ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1298】 一番 (東京・三田) 塩ラーメン

 外出会議の帰り道、テイクアウトのコーヒー欲しさに寄り道しようとして、ちょっと寄り道。そんなところに・・・一面黄色でアピールする中華「一番」を発見。ああ・・・・ここ一時期通ったな〜・・・・。右も左も分からなかった新人のころ、先輩が連れ出してくれたのを思い出しました。まだやってたんだと・・・足を止めて店の外観をしみじみと眺めます。あの頃と相変わらず少し古ぼけていて、何かええ感じですやん、相変わらず!昼飯には少し早いけれど、午後スタート一番でまた会議で準備があるから、少し早めのランチといたしまた。定番のラーメンでいこうかと思っていたら、塩ラーメンも同価格ということを発見して・・・思わず「塩ラーメン」と注文してしまう。オレ・・・そんなに塩ラーメンが食べたかったわけでもなかったが・・・・・こういう展開に身を任せてもいいよね。

  







【スープ:あっさり鶏ガラ&きっぱり塩加減!見栄えはスケルトン感覚!】


<鶏ガラ主体のさっぱり味が印象的!そんなスケルトンスープ!>


 時間が半端なためか静かな店内にご店主からスタッフへの指示の声がこだまするのみ。なかなか厳しオヤッさんだなと息をひそめて待つこと6分程度。その一杯は配膳されます。それにしてもこの麺顔・・・・薄化粧ですね〜。非常に地味であります。しかし奥から黄金に光り輝くようにも見えて不思議な麺顔。地味ですが淋しくない何か、面白みを感じます。それもそのはず・・・。この塩スープは、めちゃめちゃスケルトン!清湯なのでありまして、沈んでいる麺の黄色が全体的に透けて見えてぼんやりと屈折しております。そんな仕組みでなぜだか黄金にも輝いて見えるという第一印象です。静かな湖面のようなスープの海にレンゲを沈めて、いざ実食!なるほど・・・・分かりやすい鶏系!ほんのりと鶏のコク。どこか全体的にキッパリとしているのだけど、出汁加減としては鶏ガラの十分なエキスを感じます。鶏の黄色っぽいエキスも実はこの黄金色にも貢献しているようです。なので、あっさりしていながらも、食べごたえ的には動物感を味わえるようですので、腹持ち的には予想外に良さそうです。




<とにかく熱々で塩味が分かりやすくキッパリとしている・・・>


 まー・・・あっさり系なため、ゴクゴクと飲み干していきたいのだが、とにかく熱くてたまらん!やはり中華はこれだよねと・・・もはや口の中の火傷は覚悟する。実は、見た目がぼんやりとしているが、味わいてきにはとてもキッパリしとしている。その正体は、やはり名称の通り「塩味」でありまして、ジョッパイいうパンチ塩とは違う。あくまで大衆ラーメンのそれでして、その旨味とかぶるところも大きく、とても分かりやすい旨さと思えます。調味料感も低いように感じるけど、塩味と旨みの境目が難しいタイプでして、ワンコインラーメンスープとしては、これは中々と申せましょう。









【麺:オーディナリー・イエロー・ヌードル!今の私にはこれくらいが丁度いい・・・】


<またお目にかかりましたな的なイエロー縮れな中華麺>


 次に麺ですが、これはよく定食屋さんでみかける流通系のそれっぽいのが第一印象。それでも、このスープとなら成立するといった感じがあって、不満点どころか残念感もじつはない。ワンコインという前提で考えているが、スープとのマッチングにおいては、これで正解といえましょう。お手本のような多加水強縮れ麺でして、角ばった切り口が印象的。子供のときに食ったどさん子ラーメンを思い出す。歯ごたえ
も絵に描いたようなモチモチ。前歯でスパスパっと小気味よく千切れて奥歯ではクニクニっとして潰されてから喉の奥へと消えてゆく。




<汁の吸いこみは低いのだが・・・熱で後半にややしなやかになるか・・・>


 つるつるコーティング感あふれる地肌ゆえに、汁の吸いこみはそれほど感じない。だけど熱による変化はありまして、後半はさすがに腰つきも柔らかく変化して、啜り上げもそれほど暴れたりしなくなってくる。食い進めるうちにスープがやや白濁し、麺とスープのエキス交換を感じる。練り水の特性もここでは気にもならず、さらっと食えるのが印象的。この麺なら夏の内に定番中の定番な・・・・冷やし中華を食べてみたかったなと回想したりする。







【具:かわいい〜・・・サイズのばらロール肉!】


 絵に描いたような定番のロールチャーシューであり、味付けの主体は醤油ダレ。しかしそれにしても・・・・このサイズ感は小さいな・・・。一口でパクリと食えるチャーシューでありました。ワンコインでなければ思うところあるけれど、全体的にはよく頑張っていると思います。こちらの麺は、チャーハンとセットを前提に原価計算されて、700円前後で組み立てられている。なかなかリーズナブルなのでありまして、そういう工夫を感じられる肉片でありました。









 総じまして、懐かしのワンコインラーメン。物価の優等生的な一杯に感謝!新人のころこの店にある時期通っていたことを最近まですっかりと忘れておりましたが、味の記憶は実はない・・・。いかんな・・・最近そういうことが多すぎる。などと考えていたら、あのころは麻婆系の定食ばかりを食っていたことをぼんやりと思い出したりする。次回は、麻婆系の辛いラーメンを食ってみたいと思う。なので詠います!



  ワンコイン
  今のフトコロ
  ありがたし


  今も昔も
  進歩なき俺



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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