思い出すと急に食いたくなる・・・それが「青葉」
もはや理屈でなく、ふと青葉を思い出すと無性に食いたくなる!。特に中毒性あるタイプではないのだが、あっさりしては物足りない、こってりしては重すぎる、ほっこりしたい気分にはもってこいなのです。令和の今だからノスタルジックにも感じる味わいかもしれないが、やっぱり中野と言えば青葉!。今回は、午後から出社の機会を利用して、1年ぶりに中野本店へとやって参りました。因みにくどいようですが、やっぱり青葉は、平成を代表する店だと思うので、下記ご参考まで。
<全体> もはやアイコンとも感じる平成定番の傑作!優しい茶濁出汁を見るだけでほっこり!質実豊かなライト豚魚の安心感!
おおお!最近は女性のみのオペレーションもあるのね。実に堂々としつつキビキビした動きで頼もしい限りです。そして程なく配膳された一杯・・・もはや見慣れすぎて目新しさはないけれど・・・アイコン的プレゼンスというか、The拉麺とも感じさせます。たまにはつけ麺!とも思うのだが、やっぱりワンパターンで特製の汁そば系。千円を下回る特製の有難さが正直嬉しいです。流行るラーメンってとても真似されやすく、似たものが派生するものだけど、この青葉だけは、他にありそうでも、そうでない味わい。更に本店で食らうと言う特別感もあって、今回も満足度が高いです。
<スープ> 豚も魚介も優しい溶け出しでストレスなし!コク深し!和風出汁と洋風ペッパーの不思議な一体感!食欲倍増!
かなり前から「魚介系」と「動物系の白湯」のダブルスープ方式ではなくなったのね。私の体調によっては魚介だったり、豚鶏だったり、主張のバランスを感じるのですが、共に双方の甘みは実に芳醇です。今回は魚介の方のバランスが非常に良いと感じる次第。魚介の甘み感がしっかりと出ているし、とても円やかに感じさせます。ライトに食わせるナイスバランスもナイス!。
そしてライトで食べ応えを感じさせるとなると、やはり豚鶏のコクが欠かせない。これが魚介に負けずカオスな旨味。更にチャーシューにふりかかるブラックペッパーがいい!。自然にスープに落ちて溶けるのだが・・・これがまた新たな旨味扉を開けるのだった。ちょっと刺激があると妙に旨さが際立つ!。食欲が一気に刺激されてしまいます。
<麺> しなって弾むモチモチプリプリ多加水麺!軽くボコついて見た目も味わいも素朴!出汁を吸い込み尚旨し!
密度は低めで加水の高さと薄く黄色い色合い。汁系ではやや一回り太めで、微妙に平打ちな気配あり。ストレートのようでボコ付きが全体的にあり、妙に素朴に感じさせます。軽いボコボコ感だが啜りの滑らかさと軽いタッチ感を生み出し、麺食ってる!って充実を覚えるかと!。
風味より汁との一体感の甘味が得意な感じ。汁の浸透感というより、濡れた程度でも滑りが吸着?。そして出汁旨味と素地の一体感が楽しめます。ツルツルとした食感は、広くウケそうで、プツプツと小気味よくちぎれるところが、チャーシューやメンマなどのトッピングと食うときに、一体感が楽しい!。
<チャーシュー> 程よく脂が抜けて解れる柔らかさ!出汁を吸い込んで旨し!出汁と肉味の融合侮れぬ旨さ!
赤身と脂身のバランスが良い肩ロース。程よく脂が抜けて優しくも柔らかい味わい。良い意味でスカッと全体的にしています。更に周囲のタレが浸透してるところが少し味わいが濃くて、ペッパーも刺激して旨し。そしてバクバクとスープを吸いこむところも旨いのです。肉エキスと出汁が合体して・・・更に上の旨味へと高めてくれます。やっぱりここでは特製にしといて良かった良かった!。
<味変化> ゆず唐辛子:本来つけ麺用だがちゃっかり応用!辛さよりも風味の明るさ印象的!
後半に味変化。つけ麺用らしい「ゆず唐辛子」をあえて汁系に溶かします。ゆずが苦手な人でもオススメ。ゆずが尖らず淡いく感じるレベル感。辛さも全く尖らず、むしろマイルドです。いつものように、レンゲに移し替えてゆっくりと溶かしこみ全体に馴染ませます。半分づつレンゲで溶かしながら、段階的に調整するのが良いでしょう。激しくオススメかと!。
<メンマ> ほっこり豚骨魚介出汁に馴染む優しい味わい!解けるようなコリコリ感が楽しい!
この店は、肉増し・メンマ増しなど、個別トッピング増し対応がないのが勿体無いんだよねぇ〜。デフォルトにメンマ増すと楽しいだろうなぁといつも思うのに。ほっこり豚骨魚介出汁に馴染む優しい味わいで、解けるようなコリコリ感が楽しいメンマなのです。飲めない店だが、酒に合いそう!
<味玉にハズレなし> 白身にかなり深い出汁浸透!黄身はジュレと固茹が共存!浸してスープと染み込ませて更に旨し!
トロトロなジュレ部分と固茹で部分がはっきり目に共存したような模様を感じる風貌。淡い甘目の出汁の深い浸透を白身にも感じて旨いです。レンゲですくってスープもろとも食うのが一番!。マイルド豚魚出汁に大変相性がよく、卵黄もマチュアに一体した味わいが旨し!。嗚呼、今回も味玉の旨さにハズレなし!。
総じまして「中毒性思わせないのになぜか旨さ中毒性!?中野のランドマーク的代表的崇高中華そば!」
・・・と言う感動!。なんだかんだでやっぱり青葉の旨さは素晴らしいのです。春夏秋冬どんなタイミングでも、ほっこり食えるコク深い豚骨魚介の旨さは唯一無二かと!。たまには本店へ出向いて食らうのも激しくオススメ!。そんな応援とますますの期待を込めながら、・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!