蔓延防止でも休日だから飲みたい！その５
いずれ緊急事態宣言が発令される・・・そんな差し迫った蔓延防止措置の期間中に食って飲んどけ！ってな感じで今回はこちら。軒並みお酒提供中止のラーメン店が都内で続出しておる中、どうも「西新宿エリア」だけは、ルールを守りつつ前向きにお酒を提供している店が多いです。先日訪問した「光来」然り、「なんでんかんでん」「流川」なども頑張って酒飲み拉麺ラバーに合わせてくれてるって感じ。感謝感謝！
＜酒＞ キリン一番搾り！定番国産ブランドの中では酵母の華やかさと甘味の深さが突き抜けてる！
こちらはキリン一番搾り！。これもうまいよね！。個人的には料理に合わせると一番映えるブランドではないかと感じております。レギュラークラスのビールなのに、酵母に華やかさがありあり。一番麦汁ならではのクリアな苦味が最高でございます。また妙に飲みたい時に飲むビールというのは旨く感じるもので、実に華やかな麦芽とホップの苦味と清涼感！冷えと喉越しも最高じゃないか！。思わずもう一本追加しようかなどと考えてほくそ笑みますな。
＜全体＞ ほぼマルゲリータ系スープパスタ！完熟トマトが明るく華やか！具材の彩り演出が華やか！
確かに器などで拉麺風には思いますが、ほぼマルゲリータ系スープパスタと申せましょう。どんなアレンジや工夫も受け入れる受容性の深さがラーメンの素晴らしいところ。激しく認めるところです。トマトといえばフレッシュ感が先行しそうですが、いえいえ出汁というか煮込みにも適した具材で、「おでん」にもなりうる素材。それがきめ細かく潰されて和風だしに溶け込んだ様子です。鮮烈な赤と言うより、ベースの旨味に化合して一体感あるクリーミーな赤色。素直に旨そう。そこにトマトの赤と補色的に緑の具材が乗ってます。
キャベツと水菜がスープの色合いを背景に余計に鞘かに鮮やかに目に映る。それだけでなく肉系もしっかり乗ってて楽しみが尽きない感覚！。
＜スープ＞ トマトの旨味分厚くしっとり！鶏出汁の下支えはしっかり！チーズと挽肉がコクをプラス！
さすが「鶏そば」看板の店だけあってベースの出汁がしっかりしてます。丸鶏の芳醇ささえ伺え知る？。そこに分厚く完熟トマトの旨味が溶け込みます。トマトは鰹節と同様にイノシン酸が豊富な所以なのでしょうか・・・妙に見栄えと反して濃厚ラーメンのスープとしてナチュラルとすら感じます。それだけでなく、パルメザンレッジャーノの粉が降り掛かり溶け込むのが素晴らしい。極上スープパスタを超えるか？？。また豚挽肉がスープに混じりますので、それもコクと食べ応えを演出するようです。
＜麺＞ カッペリーニを彷彿とする極細ストレート細麺！スープと挽肉とチーズを絡めて持ち上げまくり！
キリッと麺線を感じさせる極細ストレート角麺。加水は高めですが、ねり水の影響かとても引き締まった感覚で、歯応えよろしく少しクツクツと感じます。さらに品やかな物腰で、箸でリフトすると麺と麺が整いながら絡み合うのが素晴らしい。隙間から持ち上がるスープが多く感じられます。なのでスープパスタのような感覚がさらに増します。想像の通り出汁の持ち上げが素晴らしく、出汁と麺の一体感が楽しめる！。
細くて品やかなお陰で具材と薬味の絡みも良いね。薬味の水菜やはいうに及ばず、挽肉も絡みつけて引き上がってくるようです。具材や薬味とも一体感を醸し出す旨さかと。そして歯応えのクツクツ感もナイス！。
＜肉＞ タレの甘味に炙りが香ばしい鶏腿肉！トマト味にフィットする低温調理鶏胸肉！味な演出！
鶏皮が苦手な方でもこれはオススメ。この鶏皮には醤油系の甘辛い出汁が浸透しており、とても柔らかい。そして炙りがナイス！焦げ！が入っており、甘みに香ばしさが混じる旨さです。もも肉にも脂の旨さが浸透しとてもジューシーに味わえます。どの方向から歯を入れてもサクリと千切れる柔らかさが素晴らしい。
一方の鶏胸肉のコンフィもいい感じ。淡白な滋味を含む部位で、あっさりとトマト出汁を吸い込んで味わい深し！。噛み締めるとスポンジを潰したように出汁が口の中で溢れます。さすが鶏そばメインなお店だけあって鶏の扱いはさすが！。
＜具材①＞ あると無条件に嬉しい鶏団子！大葉の清涼感がバジルのようにトマト出汁に合う！
粗挽き肉を薬味を混ぜて丸めた感じ。割とぎゅっと肉が詰まったような感覚で、その一方、ふわっと柔らかい食感で軟骨のコリコリさも感じるタイプです。これも・・・おつまみ盛り的にビールで合わせたい仕上がりですね。肉旨味の詰まった味と食感がナイス！。
＜具材②＞ 仕上がり整う温野菜キャベツ！フレッシュ感演出の水菜とフルーツトマト！
温野菜感も楽しめるのが秀逸。キャベツは定番ですが、見栄えと味わいを兼ね備えた部位だけを選りすぐった葉キャベツ。歯応えのザクザク感としなしな感の中間で、噛み締めると野菜ならではの甘味が染み出して旨し！。またそれに呼応して、フレッシュ生のフルーツトマトがトッピング。これも不思議とトッピングの味わいとしてはマッチ！。
＜〆飯＞ パルメジャーノチーズリゾット！トマト出汁かけてコク深し！揚げ大蒜を振りかけ旨さ高まる！
この一品専用としての〆飯がこれです。白飯にパルメジャーノレッジャー二の粉を多めにふりかけ、少しばかりのパセリ微塵とタレを投入。そこに余ったトマトスープを垂らして味わうという仕掛けです。へへへ・・・もはや説明不要の旨さかと！。
ほぼ米粒に芯のないトマトリゾットな感覚で楽しめます。オススメなのは、フライドオニオンがカウンターセットにあるから、それも振りかけるとまた旨し。激しくオススメかも！
総じまして「拉麺にイタリアの風！食らって生命宿るゴールドエクスペリエンス！旨さ感動レクイエム！」
・・・と言う感動の嵐！。創作系拉麺の代表作と感じるトマト拉麺。斬新さと言う感覚より、定番的な落ち着きすら感じる旨さかと。そしてこの一杯の侮れない完成度！西新宿に来たら一回食っとくべきかも！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝ぢながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
関連ランキング：ラーメン | 西武新宿駅、新宿西口駅、大久保駅
