ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5260】せい家 三鷹店(東京・三鷹)塩とんこつらーめん + 替玉 + おつかれ様セット + キリンラガー + キリン一番搾り 〜新感覚?家系ベースの熊本風豚骨麺??マー油好きならハマるかと!

 
こうなることは分かっていた・・・連休最後の日はだらだら

 
 天気予報の通り、朝からずっと1日中雨模様。しかも今シーズン一番の気温の低さとあって、朝は暖房をつけてしまいましたよ。あゝこうなったらどこにも行きたくない、出たくない。などと自宅でゴロゴロと過ごしていると、すっかりランチタイムを通りすぎ、中途半端な時間帯だ。今日の昼は家で食うよと伝えようとしたら、こう言う時に限って、家族は用であって出掛けているのだよな・・・。えい!今日は家で飲んだくれよう!。と思って冷蔵庫を開けたらビールがない。仕方なく、ジャージにパーカー引っ掛け、短い移動距離でもったいないがバス乗って三鷹駅まで出てみました。
 

 
 こういう流れでは「中華そば みたか」の気分。だが定休日。日高屋で中華をつまみに飲む手もあったが、ここは「せい家」が近いと言うことで思いつきで寄ってみた感じです。
 

 
 
 
<キリン一ラガー> ホップの痛快な苦味に淡麗なキレ!磨かれて軽やかな味とのど越し!

 
 特別な思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、歳を重ねてIPAなど味を覚えると、少し軽やかにも感じてしまうね。華やかさは低めですが、コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚。対峙する酒じゃなくて、おつまみ等料理と合わせる麦酒って感覚で、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。秋の週末の昼ビールはやっぱり最高だぜ!。
 

 
 
 
<キリン一番搾り生> 苦味よりも華やかさ!仄かな甘味の後味が食事を楽しませる麦酒!

 
 続いてお馴染みのキリン一番搾りをいただきましょう!。メジャーの主力ブランドの中では、実は旨味が濃ゆいタイプだと思っとります。一番麦汁のみというクリアなイメージが先行しますが、個人的な感覚では酵母がパワフルだという印象。なのでプレミアム系に負けない華やかさがあると思ってます。
 

 
 
 
<おつかれ様セット> いわゆる拉麺の頭具材!それだけで家系感じさせる存在感と味わいの深さ!

 
 いわゆる「特製」にあたるアタマが皿に乗ったものなんだが、妙に絵になってる。くたり気味のほうれん草が乗る「おつまみセット」はあまりないだけに嬉しいもんです。でも、心配りも感じます。
 

 
 並び立てもいい感じな上に、ほんのりと全体的に醤油ダレが垂らされてますね。少しばかりの飾りな薬味葱もいいが、個人的にはメンマがこんなに家系で質感いいのが味わえるとは思わなんだわ・・・。極太サイズ・・・しなる柔らかさ・・・解ける繊維質・・・分かり易い味付けに・・・醤油タレが垂れる。麦酒が進みまくり。
 

 
 
 
<全体> 家系が手がける熊本風豚骨拉麺!?マー油の香ばしさが湯気に漂う!

 
 フツーに定番の「らーめん」を食らうつもりだったが、目立たぬ奥の席の壁に「店主おすすめ」と言うポップを発見。別にそうと名乗ってないが、マー油とキクラゲ・紅生姜があれば、熊本風と分かります。熊本豚骨を食う気だったら、もっと駅から近くに専門店があったのだが・・・。まぁ好きな系統だし、ここまで来れば乗っかりましょうと言う気分でした。
 

 
 しかし想像以上に、マー油の香り立ちがいいじゃないか!。熱々のスープから昇る湯気にしっかりと香ばしさが溶けており、鼻腔をくすぐる。そしてキクラゲがしっかりと多めに入っており、これからの展開に期待を寄せてしまいます。もう少し飾り付けが整っておればもっと旨そうに見えるのにと思っていたが、実際に食うと想像以上に旨かったー。
 

 
 
 
<出汁> 家系の店と忘れてしまうほどしっかりした熊本風塩豚骨!?マー油のパンチが響く旨さ!

 
 家系は醤油豚骨。九州系は豚骨。まぁ似た感じだし、店によっては鶏も加えたりで違いはそんなにないのでしょうが、やっぱりマー油があるだけでもかなり違うね。いつも食ってる家系の雰囲気で、熊本風を食らうと妙な感覚にもなるが、それほどしっかりした塩豚骨で、マー油のパンチ力も実に響いておりますよ。もう序盤でこの後に替玉することを決意しておりました。
 

 
 
 
<麺> 豚骨系にはやっぱり細麺!博多系のパツパツ加減とは少し違うところがまたいい感じ!

 
 ベースのマイルドな家系豚骨出汁によく合うと思います。まずスープの持ち上げ感がいい。これは、博多系のラーメンで誰もが思うことなんですが、塩系豚骨でも組み合わせがもちろんナイス!。白濁豚骨出汁と言う公約数はあるのだけど、それに掛け合わせる素数次第で、ずいぶんと味風景が違って味わえる感覚かと。細麺の風合いも、グルテンの感覚も、同じ様で違う旨味を与えてくれる様。
 

 
 
 
<キクラゲ&紅生姜> キクラゲのゴリゴリ歯応えが麺に絡む!紅生姜のジリジリ刺激が出汁に溶ける!

 
 キクラゲと紅生姜の存在は大きく、すっかり九州豚骨系気分になってしまいます。特にキクラゲのゴリゴリした歯応えは、低加水ストレート細麺によく絡むし、また麺のパツパツと、キクラゲのゴリゴリが歯応えとしてとてもマッチします。また紅生姜は、ザクザクと切れた後、出汁にしっかりとジリジリとした刺激を溶かすので、豚骨エキスが勢いを増すって感じになって旨し!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 甘辛い醤油タレが周囲を香ばしくさせつつ・・・脂身の甘味と柔らかさが赤身肉味と一体化!

 
 ロースト効いた肩ロース。醤油系の甘辛いタレの香ばしさが、周いに浸透して旨しです。脂身の差しが多めでその分とても柔かい。そして豚骨醤油出汁を吸い込んで、脂身の甘さと一体化した味わいです。それが肉味主体の赤身がスポンジの如く吸い込んでまた旨し!。チャーシューメンや豚丼もアリですな!。
 

 
 
 
 
<替玉> 替玉が楽しめえる家系!しかも細麺!ここでもバリカタでキメてみる!

 
 ここでは替え玉は、細麺でしか対応してくれません。だから、やりようによっては、家系なのに太麺と細麺の両方楽しめ我儘放題が魅力的です。まぁ極細系で、今回はバリカタでしたから、汁の持ち上げはそこそこ。それよりもクツクツと歯切れる感覚が、とても力強くてしかもリズミカル。ビール2本あおった割には、するりと食えます。今シーズン一番気温が下がった雨模様だったので、少し憂さ晴らしな食い方をしてしまいました。
 

 

 

 

<味変化> まず生姜!軽く擂り下ろしニンニク!仕上げに豆板醤!刺激と辛味で盛り上がる!

 
 今回は熊本風であっても、家系の店に入って目の前に薬味があるなら無視できません。味変化は「生姜メイン」「ニンニクはアシスト」「仕上げに豆板醤」という順位。生姜をかなり多めに投入するのが、最近の私の流儀でして、これにより生姜のジリジリとした刺激が豚骨煮出しの野趣感を落ち着けます。しかしそれだけでは生姜味に染まったままなので、アシストとしてニンニクの刺激を投入。生姜が味の中盤を押し上げる展開で、ニンニクをFWとして投入しただけでは攻撃の分厚さが欠けるので、そこで豆板醤を機能させます。この展開は最近の家系でのお気に入り!。
 

 
 
 
総じまして「新感覚?家系ベースの熊本風豚骨麺??マー油好きならハマるかと!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。このブランドは家系の枠には収まらない自由さがある様子。飲み屋的感覚も十分取り入れてるのでそこんところ大好き。家族連れで利用しやすいし、年中無休の通し営業ってのが実にありがたい!。これからもちょっと中途半端な時間帯にサクッと寄らせてもらうことになりましょう!。困った時のせい家!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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