ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2297】 中華料理 熊 (東京・久我山) ラーメン

<ただうなる・・・ワンコインラーメン!>


 いやね・・・ちょっと日頃の疲れが出たというか、そんな感じで休日の午前中は頭が上がらず、今日は疲れが出てただ寝ていただけ。昼から妻子は、学校の行事に出掛けて不在なので、午後になってようやく着替えて、ラーメン活動を開始したという顛末です。今回訪問は「中華料理 熊」さん。何か有名な雑誌に紹介されてていつか行かねばと思ってはおりました。ただ色々と遠くの宿題店舗が多すぎて、ついつい後回しになっておりましたが、こういう機会を生かすしかないね。近くにコインPが多いと重宝。体がにぶいとチャリをこくのも面倒だから、クルマで移動で余裕で置くことができますが、30分200円はさすが住宅地とは言え、世田谷価格です。しかし・・・世田谷の中に、世田谷価格とも思えぬ「ワンコイン」のラーメンがあるという不可思議状態。今回、これが予想を超えた旨さだったので、ただ唸るしかなかったわー。











【安っぽさ微塵もない本格あっさり中華出汁!深い円やかさが旨し!】


 店舗は、小洒落てます。一見カフェか男の美容室って感じですが、どこか代が変わってリニューアルしたような雰囲気。厨房奥の大女将さんが常連さんと話している姿を見れば、昔は大衆系だったんだのかなと勘繰ります。でもこの店箱はいい感じ。近所のファミリー用のテーブルもそこそこ確保しているし、奥のカウンター席も程よいスペース。小さいお子様連れでも苦労しないし、はたまたカンターに並べ立てた焼酎の一升瓶の数々など見ると、夜の飲み会にも使えるという感じ。カフェと飲み屋と中華屋が合体したような店の作りです。







 写真ではどうしても普通に見えて、配膳の迫力が伝わらないのだけど、特に今回の一杯なんかそう。500円のラーメんとして待ち構えているつもりはなくとも、どうしても意識しながらこれを受け取ると、質感の濃ゆさにググッと来ます。まず、スープの味わいですが、中華料理のベースとなる鶏ガラスープが実に芳醇!あっさりスープというカテゴリーなんですが、中でもエキス感がを感じる方。鶏と豚のダブルエキスを感じさせるような、しっとり感がまず食べ応えがありますな・・・・。







 塩気についてもベスト。おそらく深めに味が付いている、メンマとチャーシューの醤油ダレがさらりと溶け込んでいると思われ、醤油の風合いの中に、香ばしさと円やかさを潜ませるという感覚。決して醤油味が前に出ることがないあたりが、中華料理屋って感じかも。











【極細ストレート平麺のしなやかさ!出汁との絡みつきが絶妙!】


 麺がまた軽やかで良い質感ですね!一言で表すと「極細ストレート平麺」となりますかな。もっと短く言うと「マイクロ平打ち」となるか? 加水はやや多めで基本的にはツルツルとして表情。それがまるで透き通っているかのような佇まいで、実に美味そうです。スープとの絡みがまず良いので、すすり上げるとスープの味わいと麺のツルツルシコシコ感が一体化!スープの美味さをすすり上げて食う感覚はいいね。口当たりも軽いし、お腹にもどこか優しい感じがする。







 歯ごたえで言うと実にスパスパと小気味好く切れる感覚が痛快。前歯の切断でもそうだし、奥歯のプレスでも同じような感じでリズミカルでスパスパっと千切れ潰れる。ムオーー、スープもそうだけど、麺もワンコインとは思えんぜ・・・。












【レトロで醤油ダレの深い定番チャーシュー!】


 原価の工夫を感じながらも、質感キープといったところですね。肉とメンマと海苔というシンプルな構成。ボリューム的にもワンコインで納得。深い味付けですが塩辛くないメンマは、関西オリジンな私にとっては東京っぽさを感じさせる逸品。柔らかいコリコリ感もあってうまし。ここは酒のラインナップもあるのでこれつまんで一杯いきたいところだけど、今日はクルマで来てしまったから断念。またチャーシューは、クラシックというか、レトロというか・・・・醤油ダレが深く浸み込んで、割と味も濃ゆめ。スープに浸ってやや味わいが柔らかになった周囲を食うと、これが醤油香ばしさと豚の甘味がバランスして、懐かしい美味さ!これも酒で流し込みたくなる・・・・。この発想はすでにアル中かもしれません。











 総じまして、「唸るしかないご奉仕品!ハイソと日常の隙間感じるワンコイン!」と言う感覚でして、これはまた直ぐにでも行きたくなる! 京王井の頭線久我山界隈って、割と高級なイメージあるのですが、庶民的なところと混在していていいエリア。そこにちょっと良さげで小洒落た中華料理屋は、確かに地元に根付くという感じです。私がもしこの界隈に住んでいたら、入り浸っていたかもしれません。週末の朝飯とか、仕事帰りのお疲れ一杯とか、仲間と軽く打ち上げとか・・・。家族での食事とラーメン活動が一緒にできそうで、まさに重宝。とそんな感じで・・・・なので詠います!



   休日の
   体重くて
   日は高く



   朝飯がてらの
   昼過ぎ拉麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

   



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