ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3835】 箸とレンゲ (東京・阿佐ヶ谷) トウモロコシの冷たいらぁめん + アサヒスーパードライ生ジョッキ 〜もはや確固たる創作系冷製プレゼンス!MENSHO名作冷やし麺!毎年頼むよ!

七夕まつり一色な阿佐ヶ谷で・・・ひとりラーメン祭り!
 

 

 疲労困憊・・・。これほどにクソ暑い中、プレッシャー感じたことやってたら、夕方になるとガス欠になりますぜ。もう早々と現場から直帰とさせてもらいますが、こういう時に限って自宅は所用で家族は留守なのよ。ちょっと早いが晩飯ラーメン活動ってな流れです。
 

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 さて通勤経路でどこで降りて、何を食おうか・・・。考えていたところで阿佐ヶ谷で停車。妙に華やかな雰囲気があって、降りる客も多くて何だか笑顔も多め。風景の隅っこにお祭りムードがありあり。それにつられて降りてしまうと・・・なんと「阿佐谷七夕まつり」の期間中だった!。じゃここで食うか!近場で選んだところが「箸とレンゲ」さん。久しぶりだったし、庄野さんのTwitterは何気にチェックしてて、ここに「限定の冷やし」があることはずーっと前から知ってたからね(笑)。
 

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 実に久しぶりの訪問で、何やら少しシステムが変わってた。券売機が導入されてて・・・個人的にはフツーのラーメン店になったのかなという寂しさがこの時はあったかも。ところが、このあとそれを払拭する展開だったのだ!。
 
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<酒> アサヒスーパードライ生ジョッキ:JR中央総武線界隈で一番のビールがここに!?
 
 なんだよーーーーこれ!250円です!。そしてこの旨さ!。ジョッキが凍りついてるだけでなく、注ぎ方と貯蔵タンクの温度管理もいいんだろうか!?。このコストパフォーマンスは凄すぎる旨さ!。たった一杯のビールなんだが。中央線沿線界隈の「ラーメン店」で、一番旨いジョッキビールを提供するのは「二葉@荻窪」とこれまでずーっと思ってた。それと匹敵か、価格を鑑みればそれ以上。鳥貴族よりも安く味わえる本物生ジョッキ!。お祭り気分まで紅潮!。
 

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<全体> 創作意欲と美しさ!そして見るからにうまさ!華やかに溢れ出す!
 
 おおお!やっと一年越しに出会えた麺顔!創作意欲に溢れたそれはもはや恋い焦がれ過ぎて見慣れた感がある!?しかしやはり日本と言う枠からはみ出た迫力!。妙なことにどこかやっぱりラーメンしてるッツーか・・・まとまり感に安寧を覚えます。例えるなら洋花のみであしらった「いけばな」のような雰囲気。分かるかな?伝わるかな・・・。
 

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 そこで落ち着いて見渡しますが、確かに粉チーズは何にでも合うスペシャリストでして、スープに溶ければコクを出すし様々な肉も相性が抜群。パスタが証明するように炭水化物との相性はトップクラス。そこにトウモロコシの旨味がベースにあるのだから、見ただけで美味いに決まってるのだった!。
 

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<スープ> トウモロコシ満点!単に甘いだけでは無い冷製ポタージュ感覚!
 
 粉チーズに心を奪われている場合ではない!。心落ち着けて、トウモロコシのエキスが溶け込んでいると言う、スープをじっくり味わい出します。表面には香味油が漂い、植物由来のコクを感じさせられながら、じっくり味わう・・・。すると嗚呼やっぱり、トウモロコシ由来の甘みがふんだんに溶け込んでおり、口の中全体が甘さに覆われて行くではないか!。朝獲りってことはなかろうが、トウモロコシの糖度が高いために、余計な甘みを追加必要とすることないためか、とても自然体で甘みが旨い!。
 

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 そして多分・・・豆乳か生クリームかが溶けていると勝手に妄想しますが、甘みのコクがとても分厚い。ベースのスープに動物系が忍ばされてるとしても、こうもクリーミー!ポタージュ感!は難しいとされるので、そんなクリーム感を味わうんですが、これが実に相性が良い!。これは冷やし担々麺でも同じような展開を食ってきたため、似た感覚を覚えてしまう・・・。
 

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<薬味> 粉チーズの柔らかくコクある塩気にビーツの仄かな酸味!色調と美味が整う!
 
 粉チーズの上には胡椒が多めにトッピング。トウモロコシの甘みと旨みの増幅を、クリーム系が果たすとしたならば、塩気とコクは粉チーズが分担していると言う図式です。不思議なことに、トウモロコシの旨味を支えているのが乳製品系?そしてどちらも北海道産グルメ素材。摩り下ろしたパルメザンほどクセがないもの実にいいね。胡椒も塩気をアシストしてヒリリと響く感じがナイス!。
 

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 秀逸なのはビーツの刻み。音楽室のカーテンのような深い赤みが印象的な根菜。この色合いが純白アイボリーのスープと妙にエキゾチックな組み合わせです。全体に溶かすと少し赤みを増すのもいい。これが微妙に淡い風合いを残し、そこに酸味を移すからスープの味の幅が広がるね!。胡椒だけでは単調になってしまうところを、カオスな旨味へと昇華させるのがこのアイテムなのかもしれません。
 

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<麺> スープと一転して素朴さ溢れる平打ちボコボコ麺!このミスマッチがベストマッチ!
 
 スープ全体の味風景は完全に洋風だ!。だったらこれに合わせる麺は洋風に合わせたもの?・・・と感じながら年をリフトすると、めちゃ素朴さ感じる和風なボコボコ平打ち麺。しかも冷水で締められてる。ここにトウモロコシの甘さを含んだクリーミーなスープが纏うが、一向に浸透しようとはさせません。表面にはじっとりと濡れて絡むスープ。その上に粉チーズが絡みつき、見た目だけなら手打ちパスタそのものです。
 

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 見た目はミスマッチ!しかし味わいはベストマッチ!!。粉チーズ等を絡ませ尽くしたボコボコ手打ち風麺は、薬味と水菜を絡ませてザクザクモチモチってな感じで奥歯に当たるよ。その後、唾液も絡んで一気に糖化した旨味は、麺の味わいにトウモロコシの甘み!粉チーズのコク塩気が混じって一気に昇華したのでした。この旨さの衝撃・・・個人的には、平成初期に流行ったスープパスタの驚きと同格!。嗚呼、ラーメンの可能性を最大限に引き出してるやん!庄野さんやっぱ天才!。
 

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<チャーシュー> 肉はこの選択肢しかなし!ナチュラルに溶け込む低温調理の鶏胸肉!
 
 もうスープ感と麺の質感で、すでに完成しきった感があるんですが、チャーシュー に相当するパーツがないと全体成立しない。個性に個性をぶつけるのも手ですが、この味風景に肉脂の塊ってぶつけていくのは気がひけるよ・・・。ならば!そこにちょうど当てはまったのが「低温調理系の鶏胸肉」であります。こいつは何にでも合うよね(笑)。ひょっとしたら、刺身の舟盛りに存在しても違和感ないかもしれないし???、コテコテのシチューに混じっても溶け込みそうだし、鳥貴族の串焼きの隙間に挟まっても一体感があるかもしれない・・・。個人的に低温調理系鶏胸肉は「忍者チャーシュー」と呼んでます。
 

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 やっぱり・・・思った通りだ。トウモロコシのエキスを吸い込みながら、自身の旨味は後回し。吸い込んだところで噛み締めると、ダブルエキスのインパクトとして舌の味蕾隅々まで流れ込みます〜。もう口の中の唾液腺のバルブが解放しまくり。唾液腺が急に負担がかかったために顎の周りが痛い(こんな感覚ってわかる???)。
 

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<他具材> 軽くバターソテーされたトウモロコシも全体アシスト!
 
 こんなにラーメンの枠を外したのに、やっぱりラーメンだ!って思わせるのに、少なからず貢献したのは「メンマ」です。注目スポット当たりにくいのに、やっぱりこれを丼系のトッピングで食うと、嗚呼・・・ラーメンとして帰ってきた気分にさせられます。
 

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 また「トウモロコシ」感覚では、バターソテーが外せません。トウモロコシの粒とそれにサイズ合わせてカットされたズッキーニの炒め!。実はこっちの方が馴染み深いうまさ。トウモロコシの旨さを「非日常の旨さ(スープ)」と「日常の旨さ(トッピング)」でダブルで味わう喜びです。トウモロコシ系の創作ラーメンで、このトッピングは当たり前の発想かもしれませんが、効果はそれ以上に絶大!。
 
 

 

 
 
総じまして「もはや確固たる創作系冷製プレゼンス!MENSHO名作冷やし麺!毎年頼むよ!」
 
 ・・・と言う感動。ラーメンって塩気の旨さだと言うのは、もはや遠いむかしの話。甘みの旨さが語られ出していく数年・・・堂々たる甘みで旨いと思わせるのがこのような現代ラーメンかもよ。もやはフレンチとかイタリアンの風吹かせるいっぱいも多いですが、単にファッションと割り切りたくない。この一杯の旨さを知れば、ラーメンの可能性に喜びを感じると思います。これは激しく応援とオススメだなー・・・賛否あろうと思うけど。そんな声援とこの日のお祭りの華やかさを感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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