ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5259】らーめん 高尾(東京・荻窪)味噌らーめん 生卵 にんにく 青菜 + まかないチャーシュー皿 + メンマ皿 + サッポロ赤星 + キリンラガー 〜馴染みやすさと本格さのナイスバランス!そして具材我儘放題!

 
秋三連休の中日!ゆっくりと味噌を堪能!

 
 急に寒暖の差を感じるようになった10月初旬。曇り空。朝起きて「今日は味噌ラーメンの日だな」と感じます。普段味噌系を食わない男をその気にさせた武蔵境の店を思いつきますが、臨時休業との情報はXで事前に知っておりましたので、日曜日だったので日曜限定の味噌を狙いに荻窪へとやってまいりました。
 

 
 そういえば、SUSURUくんも再訪して味噌と麦酒を楽しんでたっけ・・・YouTubeでの話。そんなことを思い出したら、それ以上に爆裂に麦酒と味噌拉麺で弾けてしまおうと心に火がつく!。本当に阿呆なオヤジですー。少々行列覚悟で臨んだのですが、案外と店内待ち客1名に接続。その15分少々後には約10名以上の外待ちが発生でして、今日はやっぱり味噌拉麺を食う日だったよと神の力を感じた次第です。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 多忙合間の刹那を盛り上げる図太い旨苦味!仄かな甘味!旨味が格別!

 
 座席についた途端、声をかけなくとも出てくる赤星でございます。こういう客と店の信頼関係が素敵。あゝ・・・今日も旨いぜ!図太い旨苦味!仄かな甘味!旨味が格別!。きっと気のせいなんだえろうけど。そしてオヤジ世代になるほどに図太い本格派が好きになってくる。苦いのがいいのよ。苦いだけなら欧州ブランドがいい感じだが、仄かに甘味も感じさせるところが日本ブランドのいいところかも。実に厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。個人的にはこの引き際の良さ最近一番好きですわ!。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿> 深いタレ浸透で香ばしい極粗刻みフレーク肉!!辣油垂らしてもやし絡めて食らう!

 
 サッポロ赤星とこの皿の組み合わせは最高です。今回も何の気なしに「まかないチャーシュー皿」をコール。たまにはレギュラーのチャーシュー皿を食らおうと思うのだけど、つい流れで(汗)。毎回思うが、この旨さはなんだ!マジうめーじゃねぇか!ってね。
 

 
 一度油で揚げて仕上げにタレで煮ながら味付け?。そんなプロセスを経た肉塊の表層です。その部分だけを削いで集めて刻んだってな仕上がり??。チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるわ!。
 

 
 
 
<キリンラガー> 偉大なるオーディナリーな味わい!定番の苦味は安定極まる旨さ!

 
 最近、ラガー同士を比べる訳でもないが、ブランド変えて楽しむのにハマってます。このキリンラガーは、まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。特別な思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、歳を重ねてIPAなど味を覚えると、少し軽やかにも感じてしまうね。華やかさは低めですが、コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚。対峙する酒じゃなくて、おつまみ等料理と合わせる麦酒って感覚で、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。日曜日の昼ビールはやっぱり最高だわ!。
 

 
 
 
<メンマ皿> ネギのザクザク感痛快!温かみあってあっさり仕立て!辣油を垂らしてホットに味わう

 
 あゝ、今日もサッポロ赤星に続いて2本目でキリンラガー突入!そのタイミングでメンマ皿を召喚です。このメンマ皿は、実はかなりオススメしたい!。ライトでフレッシュさすら感じる味わい。そして温かみがあります。
 

 
 配膳時は、メンマから湯気が仄かに漂う。そして齧ると竹の子煮を少し連想するほど、サクサクホクホクとした部分が少し感じ取れるわけです。それがまた素材の味わいを引き立てるようです。最近、辣油を垂らすことに凝ってて今回もそれですが、あっさりメンマにホットな刺激がひと垂らし加わるだけで、食欲刺激しまくり!。
 

 
 
 
<全体> ガッツリ本格噌感覚!挽肉もやし炒めのボリューム感!艶めきを映す生卵!精力的な大蒜!落ち着きの青菜!

 
 渾身の町中華的味噌拉麺って感じですね。どちらかと言うとノスタルジーを感じさせる町中華屋の味噌ラーメンの風貌。それでいて中華そば専門店の質感も併せ持つって感じです。テーマの味噌出汁は、とても馴染みある風貌で、特別さはないが実に親しげに感じます。その一方で、炒めたての挽肉モヤシの存在感は相当グッド!So Good!!   湯気を黙々と立ち昇らせながら炒めた香ばしさを伝えます。
 

 
 そして生卵がミスマッチなようで似合う感覚。炒めたモヤシが鳥の巣のようにも感じます。それに似合うニンニクの刻みがいいね!。生卵にも合うし味噌味にも合うアイテム。また旨さの触媒と申せましょう。そんな興奮高まるところを落ち着かせるような青菜の存在。ううう・・・これらの組み合わせは、結構ナイスと思ってますー。
 

 
 
 
<スープ> 甘味と辛味と酸味を併せ持つ味噌風合い!優しいテイストに辛味も感じるマイルドホットな味噌出汁!

 
 優しい味噌にも思えるのだが、所々で淡く辛味を感じさせるデフォルト感。麦と豆のバランスで言うと、やっぱり麦と思うのだが、どうも滲む辛味がクセになります。その辛味は赤味噌と言う熟成感とは違い、少しチリッと切れ込む感覚?。時折その刺激に淡い酸味なんぞを妄想的に感じたりして、案外と掴みどころがないイメージです。まぁ、うだうだ考えることなく、旨いものは旨いと言うことで!
 

 
 特に今回は薬味も加えたので、旨さ分厚いです。まずニンニクは、味噌出汁との相性の良さは言わずもがな。味噌のコクにパンチ感を与えるようで、一気に旨さが分厚く感じます。更にゆっくりと麺の風合いやら、モヤシの汁などが浸透し、旨さのカオス度が高まるようです。
 

 
 
 
<麺> たまには麺カタメコール!甘味ある蕎麦ライクさが風味アップ!まさに素朴な風味と甘味が拮抗!

 
 他客がカタメのコールを飛ばしたので、思いついたように今回は流されてみました。いかにも真似したみたいに見えるな(汗)。でもやっぱり、その少しカタメなフィーリングが更に好印象!ちょっとした偶然で素地の風味と甘味がしっかりといつもより伝わるようです。そこに吸わせた出汁と合わせて食らい、クシクシプツプツと歯切れる感覚とのコラボレーションが見事な旨さと言えましょう!。モヤシや青菜、他の薬味と絡んでザクザクとした歯応えと味わいと混じらせて食らうのもまた旨し!。
 

 

 そして何と言っても「生卵」と絡むのが良いね。朴訥とした風貌の褐色で蕎麦ライクな麺に、いかにも艶かしい生卵が割れて絡まる姿が旨そうじゃないか。またこれによって生卵が割れて味噌出汁に触れる。卵黄は出汁に溶け込み、白身は麺に貼り付いて出汁の熱で茹って白く緩く固まる。そこんとこを見逃さず、一気に麺をワシワシと口に運んで味わうのが実に痛快です!。
 

 
 
 
<もやし> 微妙にクタりつつザクザク歯応え感もキープ!噛み締めてほとばしる淡い甘味!

 
 味噌拉麺では必須アイテムなのがモヤシ。まるで温野菜的な存在感です。実に歯応えがある感覚で、微妙にクタりつつもザクザクとした歯応えが実にナイスなのです。噛み締めた後にほとばしり、淡白でフレッシュな甘味が弾け、出汁をより一層円やかにするようです。それより何と言っても中華鍋の炒めで甘味が増すだけでなく、合わさる炒め油と挽肉の香ばしさが微妙にモヤシにも乗り移るようで、これがまた秀逸。味噌出汁に浸るとその香りと旨みを溶かすので、味の総合力を高めるようです。ともあれ見栄えも盛り上がるので激しくオススメ!。
 

 
 
 
<青菜> 素朴で和やかな風貌に凛々しい色合いと清涼感を放つ!

 
 ちょうどお浸しにちかいほうれん草で出来が良い!。フレッシュさが残る茹で加減が絶妙!。意外と味噌出汁にも相性良い旨さがいい感じです。色合いも良くて面顔全体も凛々しく映えるし、ビールとも意外と合うのだった!。
 

 
 
 
<味変> 終盤に辣油と唐辛子を加えるといきなり辛味噌風に変貌!二段階に楽しめる!

 
 甘味に潜む辛味を引き出すのも面白いかと!。終盤に辣油と唐辛子を投入してみると、いきなり辛味噌風に変貌ですよ!。すでに染み込んでいるニンニクとも共鳴するようでこれまた旨し!。辛いの好きな方にはオススメかと!。
 

 
 
 
総じまして「馴染みやすさと本格さのナイスバランス!そして具材我儘放題!秋ならばこそ!日曜限定味噌旨し!」

 
 ・・・とい言う感動の嵐!。やはり秋が深まるにつれ味噌のオーダーが増加傾向。辛さの調整もできますし味噌定番のコーン・バターも追加も可能。楽しさアレンジ次第!我儘放題だしオプション追加価格はとても良心的です。昼夜共に30杯限定と言ってたと記憶してますのでご注意を。ノスタルジーさに高い質感が織りなす逸品味噌をぜひ!今回も激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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