ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3314】 環2家 (横浜・下永谷) ラーメン + のり + きくらげ 〜濃密動物感とカエシのじっとりパンチ!さらにナイスなトッピングの質感!さすがの魂継承!

<資本変わっても魂変わらず>
 
 家系の店も色々ネットで調べてみると、紆余曲折あるんですね・・・。一番印象深いのが「環2家」さんで、なんと今は「玉グループ」なんですってね。それでも「環2家」の看板を守ってくれていると言う、なんだか商売は理屈じゃないって心意気を感じてしまうのは私だけでしょうか。
 

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 実はこの日、大船近辺のラーメンの鬼の系譜の店に行くつもりで、わざわざ遠征したのだが・・・あまりにも遠くて、クルマの渋滞ぶりに嫌気がさし意志を曲げて、こちらに来ました。さらに道中で腹痛に襲われると言うアクシデントを、大型電気店でお世話になって回避。あまりにもスッキリして見上げた空が青かった・・・。
 

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 それにしても暑い。人気店だからランチタイムじゃなくても、外待ち行列が発生です。食券買ってから並ぶシステム。待ち椅子が店外で大きく準備されているのはいいが、ビニールで仕切られているので風が全く入ってこない・・・・。きっと冬は好都合なんだろうが。私の行列対応セット(携帯椅子・日傘・大型うちわ)の中でうちわが大活躍してくれました。
 

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<デフォルトのコラーゲン感が程よいマイルドさ!微妙に酸味も残るじっとりカエシ感がナイス!>
 
 ここも「半入れ替え制」。椅子が半分空いたら一斉に呼び込むスタイル。運悪く私の前で店内呼び込みが切れてしまい、一番長く待つ羽目になりました。しかし溜まってたラーメンレビューまとめを iPad で一気に片付けるのには好都合。うちわとiPadを交互に持ち替える忙しさに、目の前の多客は不思議な目線を送ってくれましたが・・・(瀧汗)。ようやく呼ばれて店内に誘導され、速攻で運ばれたのがこの一杯!この麺顔です。
 

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 むおおお!なかなかのコラーゲン感が伝わる家系ではありませんか!。心持ち脂ギッシュ。豚骨の煮出しは当然ながら、鶏のコラーゲン感も入ってないか??そんなフィーリング。麺以外はいつもデフォルトで食う私ですが、関西オリジンの私としては、東京生活の方が人生長くなっても、家系の動物感は博多豚骨よりも、時にはワイルドに感じてしまうのです。
 

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 味わうと、なかなかの脂の渦。家系のコッテリ感は、醤油ダレが効いているので素直に受け入れてしまうのです。それだけに後から水分をすごく欲してしまったり、胃もたれするのですが、なぜだかこのスープを口にした途端、そんなの忘れてしまいます。無心にスープに食らいつく。豚骨の独特のくせある風合いがまず醤油の塩気(カエシ)に実に合う。このバランスがいい上に、ちょっと粘度を感じるのがまたいいね。香味で鶏油を垂らすのは常識なんだろうけど、豚だけでなく鶏系のコラーゲンも感じるのは、やっぱり気のせいなんでしょうか。この濃密感は、巷の鎖家系にはないレベルを感じてしまいます。
 

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 吉村家では「醤油のきっぱりさ」を感じた。厚木家では「鶏油の色気」を感じた。そしてここでは、その両方混じった「マイルドさ」が印象的だったかな・・・。カエシは塩気だけでなく、かすかに後味の中に醤油ダレの酸味を感じたし・・・。
 

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<スリムでクシクシっと食える風味感キープの酒井製麺
 
 ほぼ麺は「カタメ」の指定がデフォルトの如し多い感じですね。なのでカタメ中心に配膳順序を確認しておられるようです。そう言う厨房の連携を見ているだけで、ラーメン屋で過ごすのは面白い。家系の太めのボコボコ麺は、茹で上げ時間の影響が出やすいのでしょうか。他のラーメン店でも同じようなことをして見ても、カタメのようでそうでもない感じがあるけど、家系ではそれが如実ですね。
 

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 カタメがやはりうまい・・・。博多麺もそうだけど、汁を最後まで浸透しきらせないで、風合いを楽しめるところがナイス。濃厚なスープとスカスカしたグルテンの風合いの融合は、自分の歯の咀嚼でしかなし得ないのだ。ややスリムでボコボコとした中太麺。表面はコーティングしたかのように、汁は濡れるのみ。口当たりは軽いのだが、すするととにかく飛び散る。前歯で切る動作がありありと感じることができる麺だから好きなんだよ。奥歯へ運んで潰してみると、ふわっと麺の風合いが口の中にこもり、一部が鼻腔をくすぐるところで、スープの味わいと風味が色をさす。ワイルドイメージの家系の麺ですが、実は繊細な味と風味を展開してくれるのですな。。。。
 

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<サイズで舐めてたら・・・めちゃ旨かった叉焼!香ばしさが凄くいい!>
 
 実は小さい肉だった。だから舐めてかかって撮影もしなかった。ところがこれが実にうまかった!。ひょっとしてこの肉は吊るしの叉焼なのか!!!。濃厚なスープに浸っていながらも、その燻のような香ばしさが素晴らしすぎる!。また脂のさしが低めながらも、肉質は柔らかく、一切れだけでなんたるエンターテイメント表すのか!!。実はオススメは「チャーシューメン」でしたわ!!
 
 
 
<揃えられた上品なきくらげ!麺の歯応えと合唱するコリコリ感覚>
 
 のりは、家系だと美味いのは当たり前なのでコメント少なめで。肉厚ぶりは半端なく、汁が浸透しても溶けないどころか具材や麺を貼り付かせて、濡れても乾いた風味を味わえるような・・・半端ない香りのパワーが素晴らしい!。その真逆でへなへなやわやわなホウレンソウ。とにかくスープを絡めまくり青菜の風合いは控えめで通す。そんな淑やかさが憎めません。
 
 家系ではネギと双璧で個人的にお気に入りなのが「きくらげ」。このパーツも店によって個性が出るところで、こちらの印象としては「上品」なイメージ。ワイルドでバキバキボリボリとやっつけるのもいいけど、こちらのは綺麗に揃ってカットされてます。しかも別皿で丁寧な提供。この細く切り揃えられたきくらげは、徹底的に麺と絡みます。サイズが麺とすごく調和するのでしょうか。とにかく麺のクシクシ感と、きくらげの淡いコリコリ感の調和が素晴らしく、まるで歯ごたえの「合唱」でありました。おすすめは「キクラゲトッピングのチャーシューメン」かもしれませんね。
 

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 総じまして、「濃密動物感とカエシのじっとりパンチ!さらにナイスなトッピングの質感!さすがの魂継承!」と言う感じでして、何の捻りもないまとめ方でごめんちゃい。この場所は、多摩地方に住んでいるとなかなか来れない場所ですが・・・家系巡礼には外せないので、またいつか!。そしてよく調べたらすぐそこに「本牧家」があるではないか!!。さすがに家系連色は無理なので・・・機会を改めましょう。ともあれ、色々冒頭でトラブルあったけど、ちょっぴりハマっ子の気分も味わえ、とても良いラーメン遠征活動になりました。そんな幸運に感謝しながらも、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   待ちながら
   夏の湿気で
   汗ぽたり
 
 
   スタミナ補給
   ぽたぽたエキス
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 
 

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