ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3327】 らぁ麺 やまぐち (東京・西早稲田) [限定]地鶏と昆布の冷やしそば +ライス+エビスビール小瓶 〜地鶏エキスとフコイダン!想像を越えて行く夏の冷えたコンチェルトなる一杯!

<涼を求めて熱い激戦区へやってきた結果・・・・>
 
 もう twitter は、各店舗の冷たい限定麺情報で埋め尽くされ、乱れ飛んでおります。かく言う私も、それに煽られ求めてしまう小市民なのですが〜。今回は、twitterでたまたま見かけた「らぁ麺 やまぐち」さんの、夏季限定冷しメニューを求めて、西早稲田界隈へとやってまいりました。
 

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 開店時間を早めに読み間違え、また通勤定期利用で、電車賃をケチったものだから・・・高田馬場から歩いてみました。これが全くのアホでした。ゆるい坂を上がるのと、陽射しが強いのを侮っておりました。もう元三ツ矢製麺あったとこ(ステーキハウス)を過ぎたところで汗だく。途中のコンビニで休憩しながら進むと言う強行軍。もうとっとと他の店へと逃げ込もうかと思いましたが、冷たいラーメンよりもまずは「冷たいビール」で喉を潤すことを夢見て、頑張りました。野郎ラーメンあたりから下り坂なのもラッキーでして、なんとか開店前に到着。しっかりと一巡目をゲットいたしました。
 

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 もう開店を待つ間・・・白いビールの泡しか思い浮かばなかった・・・
 
 
 
<大人の休日の過ごし方・・・エビスを味わう!>
 
 ビールはエビスの小瓶でした。銘柄は文句なし。ただ今回は中瓶でも大ジョッキでもカモン!ってな状態でしたから、ちょっと寂しいかも。小瓶2本頼もうかなとも一瞬思ったのだけど、アテもなく、麵が運ばれる前に空ビール瓶を並べるのも、少しおかしなオッさんと思われそうで、自重しました。
 

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 ただ最高に喉が乾いたときのビールほど、甘く感じるものはないね。苦味の中に麦芽の甘みを感じると言うか・・・こじつけですが、異様に美味く感じる。この瞬間は日本一美味くビールを飲み干していたかもしれない。ものの1分で空けてしまったけれど、しばらく美味過ぎて動けなかった・・・。
 

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<フコイダンの滑りも感じる昆布エキス感!そして地鶏の深きコク!スダチの酸味も柔らかに、崇高レベルでハイバランス!>
 
 座席から厨房が少し見えていたんですが、これ・・・めちゃめちゃ手をかけて作ってました。だいたい麺は粗熱を取るだけでなく、氷水でキンキンに冷やしますので、それだけでも手がかかる。さらに出汁の中で麺線が揃う様に、またほぐれて食べやすくなる様にと、すごく気を使ってました。やるね・・・。そんな感じでほかより時間遅れで配膳されたのが、こんな麺顔です。
 

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 なぬーー!昆布の冷やしとは思ってたけど、「昆布水」だったとは!!写真では伝わらないけど、麺を覆う汁がとても艶かしく光る。そしてとろろ昆布がゆったりと浸ってゆき、麺のスキマに落ち込み絡んでゆく・・・。丼全体が軽く汗をかいた様に湿っているのは、露点以下の冷えた温度である証拠。これは実に夏向き!。
 

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 まずスダチを絞る前に、出汁を味わいましょう。一口レンゲで啜るとふわっと昆布の風味がフコイダンの緩みとともに鼻腔をくすぐります。しかしこれは明らかに鶏ガラスープがベース。一旦昆布の風味が駆け抜けたあとは、膨よかな地鶏のエキス感がそよぎます。バリバリの鶏コク!と言うよりは、かなり穏やかな風合い。しかし地力があると言うか、冷えても旨味は分厚い上に、フコイダンに含まれる昆布の風合いに、とてもよく調和します。これほど、明らかに「鶏」と「昆布」の旨味が直接対立してバランス拮抗するのは、あまり過去に記憶がないかも・・・。しかも、冷やしの中で広がっているから、今回とても勉強になりました。
 

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 ここまで感じとったところで、カボススライスに箸を引っ掛け、捻り上げる様に果汁を絞り出します。実はこれ飾りだけだと思ってたんだけど、凛とした酸味が全体に広がって、レベルアップさせるアイテムです。この風合いは、最後で出汁茶漬けの最中までも、しっかりと残っていました。清涼感ある薬味としてはナイスです。この酸味に呼応するのが、アーリーレッドの微塵切り。これは歯ごたえもアクセントとなるのだけど、果汁とシャリシャリ感からにじむ玉ねぎエキスとも反応し、風味豊かに広がります。意外に、とろろ昆布は全体から埋没してしまいますが、こんなにハイレベルな中だと・・・致し方なしか。
 

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<京都のカリスマ製麺所「麺屋棣鄂」特注品!ストレート多加水麺は実にたおやかで、風味ある柔らかさ!昆布水も絡む心地よさ!>
 
 ここは、「麺屋棣鄂」を使っているのをすっかりと忘れていました。京都生まれとしては嬉しいブランド。個人的には風流な全粒入りの風味豊かな中加水麺がイメージなんだけど、モチモチと明るさを感じるほどの多加水ストレート麺。冷えて引き締まっているものの、余裕を感じる伸びやかさもあって、フコイダンのトロトロな海の中で、ナチュラルに泳ぎます。
 

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 前歯を立てるとヌチリと反発しながらスパッと千切れる。ゴムの様な縦伸びも少なくて、非常にグルテンの引き締まり方がナチュラルです。奥歯へと運んでプレスすると、フコイダンの緩みもあって横ずれが激しいがヌチヌチと潰して、だしの旨味と麺風味の一体感を楽しみます。
 

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 もう啜り上げることが、いちいち楽しくてならない。ゆるいフコイダンのとろみがものすごく絡むから、最高のスープ持ち上げです。じゅるるるるるるるるるるるるるーーーーーー!っと滑らかさ極まるので、実はものすごく食い切るスーピーどが早かった。噛んでからも喉奥へ落とすのが早くなってしまい、ほぼざる蕎麦の様に飲み込んでいたかもしれません。
 
 
 
<鶏胸肉のサッパリチャーシュー!いくらでも食える!旨味の質実な淡白さがうまし!>
 
 すっかりと都内ではよく見かける様になった、胸肉の低温調理。しかしこれは確実にうまいし、酒にもラーメンにもご飯にもあいます。薄い塩味と淡白な肉質の風味が、昆布水に濡れて、噛むと味が移った様な明るい美味さになり、こんなことならビールをもう一本追加しようかとも思えてくる。薄い塩味と言うより、淡い鶏肉の味と言う感じで、低い塩分濃度。昆布水から得る味と同じぐらいです。あまりにも美味かったので、最後のライス投入のために一枚とって置くこととしました。
 

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<ライスを投入!昆布水出汁茶漬けで食らう食感が最高!>
 
 この限定メニューは結構注文率が高い様ですが、ご飯割をしているのは私だけでした。まずドボンとライスを麺丼の方へ投入。白飯なのに、餡掛けスープチャーハンの様な面持ちになります。これをレンゲの底で平らかに崩しながら混ぜてゆく。さすれば「昆布水出汁茶漬け」が出来上がり。
 

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 ズズズ・・・っとレンゲで食らう。フコイダンの粘りが効いていて、今までで昆布感覚が最高!。今回は醤油のカエシ感がないから、昆布の旨味がダイレクトに炭水化物の甘みと合体します。ジュルジュルと音を立てて啜り食うのはお行儀が悪いものの、昆布水のとろみでそれほど音も立てず。最高の〆ライスとして完食いたしました。
 

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 総じまして、「地鶏エキスとフコイダン!想像を越えて行く夏の冷えたコンチェルトなる一杯!」と言う感じでしょうか。これは凄かった・・・。この夏いっぱいはある様ですので、冷やしに興味がないラーメンファンにも、これはオススメしたいかな。お店はこんな茶漬け風は推奨してないけど、冷えたトロトロ茶漬けもオツなものです。こちらもぜひ。ともあれ、これだけ涼味を飲み食いしたら、あれほど汗だくだったのにすっかりと引いていた。体はすっかりクールダウンだが、美味かった興奮はホットで収まらず。近くのベローチェで休んで落ち着けてから帰りました・・・。そんな感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
 
 
 
   灼熱の
   早稲田通りを
   とぼとぼと
 
 
   ヤケに沁み入る
   冷たいラーメン
  (and/or 冷たいエビス
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 
 

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