【いっぺん馬場で喰っとけと・・・関東のラー友に諭される】
大体いつも東京では、麺ツアーの行動を友にしている男(関東のラー友)に、高田馬場の未レビューを指摘され、いざ行こうということになりました。で、現地に到着したんですが・・・いやはやこの集中度はすごいですね。食べるの1軒だけなんですが、あちこちと名店を紹介してもらいました。で、そんな中、今奴が一番注目しているのは、こちら「渡なべ」さんとのこと。その短い行列に連結いたしました。
それにしても、行列のカップル率が8割というのがどうしたことか・・・・(やけに今日は東京のお姉ちゃんがキレイに見える・・・・どうかしてるぜ!俺!!)。ま・・・入店してみてなんとなく分かる。渋くキレイな店内なんでデートに使えそうやね・・・。でもご店主と店員さんは、まったくチャラついておまへんので、そこのところがクールなんすよね〜。
【味見のつもりが味見でなくなる・・・まじウメェ〜、この麺!】
つけ麺の最初の儀式というか、麺を味見程度に最初にすすりますと・・・『!!!』ビビビときました!つけ麺としてはやや細めに映るストレート麺ですが、新鮮な小麦色というか薄く落ち着いた黄色がもはや出来がよさそうな雰囲気です。それにみずみずしく光ってますしねー。その一口目は、いかにも関東の麺でして外固の感触です。しかも、良く冷水で〆められているのが良く分かり、ひんやり感が気持ちエエやん!
ちゅるりん!と一本食べる・・・・、小麦の香りがうっすら感じられますな・・・。外固の歯ざわりの先へと進むと、適度なグニリとした反発があり、更にクチッと咀嚼始めるかというタイミングでスパッと切れる。・・・・たまらん。そのあと2〜3口は何もつけずにあとは、スパスパスパスパ〜と一気喰いですわ。いやあ、ちょっと落ち着こう。
【上品な風貌、中身も上品さが伝わる豚骨魚介汁ですな・・・】
白髪ねぎすきでして、こうモンマリと美しく盛り付けされると嬉しいもんですね。ようやく麺と一緒にいただくのですが、豚骨魚介の粒子が非常に細かいので、ザラツキという魚介系のクセがありません。また、味付けとしては、やや醤油勝ちにふれていて、更に一味がピリリと気にならない程度にはいっている。ドロドロとした粘度ではないのも、どこかこの一品が上品に感じるところかと・・。豚骨魚介はどこも似たような味なのでしょうが、ここはそれに当てはまらないスペシャリティを僕は感じますが、こってりがっつり命という方には向かないかもですね・・・。
また、麺が比較的冷たいため、汁が冷め易いのは仕方ない・・・・。だけど、この汁は冷めても旨かったので、そこんとこも評価させていただきます。
【実は具だくさんでんねん】
具がたくさんはいっていて意外だった。チャーシューはブロック系で結構大きめな塊が2つだったかな・・・。周りが醤油っぽい香ばしさをすこし感じるのですが、ブロック肉が前歯で容易に噛み千切れる柔らかさです。つけ汁とも合っているしGOODですね。また、メンマが大きめで肉厚。わりと醤油系の味が濃いもので、見栄え固そうなんですが、ザクザクっとこれも噛み切れます。プチ材木メンマとも呼びたい旨いメンマですねん。更に、味玉も好印象!黄身のトロミ加減は当たり前の仕上げ方!文句なしのオレンジ色がトロリ〜。その味付けは「少し甘め」に感じた・・・。豚骨魚介の中でも醤油に近い塩気に支配される中で、この味玉がまるで口直しのごとく、ほっとさせるのです。
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総じまして、さすがは高田馬場!という感想かな。これだけ店が密集していて人気をキープし続けるのは大変だろうし、個性も必要ですよね。店の空気も凛としていながら、若いご店主がかっこいいラフなスタイルで切り盛りしている・・・・。店員さんとの確認の伝え方もしっかりしててねー。ほんといい店だわ。
それにしても90点台になぜ届かんのだという声が聞こえそう・・・・。内容90点!価格−1点、合計89点ということでよろしくお願いします。1050円は、ちょっとお小遣いで食べる身としては、つらいもん・・・(泣)。
今日は食べ過ぎた・・・・。ここの大盛りは400gかな?僕にしては大盛りでこれ以上だったら苦しくなる・・・。満足満足! いやぁ〜今回の東京出張みやげになりました。ありがとうございます。そして、今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 新宿区高田馬場2-1-4
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- (写真提供:k2_shell)