ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4249】 NIPPON RAMEN 凛 TOKYO (東京・東京駅構内) 醤油らぁ麺 + 味玉 + プレミアムヱビス生ビール 〜素材感と表現力の豊かさ!さすが東京!駅ナカグルメの実力恐るべし!

グランスタ東京で夏休みを悠々自適

 

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 ちょっと野暮用があり久しぶりに都内へ。チャチャっと済ませた後は、久しぶりに東京駅へ移動。東京ラーメンストリート以外に、拉麺的スポットが増えたエリアですが、今回はグランスタ東京内で気になる店に向かいましょう。
 
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 その前にランチピークタイムを外すために、構内でひとりのほほ〜んと過ごさせてもらいました。ここはいいですぜ。ワインを楽しめるスポットもあったし、クラフトビールだってあるんですねー。コロナで微妙に人が少ない上に、グルメ関連のフロアは整理拡大されてるため、ちょい呑みなどの利用も可能。予定通りオリンピックが開催されておれば、大変活気があったことと思われます。夏休みなので昼間から梯子酒でいい気分〜。で、結局その流れで今回の目的「NIPPON RAMEN 凛 TOKYO」の行列に接続です。
 

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 場所は八重洲口中央改札の直ぐ側。非常に目につき場所となっており、多くの通行客に見られますな。行列中に見知らぬ方から、ここ旨いのかと聞かれ・・・らしいっすよー!なんて答えたりして。適当に言っただけであったが、結論的に正しかったです。
 
 

 

 
 
<酒> プレミアムヱビス生:仕事しない人になり切って平日昼ビール楽しからず哉

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 もう飲んできたでしょ!と言われそうだが、仕事がないので飲むしかないでしょ。ビールがヱビスらしいのもあり、やっぱり予定調和で券売機ボタンを押してました。これが店内に座ってから中々出てこなくてちょっと焦る・・・。だからずーっと厨房奥を睨めつけておりました。やっとビールジョッキが出てくる気配を感じた瞬間、思わずこっちこっちと店員に手招きジェスチャーする始末。隣客が何事?ってな顔してました。
 
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 やはり生ビールもいいね!。風味がちょっと華やか!クラフトビールを別の店で飲んできたばかりだが、苦味がズシリとした本格派。また一方で適度にライトさもあり、ぐびぐびゴクゴクと思わず喉を鳴らしてしまう旨さ。お通しがサービスとして出され、その肉片の少し濃ゆい味わいとビールを交互に味わい過ごす喜び〜!。もう社会復帰出来ないのではと思うほど、ハメ外したビールを存分に愉しむのでしたー。
 
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<全体> とてもシンプルな故に素材と完成度の自信がありあり!?強気な価格だが押し迫る質感迫力!?

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 ビールがあっと言う間になくなり、またぼんやりと待ち過ごしますが、東京駅で990円と言う価格設定と、そのサンプル写真のシンプルさにちょっとした違和感を感じ始める。ちょうどそんなタイミングで、実物が配膳されました。それはこんな感じ!。
 

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 おおお!確かにシンプルだがスープの質感の高さがありありと伝わるその迫力!。ちょっと明るい醤油ブラウンだが、醤油清湯のようで少し霞みがかっており、その旨味のエキス感が伝わるイメージ。更にその表層は鶏油が垂れ込めており、熱せられたスープの湯気で香りが伝わる。チャーシューはバラ肉ロールらしく、中央ど真ん中で平置きと言うのはありそうでない配置だが、それがまた見栄えのシンプルさに拍車をかけるか?。そして中央の薬味は青々とした九条ねぎの微塵切り。関西オリジンなネギ星人の私としては、これも嬉しい限り!。
 

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<スープ> ブランド地鶏のパワーと明るさ!滑らかで豊潤なるナマ醤油の華やぎ!落ち着きの乾物系の滋味!

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 口に含んだ瞬間、この一杯は当たり!と確信に至るかと。まず最初に感じるのは鶏系の旨味。最近よく見かける水鳥系とは少し違って複雑な気もするが、ちょっと懐かしいような気もします。帰りがけにポスターに書かれたウンチクを確認するが、4種の地鶏から抽出とか・・・。こだわりが相当に強そう〜。きっと鶏ガラだけでなく、丸鶏にもしてに出汁てるはず。鶏油も溶けているが、バターのような濃密感は低めでライトに明るく旨味を伝える感覚。鶏旨味で全てにマウント取るような強引さはありません。品が良い。
 

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 品が良いと言えば、醤油の余韻がまさしくそれです。これはわかりやすいナマ醤油系のカエシの広がり。同じくウンチクチェックしてみれば、8種類も醤油をブレンドさせたようですー。私は記載上「きじょうゆ→生醤油」「なましょうゆ→ナマ醤油」分けているつもりですが、恐らくどっちもブレンドなんでしょうね。ただし、個人的なフィーリングでは・・・ナマ醤油の中でも生揚げ醤油の雰囲気が濃ゆいような・・・。醸造感豊かなれどふわっと滑らかなカエシと香りが素敵です。
 

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 またその他に乾物系の旨味も溶けていることでしょう。煮干感はないイメージでしたが、昆布や節系の滋味もあるような落ち着き感もたしょうなりとも??。後半になれば麺の風味と甘味も溶け出して、旨さのカオスはゆっくりと高まってゆく味風景です。
 

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<麺> 心の味食品:実にきめ細かくたおやかなストレートフォルム!素地の甘味に出汁の旨味が浸透して一体化!

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 ビール待つのに厨房睨み付けておりましたら、心の味食品の麺箱を発見!最近よく遭遇いたします。さてその麺がスープとの相性が抜群!一見したらとても標準的なストレート麺ですが、風味も甘味も感じるような質感でした。大盛り対応を強く要望したい次第!。
 

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 加水は中程度で密度感もほぼ中庸。とてもきめ細かい地肌感で汁の浸透は良さそうな見栄え。スープの持ち上げよりは、汁の纏いと浸透力でスルスルと心地よいライトさで啜り食えます。時折りズボボッと音も立てるが滑らかに口に運び入れると、スパスパと小気味よく切れ、奥歯に誘導。クッチリと潰せば麺の素地というか、熟成麺らしい香りの柔らかさを序盤では感じ取れます。
 
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 後半の旨さがいいね!。スープが浸透し切ってからがこの麺の本領発揮というべきか。出汁の旨味をしっかりと受け取った炭水化物は、噛んだ瞬間に甘みを感じるほどの旨さなのでした!。実際に麺に甘味が入ってるんじゃなく、旨さに甘味を感じるほどと言うべきなんでしょうねー。
 
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<チャーシュー> まるで出汁と麺に溶けてゆくようなフワフワ豚バラロール肉!自重で崩れて散る・・・

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 ビールのお通しで出て来た肉片とは、随分とイメージは別でした。お通しは、やや強めの塩気と淡い歯応えがあったのですが、トッピングの肉は豚バラ肉ロールで、わりと薄めのスライス肉。上に乗った青ネギを退かせようと箸を動かせると、その動作につられて崩れてしまう。そして自重で崩れるほど柔らかい仕上がりでした。
 

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 脂がスープ熱に溶けてホロホロ状態。タレの旨味も楽しめるが、スープの旨味をしっかり全体で吸収した一体感も強くて、出汁を肉で味わうと言った味わい感覚なのが楽しいかも。ただ・・・今回はビールも追加したことだし、肉追加の特製にする勇気は無かったオレでしたー。二千円以上も出せないー。
 
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<メンマ> 明るい鶏醤油味に見事に馴染む凛々しい味わいと歯切れのキッパリさ!

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 肉の下にすっぽりと隠れんぼしていたのが材木メンマ。かなり嬉しい!本当に麺とスープと肉だけかと思ってたところにヒョッコリと現れるのだから、驚きも含まれます。さてそのメンマだが、かなり太くて凛々しい見栄え。程よく明るさある味の仕上がりだし、シャキッととした歯応えが実に好印象!。白飯よりは酒と合わせたいような感覚でした。隠しておくのが勿体ないと思うんだけどなぁ〜。
 

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<味玉にハズレなし!> 白身はややハード!卵黄はゆるゆる!強く噛むと弾ける展開にご注意を
 
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 味玉は別出しでした。小さい専用の器にちょこっと乗せられての配膳です。とってもつるんとした、ペールオレンジを思わせるような色合い。出汁の浸透も感じさせますが、後半になってから丼の中へ移しました。そして割ってみましたが、白身が少しハードな弾力だったために、少々力を入れたのですが、卵黄は真逆にゆるゆるな程に柔らかい。よって割ると弾けるような歯応えに感じます。
 

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 白身は見た目の通り薄い出汁が深く浸透したようなで、噛むと味わいも感じ取れます。そんな感じだから卵黄も同様に出汁浸透と、自身の濃密なコクでマチュアな味わい。まるでタレを舐めてるような深い味わいですな。少しスープに浸してみたが、極端な味変化はなかった様子。そのまま食らうのが正解でしょうか。嗚呼、やっぱり味玉の旨さは、今回もハズレなし!。
 

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総じまして「素材感と表現力の豊かさ!さすが東京!駅ナカグルメの実力恐るべし!」

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 ・・・と言う感動!。駅ナカでこんなに本格的な一杯が出るとは、さすがグランスタ東京!恐るべしでございます。実はグランスタの施設全体の味レベルも高いと・・・今回の散策では感じた次第でして、最高に楽しい駅ナカグルメスポット。他にオススメもありありですが、まずはここを激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

 

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