゲル状なので、スープに溶け出し濁したり風味を変えたりしないところがいい(計算に入れているのかどうかは不明)。サイズもL玉!という存在感もあり、いやはや・・・勧められるまま注文して良かった良かった・・・。
総じまして、「夏ムード全開のハイセンス冷しラーメン」というそのままの印象。冷やしと言えば、大衆的な「冷やし中華」が頭に浮かびますが、こういうお洒落な冷やしも、なかなか麺好きの心をワクワクさせます。これから、どんどんメニューを増やしていただきたいと思いますし、その準備も始められているとか。期待がわきます・・・モクモクと。なので詠います!
雨上がり
気温湿度も
上向きで
見上げる空に
入道雲哉
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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