ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4148】 三鷹食堂いなり (東京・JR三鷹) 特製油そば 塩 + ライス + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜塩味で素朴!そしてシンプル!令色排除の旨さ質実油そば!

実は「初投稿者」「初レビュアー」登録なお店・・・忘れてた!5年ぶりに訪問してみた
 


三鷹食堂いなり (東京・JR三鷹) 特製油そば 塩 + ライス + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 再上京したての頃、吉祥寺に「音麺酒家 楽々」って実に良いラーメン店がありまして、最初にかなりお気に入りになったっけ。ところが、閉店しメンバーが解散・・・その後「中華そば しば田@仙川」が派生。その後いろいろあったりして、少し遅れて新たに派生したのが「三鷹食堂いなり」さんです。楽々ファンとしては、少々興奮を覚えたのを思い出します。
 

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 何と・・・私、食べログラーメンデータベース「初投稿者」「初レビュアー」なのね!すみませんホント忘れてました。いろいろ三鷹駅に来るまでに、ラーメン寄り道するようになってしまったからねぇー・・・。今回5年ぶりに訪問してみました。
 
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 店内コロナ禍対応と言うことで、少し長閑な雰囲気。メニュー数は絞り、テイクアウトも対応可能とのこと。それでもポツポツと常連さんらしい客が応援気分で訪れ、中には家族連れもおられるね。入り口横がボックス席みたいな作りになってて、そこを占拠しながらウダウダと飲み食いするのが心地良さそう・・・いいねぇ〜。
 

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<酒> サッポロラガービール赤星:三鷹・武蔵野エリアの赤星提供ラーメン店では6店舗?

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 うー・・・相変わらず、昼間に飲む赤星は最高でございます。快楽悦楽に堕ちてゆくような・・・ちっぽけな自堕落が心地よい。ズドンとした苦味になぜか清涼なる香りが突き抜け、酔った勢いで気持ちが若くなる気分!。何だかジジイのような発想しながら、グビグビと昼酒をあおってゆきますー。
 
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 実はこのGW中は、地元で短くラーメン活動するしかなく、テーマ選びにも悩んだんですが、「サッポロラガービール赤星」でレビューを並べ立てようと企んでた次第。ところが・・・そんなに甘いものでもなく、今回は5店舗程度でご容赦を。ちなみに三鷹・武蔵野エリアのラーメン店で赤星提供は、以下の通り。
 
 
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 ちなみに、これと同じようにハートランドビールでも鎖呑み食いしようと考えたんだが、三鷹・武蔵野エリアのラーメン専門店で提供するのはたった1店舗だったので断念です。もし、三鷹・武蔵野エリアのラーメン&赤星・ハートランドが叶う店が他にあれば、ご一報いただければ幸いです。
 
 

 

 
 
<全体> 何とも素朴な塩系汁なし!生卵とフライドガーリックでスタミナ期待!

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 5年ぶりなので、何が旨かったかを思い出す・・・。確か限定も旨かった筈だが今は叶わず。記憶を振り絞りだしたところ、確か塩ダレの油そばがあることを思い出し、それを特製でお願いしました。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!何ともほっこりさせる素朴さ溢れてる・・・そして生卵がセットになってるのが実に嬉しい!。やや平打ち型の中太麺はウネウネと捩れており、それがまた素朴さに拍車をかける見映え。刻みのり・青菜・めんま はちょっとボリューム的には薬味程度と感じますが、フライドガーリックがふってあるところなどは、単に素朴さ追求型のティピカルな武蔵野系油そばとは、一線を画するよう。そしてコップに注いだビールと並べると妙に絵になるじゃないか!。
 

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<タレ> キッパリとした鶏油の明るい旨味とコク深さ!されど素朴で落ち着き感じる塩の片鱗!?豚エキスも溶けてる?

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 「武蔵野系油そばとは、一線を画する」とは言ったが、実は「塩ダレ汁なし系」は、多摩エリアなら名店あり。それは「喜奴屋@立川」。ちょっとその味わいと比較してしまうが、喜奴屋は、少しじっとりしつつもまろやかな塩気あり、香り付けに焦がしネギがあったかと言う記憶。それに比べて、この塩ダレはとても明るく響き渡るような印象で塩気は円やか。焦がし葱は存在せずで、意外とシンプルなのだがなぜかコク深いね。

 

 
 
 色合いが明るめで透明感のある黄色。素直に鶏油のニュアンスを感じますが・・・あのバターのような濃厚さはなく、これは全くの妄想何だが、上質ラードと塩気でまとまっているのではないかと感じます。もしカメリアラードだったら個人的に嬉しい!。
 

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 また魚貝オフとも断定しづらい?。動物系エキスで明るさ弾けすぎることなく、落ち着いた味わいなので・・・塩ダレには何か魚貝の工夫をしているのでは?と思うが、駄舌故にごめんちゃい。
 
 

 

 
 
<麺> 以前とは進化したね!ウネウネ中太麺で風味が高く、旨味豊かな密度ある中加水タイプ。

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 麺が変わりましたね・・・油そばの場合。5年以上前の記憶と比べても何の説得力もありませが、以前はもっとツルツルとした平型麺で、ストレートさがもっと際立ってた印象。それに比べると、捩れとボコ付きがほどほどあって、素朴な印象に変わったようです。
 

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 加水は中程度。しかし中心は少し引き締まったような部分もあり、前歯を立てればヌツヌツとちぎれ、奥歯で潰すとヌッツリと・・・ハードなテンピュールのよな低反発の後につぶれ千切れます。塩ダレの油分にコーティングされて、太い割にはツルツルっと啜り食え、歯で潰した後は糖化した旨味と塩ダレがうまく合体します。
 

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 ここで貼りつき出すのが刻み海苔。粘りが強くなるとフライドガーリックの粒もまとわります。序盤は部分部分でこれらが歯に当たってクランキーな気分にさせてくれ楽しい感触。それに青菜や葱、そしてメンマがクニャリとした歯応えが混じるので、いろいろと味や歯応えの風景が変わって面白いかも。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 甘辛ダレでじっくりローストされたような豚バラ肉!タレの甘味と脂の甘味がベストマッチ!

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 豚バラ肉メイン。スライスと言うより削ぎ切ったような肉片です。味付けは醤油系でした。そのタレ味は甘辛系で、どちらかと言うと甘味の方が印象に残る味わい。そのレの甘味と、脂身の甘味が、実に相性がよろしい感じです。麺に絡めても旨いが・・・このニュアンスだと、白飯の上に乗せても確実に合う筈!そんな仕上がり具合。ちなみに肉追加のボタンはありませんので、あしからず。
 

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<生卵投入> 溶かし過ぎない程度で注ぎ入れる・・・後は麺を攪拌するだけでランダムなトロミが生まれるて旨し!

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 「味玉油そば」のボタンがあり、その上に「特製油そば」があったので、まさか特製で生卵が出てくるとは想像しませんでした。味玉油そばと、特製油そばの差分100円が不明ですが、汁なし系で生卵を投入してかき回す楽しさは、味玉では体験できないのでよしとしましょう。
 

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 私なりの卵かけご飯と同じ流儀で食します。ご飯と同様・・・生卵の卵黄は、基本的に崩さずにそのまま流し込みます(今回は油そばなので事前に少しだけ卵黄の膜を破りましたが)。白飯だったら、後は醤油を卵目掛けて少し垂らし、後はゆっくり箸でかき回すのみ。ポイントは、卵黄と白身が均一に混じり切らない、醤油も気につに混らないようになること。部分的にランダムに、卵黄・白身・醤油が混じり合うところが旨さの秘訣で、カオス状態を生み出す。そんなメージトレーニングを油そばで繰り返しました。
 

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 おおお!これこれ!卵黄がネットリと絡んで妖艶な部分があると思えば、白身メインでトロトロ〜な部分もある。またそれらをあえて一緒に混じらせるのも味の幅が広がる次第で・・・旨さの組み合わせが無限!。つまり、「麺」と「タレ」は同じ味わいだから数学的には「定数」。生卵は徹底的に白身と卵黄を溶きつめてしまうとこれも味わいとしては「定数」だが、あえて曖昧に溶くところに意味があり、生卵の味わいの「変数」化を保つわけ。生卵の混じり具合に同じ部分はないので、混じると味わいの変数分だけ味わいはランダムと化しカオスが深まる・・・・楽しさ旨さ無限大。
 

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<味変化> 王道の辣油と酢!塩系であってもテッパンの味変コンビネーション!

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 温故知新。令和の今、ビジネスマンにまた論語のブームがじわじわと来ておるようです。改めて古人の教えを紐解きましょう。ここは武蔵野エリア・・・武蔵野系油そばの聖地がある街といえば言えなくもないわけだ(武蔵野市)。油そば故、この系統の伝統の流儀に従い、味変化といきましょう。辣油と酢。迷うことなく投入!。
 

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 嗚呼!塩系であってもテッパンの味変コンビネーション!。醤油系じゃないからイメージにならないかと思いきや、これで一気に武蔵野系の味わいに変化です。ま、別の言い方をすれば、これやっちゃうと、全部同じ味に帰結してしまう・・・と言えなくもない。ただ、儀式と言うより「作法」として、油そばを食うなら、辣油と酢の投入は抜くことはできません。
 
 

 

 
 
<ライス割> 汁なし系の〆の鉄則!ちょっとコショウをふって刺激プラスがオススメ!
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 一通り、麺や具材の固形物をさらえたら、微妙にタレが残ってた。これは捨ておけぬ。慌ててライスの食券を追加購入(このご時世、できるだけ現金手渡し避けるため)。ただ小ライスという可愛げじゃなくガッツリとお茶碗1杯分あったので、味の補強は必要。そんな時はコショウをふって味足ししてみました。
 
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 塩ダレと白飯、そして微かに残る卵のコク。はっきり言って旨さテッパンでございます。もう猛烈に勢いが止まらず完食!。嗚呼、またやっちまったよ・・・ビール飲んだ上に、油そば食って、タレを惜しんでライスをガッツリ食う。油と糖質、そしてアルコールをガッツリと摂取!運動不足のこの折り、自堕落に陥る快感も味わう結果になりました。
 

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総じまして「塩味で素朴!そしてシンプル!令色排除の旨さ質実油そば!」

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 ・・・と言う感想!。これまで足が遠のいておりましたが激しく後悔!。「健やか」と「山もと」に挟まれた位置で競争激化のエリアですが、3店舗とも、今後は公平に応援して行かねばと思う次第。3店舗の中唯一・・・「赤星」ありというメリットは個人的には無視できませんがね:笑。今後の限定メニュー展開もTwitterでチェック必要!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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