ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3705】 入鹿東京[IRUCA -Tokyo -] (東京・東久留米) 柚子塩らぁ麺+豚チャーシュー+味付け煮玉子 〜東久留米に新たな崇高ラーメンの脈動!令和の名店誕生か?

令和一杯目は、新規開店の店でスタート! 凪&一燈出身の注目店主の店へ
 

 

 平成から令和に代わる瞬間は、自宅でベロ酔い。二日酔いで頭が痛い令和の始まりでございました。やっべー・・・これからラーメン活動はキツイかな。記念すべき令和の始まりには、やっぱ新しい店だよね〜。ってなことで、この令和一日目の愛でたき営業開始の数ある店の中で、一番アクセスしやすい「IRUCA-Tokyo-」さんへとやって来ました。
 

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 何とか開店に合わせてやって来ましたが、ご店主の挨拶は間に合いました。すでに出身店時代の応援客が集まってて熱気がすごい。支えと愛を感じますねー。そして凄い「ラーメン根性」のオーラをあちこちに感じます。ベテラン&ツワモノ感アリアリで、行列対策アイテム「折りたたみ椅子」持参!。遠くからお姿拝見しただけで、あ!同類って感じがしましたよ(笑)。盛り上がりも活発な様子。みなさんの顔とブログが頭の中で一致せず。呆然と離れてただ、見守っておりました。
 

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 それにしても贈花が凄く華やか!一燈の坂本さんからのが一段と存在感あるかな?。開店と同時にあっと言う間に店内に人が吸い込まれて、外待ち客発生状態。そして次々と行列が長くなり、結局ざくっと20〜30名はこれを目指して集まったと言う流れでした。オレもネチネチ情報チェックしてる方だが、みなさんもスゲーぜ。
 

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<全体&スープ> 丸鶏の芳醇さにガラのエキス感たっぷり!魚介が染みてググッと落ち着きと華やぎ感じる塩感うまし!柚子はナチュラル清涼感!
 
 店内に入ると、既にご店主とお客との和気あいあい感で、既に温まってる感覚。しかししきりに「緊張緊張」とお言葉も漏れます。さてそんな中で、いきなり申し訳無さそうなコメントありました。塩と醤油で本来麺を変えていくつもりが、今回は醤油用の麺で塩も対応させてくださいとのこと。どうもちょっと納得出来なかったらしいけど〜。屋号から「塩ウリ」感アリアリなんだけど・・・。今回口頭注文だったんですが、醤油にしようかかなり迷いましたが、とりあえず「柚子塩」とさせてもらいました。気が抜けないので1ロット2杯づつ対応。そんなややドタバタした流れで受け取ったのが・・・この麺顔でした。
 

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 おおお!なんのなんの!見た瞬間から美味いヤツって分かりますよ!質感の高さが込められており迫力とすら思えますもん!。巷で近年あるある系なネオ中華そばには違いないが、スープの濁り具合は、素材煮出しの丁寧さが如実ですよ。手間を感じる素材コンプレックスな霞み。それが旨さを感じさせる!。
 

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 ともあれまずはネオ中華にしても、どんな展開か楽しみで確認し味わいましょう。まずはネットでのSNSでの触れ込み通り「名古屋コーチン」なる鶏系の味わいは想定以上の美味さ。すごく好きになりそう!。霞んだ塩スープ感から、鶏油のバターのような濃密な甘みはないと想像してたがその通り!。ではぴっちりとした鶏清湯かと言えばそうではなく、ググッと芳醇なのですな・・・・。きっと手間をかけた丸鶏の煮込みなのだろうと思ってたら、実はウンチクがきによればもっと手間があった。大山鶏のガラも煮出した二段仕込みとは!。乾物系が濃ゆいのかと思ってたオレって馬鹿舌〜。
 

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 また魚介系はほのかに察しがついたつもりでいたが、煮干のような落ち着き感がありつつ、独特のエグ味は全くない。節系でも中には香りが強めもあるよなと思ってはいたが、ウンチクがきによれば、トビウオと他の煮干とありました。なるほど・・・あご出汁主体でだったか。ともあれ、鶏と煮干の二本柱でかなりの奥行きを表しますから、見た目も合わせて素晴らしい仕上がりと言えましょう。
 
 

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 さて看板にも書かれている「柚子」。案外柚子を敬遠する人多いので、少し気がかりではありました。しかし、これは良い雰囲気の柚子味展開です。柚子の微妙なジリジリとした酸味と淡い苦味が苦手なら、これはそんなの感じさせませんからご安心を。柚子の皮を摩り下ろした苦味は皆無。確認することなくスープに溶かしてしまったから・・・・無念。柚子実のフレッシュ感すらある甘みあるナチュラルな酸味。それが、選び抜かれたどこぞの名門の塩たちとうまく結びつくから、金属的なジリリとした風味はなし。気がついたらほのかな酸味は柚子だったと言う味風景だったかもしれません。
 

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 そして今回は意外と麺との相性が、個人的にはハマったのかもしれません。麺が切り替わったとは言え、風味が汁に移りやすいのか?、後半になるとよりマイルドな安心感があったような記憶。思わず麺を食いきった後の汁を写真メモしてしまったくらい。
 
 

 

 
 
<麺> 急遽麺変更!いやいやどうして!加水低めなのにしなやかな感覚!ゆるりとして粉感覚が実に悪くない!
 
 災い転じて福となす。個人的には、塩でも麺をどちらか選べるようにしても良いのではと思えます。本体的ではないと思われてるようですが、私にはこれが妙にしっくり来ました。ポイントは「粉感」の風味。
 

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 割と加水が低めの麺。加水が低いと要するに粉と混じり難いから、打ち込みや、ローラーを通す回数が増えると感じてしまいます。だから麺自体に密度感が出てくるのかと妄想してますが、これはパスタ等強力粉での私経験。こちらの麺は、不思議に密度感が低めなように全体がしなやかなのに、「味にしっかりと粉感余韻を残す」といったところです。そこが汁と馴染むと面白い反応をします。
 

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 ここからは120%妄想。汁を吸い込んでるのに、粉感の風味あり。歯でちぎった断面は見たけど芯はなし。前歯でちぎってズボボボっと啜りやすいのは、全体がしなやかな証拠。おまけに寄り添うからスープの持ち上げもよろしい。スープを半分すすているのに麺の風味が生き生き。たまらず奥歯へ運ぶと、あとは無意識にクチクチと潰してのど奥へと落ち仕込む事を繰り返すだけ。唾液が溢れるのを自覚しましたが、潰した直後の旨味は、とても上品で泣ける・・・。この麺は、大盛りのときどうするんだろう?。まだ券売機にも、お品書きにも表示はなかったが、替玉にでもするんだろうか?。ちょっとこれは後日再訪問で確認したいところです。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 鶏むね肉に追加で豚肩ロース!共に低温調理の今風の旨さ!塩気に肉の旨味が舌の上に広がり一気に唾液洪水〜!
 
 平成の後半に一段と広まった「低温調理」のチャーシュー。鶏胸肉がラーメンのチャーシューとしてかなりのシェアを高めた調理方法。また豚肉の中でも、バラ肉から肩ロースへと主役は移り、まさにラーメンチャーシューの中では革命でありましたな・・・。令和はどんな面白い進化をさせてくれるのか、これからが楽しみ。
 

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 いわば完成型・完成美を思わせる肉味ですな・・・。豚肉の見栄えは、もう見るからに鮮烈なサクラ色。いやローズピンクと言ったところか?。旨そうなところを箸でリフトすると、自重で肉繊維断面がバコっと割れて、その隅々までスープが浸透しているのが分かります。妙にスポンジを引っ張ってる気持ちになる。そこを一気に口に入れて噛んでゆく。スポンジを伸ばして吸い込ませた後、一気に絞るのと同じね・・・・。溢れ出る汁は肉の旨味を一気に引きずり出してくるから・・・・もう堪らん!。いくらでも食えるぞ!これもきっとゼロカロリー!。
 

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 一方の鶏胸肉もこれに食い方似ているけど、肉自体が少し淡白だから、ちょっと味風景が違うね。豚肩ロースが、噛んで肉汁を引きずり出すような感覚に対し、鶏胸肉は、汁を吸いきった胸肉本体の味変化を楽しむような感覚。鶏胸肉に含まれる下味スパイスに、スープをぶつけて一体感を味わうような感覚かな・・・。何れにしても、豚も鶏も最高の仕上がり具合。さすが凪と一燈を経験してきた店主だね!。
 

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<メンマ> 不思議な「甘みと円やかさ」の調和が面白いね
 
 ちょっとだけ気になったので短く。柔らかいメンマの代表である「穂先メンマ」。これも平成ラーメンの進化したアイテムですね。淡い歯ごたえと淡白な味が特徴。どちらかと言うとスープの味わいで食べるような認識。しかしこの穂先メンマは少し主張してた記憶です。筍の煮付けに近い旨さもありつつ、何か香味が何か添えてある。何だろうこれ・・・・・ってずっと食い終わった後も考えていたんだが、自宅で酒飲みながら、桃屋の「やわらぎ」を食った時に気が付いた。「やわらぎ」にオレはいつも胡瓜の千切りと、胡麻ラー油をかけて食うのだが・・・そうかあれは「ごま油」の香味ではなかったかと!。またこれを確かめに行かなくてはならなくなった(笑)。
 
桃屋 やわらぎ お徳用 210g

桃屋 やわらぎ お徳用 210g

 

 

 
 
 
<味玉にハズレなし> 熟成というより出汁感の効いた甘味がまろやか
 
 メンマの発想にも通じるのが、味玉(煮玉子)。いつも「熟成した旨さ」「マチュアな甘み」とか述べてるb分ですが、素材本来を超えた別の旨さへ昇華した例えです。基本的には味(出汁)の足し込み。卵黄が半熟であったり緩めだったり、白身がフルフルで柔らかいと、足し込む味の一体感が高まります。
 

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 さてこの味玉・・・割とハードな熱通し。芋羊羹より粘度が高い。自分のこれまでの考えだったら、味の一体感が低いと思って塩をふるところだが、なんのなんの・・・・・芳醇な出汁感溢れる旨味。甘さとすら言っても良いですよ。白身なんて深い浸透感じさせる色合いで、しかも全体にムラがない。これは意外とご飯と合うのかもしれません。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「東久留米に新たな崇高ラーメンの脈動!令和の名店誕生か?」と言う旨さに応援気分
 
 ・・・まだ開店初日でこの質感。多少のバタバタ感があったり、またメニューラインナップもシンプル。今日は助っ人いたけど一人オペにいずれはなるのか??。しかしここは人気が出ますよ。行列のびて近寄りがたくなる前に、まめに再訪問させてもらいましょうかね・・・。令和初日にいい店めっけ!。そんな喜びと共に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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    (「凪」と「一燈」での経験と縁で今後発展してね!) 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走でした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

 


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