なぜか急に食いたくなる!地元の青葉に行ってみた!
中華そば 青葉 吉祥寺店 (東京・吉祥寺) 特製つけめん 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> 青葉系の安心感が立ち込める・・・ほっこり系つけめん!
- <つけダレ> ちょっといつもの汁系より醤油がちなニュアンス!優しい一味感がゆったりと馴染む味わい!
- <麺> ひと目見るとそれだと分かる!ちょっと黄色味がかったプリもちっとしたストレート細麺!
- <チャーシュー> 手切りの札状カット!つけダレ器の中で麺と良く絡み合う・・・計算高いサイズ感と旨さ!
- <メンマ> フレッシュ感たっぷりのツルツルタイプ!つけダレの甘辛い味わいにジャストフィット!
- <味玉にハズレなし!> 定番の旨さ!主張し過ぎないところが光る・・・馴染みの旨さ!
- <スープ割>最後に魚介系の出汁を注いで・・・Wスープの本質を思い出す旨さ!
- 総じまして「たまに猛烈に食いたくなる味!そして色褪せぬ旨さ!更にほっこり感!ダブルスープの時間差攻撃!」
中央線利用者としては、中野まですぐそこじゃんとは思うが、せっかく地元にあるのだから今の時節は利用するならここです。コロナ対応期間は、朝9時から夜20時までの変則営業パターンとのこと。だったら朝ラーできるじゃねぇか!。5月はちょこちょこと通うかもしれません。
昼飯ピーク時に訪問ですが、先客3名。自然と間引きされたかのような間隔で座ります。これならむしろゆったりと食えるな!と言う感じで今回は「つけめん」。食ってたつもりが、なぜかレビューを上げるのをすっ飛ばしてたのか、削除してしまったのか記録がないので、今回はリベンジと言うことで!。
<全体> 青葉系の安心感が立ち込める・・・ほっこり系つけめん!
もう勝手知ったる青葉と言う・・・イチビった間隔で食券渡すなり「太麺で!」とコール。すると店員さん困った顔して1秒ほど動きが止まる?。「実は数年前に太麺廃止しまして・・・」とのこと。何ぃー・・・知らぬ間にそんな事態になってたのか。結構好きだったのに。ちょっとモチベーションが下がってしまいましたが、気を取り直したところで配膳を受けたのはこんな麺顔でした!。
おおお!つけめんになってもやはり青葉のDNAって感じ!ちょっと動物系が先行したような風合いに醤油系が滲んだ色合いが素敵。またトウガラシには柚子か陳皮らしき複雑にも優しい明るさを感じるスパイス感!刺激より和みを感じるエキス感がいい感じです。そして麺は・・・見慣れたストレート細麺!卵麺らしい色合い。そこに長閑な風合いも感じ取れて、つけダレの和風スパイス感とすごくマッチしそう!。もう知っている味わいでありがワクワク度が止まらない!。
<つけダレ> ちょっといつもの汁系より醤油がちなニュアンス!優しい一味感がゆったりと馴染む味わい!
さてつけダレ。汁系と比べると随分と色合いとニュアンスの違いを感じはしませんか?。トウガラシと塩ごまでそう感じさせるのか、ちょっとカラフルなイメージ。そしてベースの色合いがオレンジっぽくも受け取れ、なんとなく醤油ダレの浸透の強さを感じる部分もあるようです。この時点では、これで豚骨と魚介の旨味なのかと多少訝しむが・・・黙ってまずはそのまま味わおう。
おおお!円やかで明るいエキス感が気持ち良い!香りも円やかだし明るさすら覚えるのは動物系の旨味が先行していると言うことか。円やかとは言っても、つけダレらしい濃ゆめの塩気も感じるが、ちょっと高いと言う感じだけで、そのままでも飲み干せるレベル。別のニュアンスを探すと・・・それは甘味!。不思議で優しい甘味が広がるからこそ、「円やかさ」と「塩気」が明るくも感じると言ったところでしょう。
そしてチリチリとトウガラシの刺激が淡くも伝える・・・。これは「細つけ麺」にピッタリとフォーカス合わせた感覚がたまらんね!。サラサラ円やかな旨味が麺に絡む旨さで大いに期待!。何だか知らんが香味油もいい仕事してるようだ!。
<麺> ひと目見るとそれだと分かる!ちょっと黄色味がかったプリもちっとしたストレート細麺!
ちょっとほの明るい黄色。そしてストレート細麺だけど、もっちりとした嫋(たお)やかさを感じさせる麺線。これぞ青葉の麺だよね!。つけめんに擬態しても本質は変わらず、相変わらず旨そうです。これは風味というより、グルテンを噛み潰した後の甘味を感じたい!。
つけダレに浸す・・・おおお!淡いオレンジにも似た琥珀色が、黄色味ガチな麺と映える!。ある程度に浸し絡ませたところを一気に引き上げ大いに吸引・・・ズボボボボボボーーー!!。いやぁ〜スベるスベる。つけダレもしっかり持ち上げて口の中へと運びます。前歯の千切もそこそこに、さっさと奥歯へ送り込んで潰しにかかるが、噛む前につけダレの旨さで唾液がすでに溢れてる。そこに麺の咀嚼が始まりだすと一気に混じり合った旨さが爆発ですよ。瞬時に出汁エキスと炭水化物の一体化した旨味が炸裂!。
・・・そしてその余韻に浸り出したところから、落ち着きを取り戻しました。やっぱり動物系先行の旨味感に卵麺は合うね!。ようやく冷静に歯応えを感じとりますが、モチモチとしているとはいえ、そこはつけめん・・・ひやあつの食感でして、明るい弾力の奥には引き締まりを感じる部分があります。そこが麺の甘味を強く感じさせるようで・・・王道の青葉の味として引き出しの奥深さに感心しきりでござます。旨し・・・。
<チャーシュー> 手切りの札状カット!つけダレ器の中で麺と良く絡み合う・・・計算高いサイズ感と旨さ!
注文を受けてから切り落としにかかるチャーシュー。肩ロースでダイナミックな大判スライス。それを食べやすいサイズにカットして、札状態になっております。普段なら大判のまま食らわしてくれと言いたいが、それではつけダレの器のサイズに合わない。食べやすく、器の中でしっくり来るような施しと言えましょう。
ある程度、余計な脂が抜けた煮豚タイプか。それが一旦つけだれの中に沈むと、一気に柔らかみを帯びるのと同時に、タレを吸い込むようです。サイズの妙で麺にとても絡みやすく、具材を食うはずが自然と麺に絡まって交わる旨さが楽しめる。肉身部分はしっかりとタレを吸収し、脂身部分は透明となってホロホロと蕩けてつけダレにエキスを還元しているかのよう・・・とっても柔らかくてうまいです。
<メンマ> フレッシュ感たっぷりのツルツルタイプ!つけダレの甘辛い味わいにジャストフィット!
一般的なメンマと言えばそんな感じ。メンマの中でもフレッシュ系で、繊維質が割とキッパリと現れるもの。齧ると葉の隙間に一部の繊維が挟まりそうだが、しゃくりと小気味よく千切れて快感です。味はあっさり目で、どんな汁やスープ、つけダレにも合うタイプ。今回は濡れているだけでなく、ひょっとしてタレを吸い込んでいるのかと思うほどの、ジャストフィット感!。これも思わず麺に絡めて食いたくなってしまいます。
<味玉にハズレなし!> 定番の旨さ!主張し過ぎないところが光る・・・馴染みの旨さ!
薄出汁で丁寧に浸したややハード仕上げの味玉。中心部はねっとりしつつ、白身の部分は薄らと出汁浸透がありますね。中心部に少し温度の低さを感じるものの、白身を中心とする周囲は確かな温もりあり。すでにカットされてるのでつけダレの熱が中心部にもすぐに浸透です。
円やかな旨味と塩気・・・ほのかな甘味を保つ旨味がさらに浸透して旨いわ〜。特にトウガラシの刺激が柔らかく浸透し、より深みを増しますな・・・・。これは炭水化物と一緒に食らうと旨さアップ間違いない!。嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし!
<スープ割>最後に魚介系の出汁を注いで・・・Wスープの本質を思い出す旨さ!
冒頭で、太麺がなくて少し消沈した気分だったが、結局大満足でフィニッシュを迎えます。スープ割りを所望。ブーメラン方式で、割りが注がれて帰ってきます。これで一気に醤油めいた色合いが、いつもの青葉の中華そばスープの色合いに変化!。馴染みの味わいを楽しみますと・・・・嗚呼!魚介感!。これぞダブルスープの時間差攻撃!?。いきなり馴染みの味わいが戻ってくるから、最後はエンタテイメント的にも楽しめました。うーん・・・青葉でつけめん・・・アリだよアリ!。
総じまして「たまに猛烈に食いたくなる味!そして色褪せぬ旨さ!更にほっこり感!ダブルスープの時間差攻撃!」
・・・と言う感動!。久々に食ってみると旨いというより、ポテンシャルの高さを感じましたよ。今後は汁系と交互につけめんを食べ続けようかしら。見直しと言うより新たな開眼という青葉の味わいでした。サイドメニューやお酒もなく、麺一本でやってるところも潔くて好印象。今後青葉が急に食いたくなったら、ここに飛び込むことといたしましょう!。吉祥寺で昼飯なら・・・激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!