ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2114】 中華若月 (東京・新宿) ラーメン


どうもいかんな〜。連日のしょんべん横丁であります。何だかやってられんよなーって、中原中也のように、やさぐれ気分に陥りまして、会社の人と少しばかり飲んでしまいました。しかし、〆のラーメンを最近の人は食べないのか、スルッと淡白な解散になり、寂しい気分でたどり着くJR新宿駅。どうも………また行きたくなってしまう。昨夜の岐阜屋に引き続き、今回は「若月」です。


   






若月と言えば、あのお母さんだよねー。年季を感じさせるしわがれっぽい声で、今日もいらっしゃいいらっしゃいっと、カウンターの中から呼び込んでいます。たまたま空いてたんで、女将さんの目の前に鎮座させてもらいました。するとオヤジさんが、高台を布巾で拭いたりして、それが目の前で置きっ放しになったりして、そういうのも含めて、客との距離の近さを感じます。さてと………今日も〆のラーメンにありつけて、幸せな1日のエンディングだったわけか。












【ぶるんぶるん!ツルツルリン!ゆよやよーん!な中太縮れ麺!】


やっぱりここのラーメンで、一番に目を惹くのは、麺です。中太っぽいゴワゴワした縮れ麺。不均一さがハンドメイド感覚を高めますし、いかにもツルツルした見栄えがいい感じ。実際に口当たりが凄く良く、内頬から喉奥へ駆け抜けるすすり感は、最高です。また麺の密度感もそこそこあって、ハードでクチクチっとした奥歯の感覚と、意外とプッツリプツプツと安易に弾け千切れる歯応えが楽しいかも。








さて、意外と知らないのがここのつけめん。隣客がそれ食ってたんだけど、かなり旨そうに思えてなりません。この麺がさらにひき締まったら、もっともっと、ブルブルブルリンリン!!!と弾け暴れるのでしょうか!? 580円也。












【実は少し苦手なんだけど……テーブルコショウで旨さに豹変!】


実は、あんまり好みではないんだよね〜正直言うと。スープの中の豚煮出しのニュアンスと言うか。凄くライトなのに、どこか野趣っぽい風合いがありましてね……。しかし、前回学習済みでして、早々にテーブルコショウを振りかけます。すると苦手な風合いがすっきりと消え果てたと言うか、コショウと結びついて昇華するというか……なかなかです。ネギの風合いが、やや輪郭出てくるし、カエシが薄っぺらいところがまたいい。もっともっと深い酔いの中で食うならまた格別なのか。胃袋への負担はとっても少ないのでナイスかも。

















【とっても減価率を感じさせるラインナップ】


ま…………、切り詰めてる感じは、しますね。この海苔サイズは、カップ麺並みかも。チャーシューも可愛いサイズで、出汁を出し尽くした感じがするほどにスカスカ。スープに浸してもなかなか吸わないのか?と思ったりもしたけど、元々薄味仕上げな感じです。







でもこれが許される何かがあるのが、しょんべん横丁たる気軽さと、ゆとりの裏返しというやつで、心地よいのかも。この空間以外では許されん。それだけこの空間が懐深いと言うやつで、だから連日でも通うのかも。吉田類の気持ちに少しばかり近ずいたかも。







総じまして、「雰囲気も人情も染み込む味わいラーメン」と言うそのままの感想でごめんちゃい! 西新宿は、激安で戦争しているというより、激安を楽しんでいて共存共栄という感じかも。外国人客でもなんでも受け入れる深さ言うか、商魂の逞しさと言うか。まさに万華鏡のような空間にある、その一杯なのであります。なので詠います!



夜もふけて
やさぐれ気分を
包み込む



連日通う
しょんべん横丁



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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ションベン横丁どパンク交差

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