ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3470】 くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) ブラック 味玉 大盛 〜誕生!東小金井ブラック!いや・・・くじらブラック!醤油の二枚看板!

「ブラック」ラーメンと聞けば見逃せないほど好き!仕事帰りにふらふら寄ってみた結果
 この日は朝から忙しくて飯抜いて、昼飯タイムは打ち合わせが長引いてボツ。おやつタイムに空腹過ぎて移動中のコンビニでカップ麺を啜る。すごく侘しくすごく空しい。こんな時はとっとと切り替えて仕事を片付けて、腑に落ちるラーメンを食って納得して終わりたいです。たまたま三多摩エリアで夕方フリーになりましたので、立川へとっとと移動。コーヒーショップで少しばかりモバイルワークをこなして、東小金井へ移動します。へへへ・・・「くじら食堂」が目当てさ。
 

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 どうも先人がレビューアップした「ブラック」ラーメンが実に気になってなりません。「○○ブラック」と言うラーメンは、富山が有名だけど、今では全国津々浦々にらしき一杯があったりしますね。もともと京都ラーメン育ちの私としては、新福菜館で子供時代からブラック系中華そばには馴染みが深いため、どうしても気になってしまう。今回ようやくそれを食う機会を得ました。
 

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 しかし2号店が駅施設に出来てから、ますます「くじら食堂」の勢いが止まらないね。店箱が大きくなって、常駐スタフも増えて、回転もよくなったはずなんだが、やっぱり行列が絶えないよ・・・。幸い店内待ち程度で済んだけど、こりゃ週末はしんどくなってきたかな・・・すこし個人的に寂しいけどいいことだね。早く旧店舗の再開店をしていただき、違った一面を発揮してほしいかなんて願う次第です。
 

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人気の「油そば」のタレ塩気を何となく連想させる醤油レベル!程よいコクまろと酸味エッジ!そしてペッパー刺激!
 
 ほぼ「油そば」「醤油」のオーダーが占めています。特に学生さんたちがそんな感じで、油そばにハマってるような印象。オレだったら必ずビールを添えないと気が済まないんだけど、それはもはやオッサンの発想なのか味覚なのか。でもお水だけで旨そうにガツガツ食ってる姿は頼もしい(実はオレの方が食うスピードは速いんだけど:笑)。そんな油そばと醤油が続いたあとに、ポツンとオレのブラックだけが、配膳のタイミング。他客の視線を集めた麺顔は、こんな感じ。
 

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 おおお!まさしく漆黒のスープカラー。ブラックペッパーが散らばって浮かび、更にラード系の香味油がじっとりと表層広がる。鈍く光るところが、まるで原油のようではないか。それでもスープ熱気で香りが立ち、その醤油深い風味とペッパーの刺激で空腹感が爆発しそうになります。隙間からのぞく縮れ太麺がすでに染まっているのが分かる気分。見るからにパンチの効いた風貌が男性的です。
 

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 そう言えば、先日も京王線国領駅」にある店でブラックラーメンを食ったっけ。すごくコショウが入っていて、まるで鬼のようんだったのが印象深いが、こちらもやはりブラックペッパーが味の決め手がアクセントになってます。一つのブラック系ラーメンの定義のようですね。一口味わうとファーストコンタクトはブラックペッパー。しかしすぐに駆け抜けてゆき、あとは醤油のバディと対峙することになります。醤油は意外に円やか。ラードなのベースの豚鶏出汁のせいなのか、とても醤油由来の塩気が旨みに結びついているようです。なので塩気を追い求めては旨みにぶつかるという構図で食いすすめます。
 

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 後味に少し趣が深い感じがします。動物系100%と言うわけでもなさそうで、魚介か野菜系の旨みが滲んでいるような旨みがあります。ただ表に出てこず醤油味の下支えという感じ。そして一番のお気に入りは「酸味」を楽しめること。酢ではありません、醤油の醸造感に似た後味に残る酸味。これがあるから、醤油系のスープに緊張感が生まれ、ピントが合ったような塩気と感じます。脂と相いれない酸味なのですが、みょうなバランスの良さがいいね。
 

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 また、ブラックスープには、少しばかりのニンニクを溶かすのも一興。これでますますピッチリ感が増すし、ジリっとした香ばしさが生まれて、これが醤油の塩気に抜群に合います!。ブラック醤油のキレのあるパンチ!そこにニンニク風味の図太いパンチ!それらが交錯すると、力石徹真っ青の・・・・衝撃たる旨さのクロスカウンターを食らって膝から落ちる。
 
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褐色に染まると益々旨そうに見えるピロピロ平打ち縮れ麺!酒にも合いそうな雰囲気
 
 もう何度も語りつくした「くじら食堂」のピロピロ麺ですが、今回は手抜きでさらっと。
 

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 冒頭から褐色に染まります。これは油そばに似たフィーリングで、汁あるのに汁なし系に近いタレ味の絡みつきを感じさせます。油そばに匹敵するほどのスープ味の絡みつきなので、汁なしを出汁で引き延ばしたような錯覚を覚えるような麺とのコンタクト。これは、この店の油そばを知ってこそ、ブラックラーメンの不思議さを感じるかもしれません。この点において、今人気の高い「油そば」の次に人気を集めそうな予感がしているのですが・・・・。
 

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 また油そばよりもタレと一体化した旨みがありますね。こちらは汁なし系の「味絡み」でなく、汁の浸透を許した「味浸透」のタイプ。当たり前なことを言っててあしからず。ただ「濃い味が浸透」した味わいが不思議と濃ゆくない。だからスルスルといくらでも別腹のように、胃袋に入ってゆきます。ここは、大盛りまで無料対応ですから、大盛りしないと後悔するかもよ!。
 
 

 

 
 
肉は一度沈めてブラックスープを吸わせてから食らう!酒がますます欲しくなる!
 
 ちょっと持ち合わせが少なかったから、特製とかチャーシュー増しはできませんでした。このままあっさり状態で食うのも旨そう。だってブラックペッパーがふりかかってるから。でも敢えて一気にブラックスープの中へ沈めてみましょう。タレほど辛くないものの、味が濃いスープを吸い込んだ後が旨いのです。肉自体も柔らかくなる。脂身のあるバラの部分と、脂身のないロース部位が一切れづつ。噛みしめると脂身が溶けて滲み、さらに醤油とブラックペッパーの刺激が優しく広がります。脂のない肉は、スープが実はあっさりとしているんじゃないかと思わせるほど、すっきりした味わいかも。嗚呼、これなら酒が欲しくなるよね。
 

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味玉にハズレなし!甘め出汁の浸透にミスマッチなブラックスープが・・・実は合う!
 
 味玉はブラックラーメンではそれほど必要なのか?と正直思ったけど、つい脊髄で反応してボタンを押していたようです。くじら食堂の味玉は美しくて旨いよね。卵黄のジェルとゲルの入り混じったようなトロケが芸術的にすら思えます。それには甘目の出汁が深く浸透していて、熟成を連想させる甘味を感じます。そこにややワイルドかパンチのあるブラックスープが絡むのはミスマッチか?。しかし結論的には、塩気の中で甘味が余計に明確に感じるようなもので、塩大福理論、塩スイカ理論のようではないか!?。旨し!嗚呼、今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「誕生!東小金井ブラック!いや・・・くじらブラック!醤油の二枚看板!」
 
 ・・・と言う感覚。これはぜひずっとレギュラーメニューで提供を続けていただきたい次第。あっさり醤油とじっとり醤油のコンビネーション、またその違いをぜひ楽しんでいただきたいです。不思議なことに油そばがまた恋しくなる味わいなので、無限に通い続けられるかも。近いうちにまた来ます。そんな痛快気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います。
 
   

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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