ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5138】味尊(東京・三鷹)醤油らーめん + サッポロ生ビール黒ラベル + 澤乃井 男酒 〜落着きと煌びやかさと肉感が交錯する円やか芳醇質実醤油麺!

春を感じる日曜日!地元でまったり酒と麺!

 
 2月と言うのに4月上旬並みの温かさ。しかも快晴。気もそぞろとなるところですが、今回も遠出をせず地元で拉麺活動です。ま、酒を絡ませるのも目的なのでね。
 

 
 こちら「酒」を絡ませてラーメンを楽しむならかなりグッドです。券売機にはそんなニュアンスを全くかんじさせないのですが、座席に着くとテーブルメニュー表がそんな感じ!。おいおい、それならそれと、店前立て看板とか券売機でもっとそういうのアピってもいいんじゃなかと思う次第。平日夜と土日祝で、今後ちょくちょくと訪問機会が増えると思われます。今回は、レギュラーメニューの中でも新顔の「醤油らーめん」とさせていただこう!。前回訪問時の油そばが、割と好みに合う醤油ダレだったので、ちょっと期待のハードル上げてしまいました。
 

 

 
 
<サッポロ生ビール黒ラベル> いくらでも飲み干せる軽い甘味後口とズシリ感!国民的定番麦酒!

 
 赤星もいいが黒ラベルもいいね。量をたくさん飲むには適した感覚で、個人的には好印象な国民的ブランド!。一時期、我が家の冷蔵庫ではこのラベルばかり埋め尽くしてた記憶です。ズシリ感がそこそこあるのに、軽やかな飲み口で、赤星よりも軽い甘味が後に残るのがいいね。グラスが小ぶりだったので、あっという間に3回注いで飲み干すのであったわー。
 

 
 
 
<澤乃井 男酒> 初動の口当たりからキレキレ!本醸造辛口は伊達じゃない!引き締まりすら覚える後味!

 
 三多摩地区の名蔵「澤乃井」で初めて見かけえるラベルです。澤乃井の辛口は、常温でもしっかりとキレを感じさせると勝手に思っているのですが、その期待通りに応えてくれます。普段慣れ親しんだ日常酒よりも切れ味が図太いイメージで、ぐいぐいと水の様に飲ませるタイプで、これはヤバいやつです。なんたって、本醸造辛口は伊達じゃない!引き締まりすら覚える後味!。
 

 
 
 
<麺顔> 素朴系統で派手さはないが妙に艶を感じる醤油ブラウン!見入る程に質感ありあり?

 
 配膳時は、申し訳ないが普通の醤油ラーメンねって、少し心の隅で穿った考えでいたかもしれない。しかしその初見のインパクトは無かったんだが、よくよく見つめていると、作り込みをありありと感じます。
 

 
 まず出汁の艶に引き込まれます。割とブラックに傾斜する様な濃ゆい醤油ブラウンに、エキス感がありあり。動物系の脂がゆったりと漂います。そして肉がしっかりしてる。デフォルトでも麺顔を多いつくすほどの肉感で、頼もしさすらあります。
 

 
 
 
<出汁> 甘味を感じさせスッキリした醤油感覚!動物系主体なコク深さに魚介溶込みで落着く!

 
 とっても「円やかな醤油出汁」。淡麗系とは全く違い、全体的に丸みを帯びた味表現と受け止めます。カエシのエッジは、豚鶏のエキスにしっかりガードされ円やか極まる味風景でしょうか。しかし醤油感覚はしっかり表現されており、全体的には円やかという展開と感じます。どこかホッコリとする優しい味わいと申せましょうか。
 

 
 そのホッコリ感覚とは裏腹に、見た目はとても艶やかで出汁自体はイケイケな表現です。香味油の加減もありましょうが、レンゲで出汁を揺らす度に漂い流れる出汁の表情が美しいじゃないか。視覚的にも楽しめて味わえる出汁という感想です。
 

 
 そしてやっぱり、どこか落ち着く・・・・妄想ですがそれは魚介の仕業?。これは妙に味変化しなくともぐいぐいと飲み干すタイプですな。
 

 
 
 
<麺> 醤油ブラウンの出汁と張り合う多加水系イエローヌードル!バクバク吸込みスルスルモチモチ食感!

 
 やっぱりこの麺が実に全体の印象を高めてる気がします。このお店は、基本的に味噌拉麺が看板なので、札幌系を思いお濃させるような、やっぱり多加水系のイエローヌードルです。ストレートに軽くパーマを当てたようなボコつきがある様子が印象的です。
 

 

 
 多加水なれどモチモチ感は実に控えめで、淡く引き締まってスパスパと小気味よく歯切れる感覚がいい。そこに具材も混じって味わいが膨らみます。味噌系とは違った展開で、出汁を一層吸い込むところがまたいいね。素地の甘味と出汁の旨みが一体化したところがまた旨し。
 

 
 出汁を吸い込み易いので、滑りや腰つきも味噌系で味わったものとまた違うイメージ。チュルっとすすれる楽しい感覚に、噛み締めるピチッとした感覚が交錯する楽しさもいいね。
 

 
 
 
<チャーシュー> 出汁と脂が赤身に染みて柔らか旨し!大判スライス豚肩ロース!淡白な旨さの鶏胸肉!

 
 周囲がしっかり香ばしくて、脂身部分は半透明でトロトロしてます。太いの丁寧にローストしたようなイメージ。と同時に煮豚のような柔らかさもあって、実に良いね。肉厚なのもいいが、スライス系な肉を崩して、麺と絡めて食らうのが似合いそうです。醤油出汁との相性もやっぱりナイス!。
 

 
 そして鶏胸肉!いわゆる低温調理系のコンフィタイプ。これもやっぱり醤油清湯系の出汁に合います。胸肉の仄かな滋味をほぐすかのような円やかな醤油出汁の浸透で胸肉旨し!。
 

 
 
 
 
<メンマ> 図太くて柔らかく出汁を吸い込み解れる食感!

 
 メンマが太い割には柔らかくていいね。繊維質が細かくて割れやすい仕上がりで、混ぜるとそこに醤油タレが絡んで混じって入り込むようで、メンマ素地の味わいにタレの味わいが加わった旨さが酒を誘います。
 

 
 
 
<味玉> 濃密ジュレ感覚に濃厚な味わいが溶ける卵黄!甘味が効いた醤油出汁が深く染入る白身が旨し!

 
 白身が旨い。しっかりめに醤油出汁が染みてます。なので白身だけでも酒のアテにもなりそうなほどな味わいです。そしてメインの卵黄は、ハードジュレってな仕上がりで、ここにも出汁が深く浸透。卵黄の濃密なコクとマッチして、旨味が実に濃ゆい展開!。
 

 
 
 
総じまして「落着きと煌びやかさと肉感が交錯する円やか芳醇質実醤油麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。訪問する度に客が増えてる感じで、しっかり根付きつつある様子。夜に酒と麺とつまみも楽しめる頼もしさがある一方で、家族客も嬉しいボックス席あり。ここは使える!と改めて感じ入る次第です。三鷹駅南口に楽しめる拉麺スポットあり!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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