ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4907】丸幸(東京・武蔵境)メンマラーメン + メンマ増し + ネギ皿 + 清酒 澤乃井 〜現代人のストレスを受け止める!愛すべき昭和ノスタルジーなる大衆中華蕎麦!

マジ疲れたので和みと癒しを求めて今日も来た!ここぞ大衆系中華そば専門店!
 
 げ!よく考えたら、忙しくて朝からろくなものを食ってない。菓子を適当につまんでコーヒーとお茶で空腹を紛らわせ、会議と打ち合わせだらけ。食事って言う満足感がない割に、きっと糖分とカロリーだけは過大に摂取していると思われる1日でした。まさかとは思って暦を確かめたら、案の定・・・仏滅。凹んでいる気分には、そう言うのがとても気になる・・・。
 

 
 で、このまま1日が終わってたまるかい!と思って夜になりやってきたのが「武蔵境駅」界隈。しみじみと癒しを求める気分でしたので、ここぞとばかりに大衆系中華そばを狙って「丸幸」さんへとやって参りました。武蔵境駅もここ数年でかなり開けてきましたが、ちょっと住宅地寄りの暗がりなエリアにポツンとあるのがいいね。蛾が街路灯に集まるように、ふらふらと吸い寄せられて入店。テレビの音声がBGMのように心地よい、ノスタな雰囲気を醸し出すお店なのです。まさに和みと癒しの空間!。
 
 

 
 
  
<酒> 清酒 澤乃井!常温でも辛口旨口キリリとした後味!日々のストレス一気に解す!染み渡る旨さ!

 お!酒が変わった!前は「多満自慢」だったはずだが今回は「澤乃井」です。東京都西部だと目立つブランドは、この二つ。多満自慢は福生の蔵で、澤乃井は奥多摩の蔵。うちの近所の中華屋や居酒屋は、このどちらかの看板を掲げているところが多いです。

 
 ま、日常酒なのでどうのこうのと言うのも奥がましいが、澤乃井は常温でもキリリとしたイメージがあって、甘味が低めなのが私のイメージ。軽快な甘味と申せましょうか、常温でぐいぐいといってしまう飲み干し易いのです。碧のボトルもなんか好き。 
 

 
 
 
<ネギ皿> 少しばかりの醤油ダレと切れ端チャーシュー!細切りネギのシャキシャキ感と滲み出る甘味が最高!酒が進む!

 
 味ネギで酒を飲む。これ最高!だって私、ネギ大好きネギ星人だから。見た目は少し、ラーショっぽいネギスタイルですが、チャーシューのタレか醤油タレか、割と優しい味付けで、ナチュラルな仕上がり。塩気や調味料、そしてごま油感がとても低いのに、しっかりと旨さが伝わる!。ネギ本来の甘味すら覚えるほどで、相当ナイス!。思わず次、日本酒追加!と弾けそうになりますが、なんとか自重。こちらお酒にも合いそうなので、激しくオススメです。
 

 
 
 
<全体> 素朴さ満載!拍車をかける素メンマの爆盛り!落ち着く醤油出汁感に癒しを覚える!


 
 おおお!いつもながらライトな醤油スープに刻み玉葱のトッピング!八王子系のニュアンスを伝えますね。決してこちらは八王子系をウリにしているわけじゃないが、中央線も武蔵境の西あたりから、八王子系の店がポツポツと現れ出すイメージでしょうか。素朴さがよ〜く伝わります。
 

 
 チャーシューはバラ肉スライスで少しペラいが、昭和のラーメンはみなこんな肉程度だったような気がします。そして目立つのはやっぱりメンマ。割と醤油の色合いを伝える方で、柔らかさが伝わるような質感がいい。オーソドックスな短冊型のメンマの黄土色感が、麺顔全体を妙に優しく落ち着かせる風貌です。
 
 

 
 
 
 
<スープ> ライトな豚鶏系の煮出しに落ち着きを与える節系の旨味!玉葱の甘味が素直に浸透!
 


 
 出汁がやさしー!。今の時代だとあっさり過ぎると言う方も多そうだけど、いえいえこの程度が一番いい塩梅なのです。醤油は見た目よりカエシ感が低くてライト系。ベースは豚鶏でどちらかと言うと豚のイメージが響いている様子。映えると言うよりじわじわと染みる動物エキス感です。乾物も溶けているがメインは昆布?。また優しい風味は野菜類の煮出しかもしれません。
 


 
 全体的にライトなだけに、薬味の甘味がわかりやすい。玉葱の微塵切りは、シャリシャリとした歯応えのみならず、そこから滲むフレッシュさある甘味がとても分かりやすい旨さです。苦味が一切ないかと。また大量に出汁に浸っているメンマも少々下味を出汁に移している様子で、あっさり味の中に幾重にも感じる味わいがカオス状態です。また中華麺からも風味と味わいが出汁にゆっくりと移るようで、後半になるほど味わいが深くなる様子。
 

 

 
 
 
<麺> 自家製麺!ツルツル滑り引き締まるモチモチ歯応え卵麺!出汁を吸い込み素地の甘味!

 
 2種類選べる麺の中で、今回は久しぶりに卵麺。あれ?こんなにうまかったっけか?。柔麺のイメージだったんですが、多加水っぽいモチモチ感がある上に、引き締まる感覚もあって、プツリプツリと千切れる感覚がナイスじゃないですか。しかも出汁を吸い取った後の旨味がしっかり伝わるし、玉葱を絡め込んだ時の複雑な歯応えで潰す感覚が実に快感!。
 

 
 しっかり素地の旨味を感じまして、かなり見直してしまいました。そうとわかれば、あとは海苔!メンマ!チャーシュー!と色々と巻き込んで遊びながら食らうのみ!。大盛は+110円でそこそこの値段ですが、それでもトータル560円!。細つけ麺でも通用しそうだ。大盛激しくオススメ!。 
 
 

 

 

 
 
<メンマ> 今回は倍盛り溢れる一面のメンマ!短冊タイプのフニャコリとした柔らかい感触!素直さ感じる味付け!


 
 素朴でオーソドックスなメンマですが、これがとてもイケる!。短冊型でやや幅広なパーツが多めで、繊維質はややキッパリとしてるイメージ。されどそれがどれもとても柔らかくて、歯切れがとても良いです。フニャっとする感覚と、コリっとした感覚がメンマの代表的な歯応えですが、どちらかと言うとフニャ感覚の方がかなりを占めるイメージ。優しい歯応え。
 
 


 
 そしてやや全体的に醤油感ある見栄えですが、塩気はほとんどなく、むしろ滲みた出汁の円やかさが印象的。白飯に乗せてガツガツと諸共食い進めたいような味わいです。さらにスープに浸っているとその味わいと交換して吸い込むので、グッと穏やかに味わいにもなるし、温かみも増すので、全体的にさらに優しい味わいに昇華!。嗚呼、これなら酒がさらに進むじゃないか!。
 
 

 


 
 
<チャーシュー> 自重で崩れる柔らかさ!煮豚タイプのバラ肉の薄切りスライス!出汁の浸透に脂の甘味!


 
 そしてペラいチャーシュー。ペラいと言えば悪く聞こえますが、いえいえ昭和のラーメンならこれで十分な印象です。むしろデフォルトでワンコイン未満で提供しているトッピングとしては上出来。大判になるようにロールした肉を薄切りにしています。煮豚タイプなので脂身がすでに半透明な感じ。余分な脂が抜けているところに、ここにもスープが浸透するので、程よい脂甘さと言う感覚です。
 
 
 
 そして自重で崩れる柔らかさ。チャーシューのみを単独で味わおうとしても無理でしょう。リフトした途端に崩れるから。私は崩れた破片を集めては、麺に絡めたりして味わい倒しましたが、今思うとレンゲで掬えば肉全体を持ち上げられるかと・・・そんな考えに至ります。
 
   


  
総じまして「現代人のストレスを受け止める!愛すべき昭和ノスタルジーなる大衆中華蕎麦!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。とにかく心身ともに疲れ切った刹那には、こんなノスタな中華そばが一番のお似合い。週末昼間は、競馬新聞睨みながら食らうおじさんも多く混み合うが、まったりと過ごせるナイスな空間。たまには、ほっこりとノスタルジーに浸れるような一杯はいかがでしょうか?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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