ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5212】丸幸(東京・武蔵境)チャーシューメン[ロース]+ メンマ皿 + アサヒスーパードライ + 多満自慢 生貯蔵酒DRY 〜世代を越え受継がれる味!やっぱり落ち着く昭和のご馳走チャーシューメン!迷ったらこれ!

武蔵境の拉麺的癒しスポット!?

 
 休日午前中は、サクッと普段できない仕事を片付けて、いざ拉麺へと行かん!。思いつくところでなくとも、このタイミングでは、どこへ行っても混むのだよなー。家族連れで休日ランチ!って子供が小さい時はよくやったけど、そう言う姿を見かけると、妙に懐かしくなる・・・・。そんな客層に混じりカウンターの隅に陣取り、昼酒&拉麺活動の始まりです。
 

 
 ここはゆっくりできるから良いねぇー。いつも行く「中華そば みたか@三鷹」や「らーめん高尾@荻窪」でもゆっくりできるのだが、後の行列客のことを考えると、やっぱりどこか心の中では、少しせわしく食って飲んでる(ちなみに、元々飲むのも食うのもピッチが早い性格だが)。だけどここでは、行列客考えず、そしてTVなど観ながらのんびり過ごせるのがとてもナイス。個人的には、「拉麺的癒しスポット」でございます。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 冷え方!グラスの気配り!ナイスタイミング!



 へへへ・・・ここは生ビール・瓶ビール・日本酒・ハイボールとラインナップされとるのだ!。しかもサービスでメンマお通しがあるから、実に嬉しい。チャーシュー皿もあったりして、私のホーム「中華そば みたか」と似たり寄ったりな世界観がここにはあります。生ビールよりは瓶ビールなオレ。アサヒスーパードライを堪能させていただきましょう!
 

 

 いいぞ!瓶を握った瞬間から「冷え冷え」「キンキン」でして冷たさが手に沁みる。そしてグラスじゃなくてコップ!。これが大衆酒場感を感じさせてくれていい感じ!しかもコップも冷えてて曇ってる。冷たいコップにキン冷えビールを注ぐ瞬間がたまらんね!。一瞬でコップが曇り氷りつき、瞬間的に見えなくなるが泡立ちが透けて見えるのが・・・これまた粋だよ。
 

 
 口に含むと、スーパードライらしいキーンとした辛口の響きと冷たい刺激がマッチ。そして喉越し刺激を与えながらも、比較的ライトな味わいと鋭いキレ味で、心のストレスを一気に流してくれるようです。これは欧州の人々よりアジアの人々にはスッキリ受入れられるようで、ビールは切れ味!っていう感覚を証明してくれる味わいですな。一方でサービスお通しの味葱は、コク深い味わいもドライビールには妙に合うね。
 

 
 
 
<清酒 多満自慢> 生貯蔵酒ドライ!三多摩地区自慢銘柄の冷酒!甘さに滲む辛口後味!すっきり余韻!

 
 冷やで!でとコールしたが、やっぱりしっかりと冷えた酒だった。しかも生貯蔵酒ドライ!。ちなみにたまには「澤乃井」があるか?と聞いてみたんだが、無いと言われました夏を感じ始めるとやっぱり冷酒!。日常酒の風合い低く、淡麗なる切れ味もしっかり表現。メンマとよく合うじゃないか。
 

 
 
 
<メンマ皿> 深めの醤油に染まった円やか味わい!クニャコリ食感!ちょいとスパイシー!

 
 今回はメンマをしこたま味わう!。さてこのメンマ。醤油色がしっかりと染まった色合いで、毎度言うが、関西オリジンの私から見ると、いかにも関東風と感じてしまうわけ。そして色合いの深さとは違い、塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やか。そこに少し胡椒が効かせてあって、その仄かな刺激が妙に醤油と素材の風味に合うのだった!。
 

 
 いかにもなフニャコリとした歯切れの短冊タイプ。下味の旨さで箸が止まらなくなるのだが・・・、今回は少し味変化を試そうと、辣油を後半に垂らしてみます。ふふふ・・・これがまた合う!酒が更に進む!。
 

 
 
 
<全体> まさにノスラー!肉とメンマの迫力に昭和のノスタルジックが滲む!オーラ感ダダ漏れ中華そば!

 
 とことん付き合える馴染みの中華そば!肉増し贅沢感です。肉増しでこの設定なら実にリーズナブル!。バラとロースが選べたりミックスの提供も可能が、今回はロースを選択。和みのオーラ感がハンパない。
 

 
 実に大衆中華特有の和みのオーラ感はダダ漏れに伝わります。チャーシューもレトロだし、そして何と言ってもメンマの素朴さが嬉しい!スープの穏やかさは言うに及ばず。
 

 
 
 
<スープ> 軽いカエシ!ライトな豚鶏系の煮出し!玉葱の甘味が素直に浸透!メンマと中華麺の風合いもイキイキ染みる!

 
 出汁がやさしー!。今の時代だとあっさり過ぎると言う方も多そうだけど、いえいえこの程度が一番いい塩梅なのです。醤油は見た目よりカエシ感が低くてライト系。ベースは豚鶏でどちらかと言うと豚のイメージが響いている様子。映えると言うよりじわじわと染みる動物エキス感です。乾物も溶けているがメインは昆布?。また優しい風味は野菜類の煮出しかもしれません。
 

 
 全体的にライトなだけに、薬味の甘味がわかりやすい。玉葱の微塵切りは、シャリシャリとした歯応えのみならず、そこから滲むフレッシュさある甘味がとても分かりやすい旨さです。苦味が一切ないかと。また大量に出汁に浸っているメンマも少々下味を出汁に移している様子で、あっさり味の中に幾重にも感じる味わいがカオス状態です。また中華麺からも風味と味わいが出汁にゆっくりと移るようで、後半になるほど味わいが深くなる様子。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺!蕎麦粉入りとは言え明るい歯応えとツルツルとしたライトなスベリ!王道感じる中華麺!



 

 卵麺と蕎麦粉入り中華麺とで選べるシステムなんだけど、やっぱりいつも蕎麦粉入りを注文してしまう私です。蕎麦入りとは言え、蕎麦っぽいイメージはほとんどなく、ズバリ中華麺なのですが、プツプツとした歯応えは卵麺よりは淡白で出汁の吸い込みも優れている様子。表層がツルツルとしており、非常に啜りもライトです。
 

 
 麺の甘味と言うより、出汁と一体化した旨味がイメージの全て。後半の方が俄然しなやかになり、私は後半の方が好きかも。崩れたチャーシューやら、まだ残ってるメンマなどを存分に絡めて食らうと、あっさり味の中に滋味が加わるよう。歯応えも複雑になり楽しさアップなので、具材はなるべく絡めた方がいいです。玉葱の微塵は放ってても自然と麺に引っかかったり絡むので、玉葱の味わいも麺の旨味にフィットする様子かと!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 赤身に旨さ滲む豚ロース! 甘辛だれとスープの旨味が共に染みて旨し!

 

 

 煮豚タイプの豚のロース。淡白な味わいを想像しがちだが、しっかりとここにも醤油系のタレが浸透しており、甘辛い上に肉の旨味と脂の甘味が染み込んでいるイメージ。なので白飯にも合う感覚です。そこにスポンジのようにベーススープを吸い込むから、案外とジューシーに楽しめる。
 

 
 こちらは崩れにくいので、また性懲りも無く麺に巻き付けたりして楽しんでみました。
 

 
 
 
 
<メンマ> 短冊型のフニャコリとした歯応え!素材と出汁を感じる素直な味付け!麦酒に最適!

 
 
 これぞ素朴!実にオーソドックス!。見慣れた短冊タイプでやや幅広い。繊維質はキッパリとしてるようですが、とても柔らかくて、歯切れがとてもソフトです。フニャっとする感覚とコリっとした感覚が合体したような歯切れが心地よいかと!。そんな優しい歯応えでありながら、味わいは深いです。
 

 
 全体的に醤油感ある見栄えですが、塩気はほとんどなく、下味出汁の円やかさがいい感じです。白飯に乗せてメンマごはんとしても通用しそうかも。スープに浸っているとその味を吸い込むので、これでまた味も穏やかになる様子。素朴さに温かみが増すイメージですので、これまた麦酒がさらに進むのでした。
 

 

 
 
<味変> おろしニンニクと豆板醤!更に辣油を少し溶かしてエッジを効かす!後半更に尻上がりの旨さ!

 
 素朴で質実な出汁感のまま〆ても良かったんですが、酒が入ってる感覚だったので少し刺激が欲しくなる。そいういう流れで、備え付けのおろしニンニクと豆板醤を少し溶かしてみました。ふふふ・・・これが思いの外、コクを深めてカエシのエッジングと高めるじゃないか!。しかも辣油が混じるとコクとシャープさがアップ!後半にこそオススメ。酒と合わせるなら尚更オススメ!。
 

 
 
 
総じまして「世代を越え受継がれる味!やっぱり落ち着く昭和のご馳走チャーシューメン!迷ったらこれ!」

 
 ・・・と言った感動の嵐!。店の雰囲気も含めて、実にほっこりさせるチャーシューメンです。まさに癒しの一杯かと。仕事終わりに晩酌の後や休日の昼酒には最高と思われます。拉麺だけでも癒されるので三鷹・武蔵野エリアのラーメンファンには激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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