ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3016】 中華 登龍園 (東京・高円寺) ラーメン 〜究極の一人中華飯なら理想郷! 安らぎのワンコイン汁麺!

【高円寺ワンコインラーメンシリーズ その9】

<静かにAMラジオが響く・・・和みと張り詰めの空間がナイス過ぎるぜ!>
 
 
 今回の【高円寺ワンコインラーメンシリーズ】は、こちら「登龍園」さんです。高円寺ルック商店街で、「中華料理 天王」と「ラーメン万福」のちょうど中間的位置にありまして、最近珍しく夜に訪問してみました。しかし店先からして安堵感に包まれる雰囲気ですよ。昔ながらで、店先にサンプルショーケースがあるタイプの店で、狙いのラーメンだってちゃんと麺顔と450円という価格が確認できます。ただ少し心配なのは、晩飯時に先客少ないというとても静かな感じだったこと・・・・しかしそれが逆に落ち着くとも言えます。
 
 

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 入店すると、シーンとしている中にAMラジオの音声が、小さめで流れております。この小ささが心地よく、深夜番組感に通じるところもあって、昔の「ながら勉強」を思い出してしまいそう。なんだか今回はとてもラーメンに集中できそうです。まあ申し訳ない気分もしたが、予定どおりラーメン1杯だけを口頭注文いたします。
 
 

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 でもそんな一番安い注文客で、しょぼくれオヤジの私に、パパッと御通し的なものを作ってくれて、待つ間の箸休めとしてご提供されました。おお!大根と水菜とその他ちょっとした野菜に棒棒鶏的なタレがかかってますー。翌朝検診などがなかったら、合わせて瓶ビールも注文したいところなのだが・・・。
 
 

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<魚介封じの豚コクメインの煮出し感覚! 醤油ダレののっぺり感が愛おしい!>
 
 
 お通し的なものをいただきつつ、スマホでメールチェックなどをしながら、業務が溜まってないことを確認し安堵したところで、ちょうど配膳と相成りました。奥様がとても大切なものを運ぶように、丁重に配膳してくれてこれまた恐縮至極。その麺顔はこんな感じです。
 
 

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真上から
 
 

 

 
 
 
 
 すごく和む麺顔でしょーーーー!。いかにも街中華の中華そばっていう感覚で、アイコンにしたいくらいのバランス感。ナルトはなくとも味玉ハーフがのってて、色合い的にも質感的にもデザイン的にもとてもナイス!。450円の品格とは思えません。小松菜とネギという組み合わせが、また個人的にはそそります。
 
 

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目線の麺顔
 
 
 
 
 
 
 スープは、イメージ通りな昭和のノスタ系大衆テイストです(良い意味です)。全体的に、醤油ダレの下味がしっかりしているように思えます。見た目も醤油ブラウンがクリアーに広がっておりますが、よくよく見ると軽い霞みがかった風合いも見て取れます。この味としては塩気が強いというのではなくて、醤油の風味がわかりやすいと受け取ってもらいたい。
 
 

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アップしてみた
 
 
 
 
 
 
 動物系の中でも鶏ガラよりは豚コクの方を個人的には、濃ゆく感じているのだけど、真偽は不明。非魚介系でも、ちゃんと落ち着きのあるエキス感が出ているのがいい感じです。この醤油ダレのバックアップがあって、小松菜やチャーシュー、そして味玉などがしっくりと味わえる味風景がいい感じなんです。
 
 

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スープは透明で優しい醤油ブラウン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<主張を感じる計算通りの柔麺なのだわー>
 
 
 時代とともに麺の茹で方スタンダードは、移ろっているのでしょうか。ご当地ラーメン毎に標準の固さはそれぞれあるのでしょうが、昔ながらの中華そばの中には、少し柔らかい方が馴染むという一杯が多く見受けられるような気がします。ここもそういうタイプで、アルデンテ感などむしろ邪魔扱いされそう。ソフトさがスープと調和するイメージです。
 
 

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馴染み深い大衆麺!
 
 
 
 
 
 
 表面はツルツルしており口当たりも軽い。前歯でスパスパと小気味よく容易に切れ込み、腰つきはしなやか。啜り上げると、文字通りズボボボボボボーーーっと軽く吸い込まれ、奥歯でプレス。クチリと短いタップで潰れ込み、汁とグルテンが一瞬で完全結合するような旨味感が広がるー。もうそれから後は、飲み込むように麺を繰り返し啜り上げるのみで、喉奥を駆け抜ける淡いシルエットがただ印象として残るのみです。
 
 

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啜りやすい〜
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<汁吸い込んだロース肉チャーシュー!ハーフ味玉の彩りが見事!>
 
 
 この何気ないロース肉のチャーシューが実にうまい。とっても優しい塩味で肉本来の味わいも感じ取れる程です。脂の抜けも感じられますが、スカスカというより、もっとソフティーな歯ごたえで、奥歯で噛むと吸い込んだ汁を吐き出すところも面白い。サイズは標準的ですが、厚さもワンコイン設定としては気前がいい方だと思います。これならチャーシュー麺も期待できるというもの。
 
 

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極上感のある「普通」って感じがナイス!
 
 
 
 
 
 
 またやはりデフォルトで、ハーフでも味玉がのっているのが嬉しい!。しかも、とてもご立派な塩味玉で、黄身のとろみ表現がお見事!。ノスタルジー感じさせる店なら、固ゆで卵でもおかしくないところですが、これは心意気を感じるポイントですねー。
 
 
 
 
 
 
 
 総じまして、「究極の一人中華飯なら理想郷! 安らぎのワンコイン汁麺!」と言う何だか毎度毎度捻りない素直な感想でごめんちゃい。ここは非常に使える店だと確信いたしました。混まない上に、野菜炒めが380円で立派なつまみになる。野菜炒めを定食にしても560円という破格だしね。またカレーそばや、かに玉そばなど、ラヲタとしてもそそるラインナップも魅力的ですし、またゆっくりと訪問させていただきましょう。それにしても・・・・クドイようだが高円寺は安くていい店が多いねー。そろそろネタもワンコインラーメンネタも尽きてきそうだから、お次の一投で一旦締めくくりましょうかねー。そんな感じでしみじみとした気分のまま、最後に詠って締めますー。
 
 
 
   雨寒く
   夜のしじまの
   商店街
 
 
 
   ひとり気楽の
   しみじみ拉麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 
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