ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3249】 手打ラーメン 長八 (千葉・初石) ねぎチャーシューメン 〜ホームメイド感とワイルド感の融合!ハイブリッドねぎチャーシュー!

<怒涛の地元民行列店!誘惑に身を任せてみた結果、>
 
 とある店で、Nattoらぁ麺を食って、そのまま帰路に着かずに近くのデニーズで休んだことがいけなかったのか!?。結構、朝からしっかりとラーメンを食い飲み干してしまったから、腹ぱんで休みつつ、やることなくてパソコン開いてた。たまった仕事メールを一通り処理して、まだ暇だったから、ラーメンデータベースを眺めて過ごす〜。
 
 「やっぱり無理かな・・もう一杯!」
 
 実は、ここから1キロほど歩いたら、何だかんだ有名な店があることを、先日偶然見つけてしまいました。腹ごなしも兼ねて、せめて場所だけ確認して帰ろうーと、向かってみます。もし、サクッと入れて食えるのか?。ところが凄い行列でして本当に諦めて駅へと戻ろうかとても悩む・・・。そうだ、悩むなら並びながらでもできるから、とりあえず並ぶ。
 

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 ところが皮肉なことに、ちょうど歩いたことがいい運動になったのか、腹に余裕が少しづつ出てき始めました〜。ここで悪魔が囁き出し、「行列並び終えたら、きっと食えるぜ!ここまで遠征して来て勿体ない〜」と耳打ちしてくる。嗚呼何ということか、悪魔に魂を売り渡したオレです。予定調和だったんだが、妙な意地と誘惑に流されて、今回は「手打ラーメン 長八」で食いましょう!。
 

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 そう腹が座ったら、なんでか暴走モードに突入。デフォルトメニューにしておけば良いのに、今回食ったのは、「ねぎチャーシューメン」。あまりにも先人たちの評価がよく、差がありすぎなのがいけないのだよ(こうなったら、全部他人のせいにするさ、だって悪魔だもん)。
 
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<焦がしねぎのフレッシュ甘味と香ばしさ!豚の素朴な煮出しエキスと融合する、懐かしの醤油感覚がナイス!>
 
 それにしても、家族で行列してラーメン食べるのも見ていたら大変ですな。子供が小さいとじっとしてませんからね。親の都合に付き合わされてるのでしょうが、子供はちょこちょこ動いては叱られてる。ちょっと自分にも身に覚えもあってどちらにも同情致します。そんな家族と同じタイミングで店内へと誘導sされ、私は大きなテーブル席に着きました。昔家族でラーメン食ったよなー・・・、半分懐かしくもあり、和んでいたところで、ちょうど配膳が完了いたします。それはこんな麺顔。
 

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 おお!「手打」って言うから、もっと白河系とかそんな雰囲気と思っていたんですが、とても家庭的なハンドメイド感が伝わる素朴ってやつですよ。ちょっとありそうでないね。特に炒め?状態になってトッピングされてくる「ねぎ増し」だとは。焦がしネギと言うともっと、細かくて茶色いのを連想しますが、真逆です。またチャーシューがすごいごっつい!。そして、ねぎラーメンなのに、薬味ネギが別としてちゃんと追加されてる。なかなか面白く、ツッコミ所満載です。
 

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 スープが、あっさりと思いきや、あっさりでもなく、こってりでもなく、不思議なじっとり感覚。豚肉&豚骨の煮出しがとても芳醇で、香味油もラード系。だから、豚のエキス感が満載だけど、白濁濃厚豚骨のようなパンチはなく、まろやかにさらさら食える感じがナイスです。さらに、よくよく見ると薄っすらと背脂の溶けた欠けらも浮遊しており、実にコク深い。
 

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 そこに、ねぎのエキスが「甘く」「香ばしく」滲んでゆき、独特の雰囲気を醸し出します。ねぎはザク切りで、明らかに炒めによる焦げが少し見受けられます。完全に熱が通り切った感じですから、ねぎの中心部のヌメリ部分が透明になって、ねぎ独特の甘みを放出させます。焼き鳥のネギマで感じる、あの甘みをもっと凝縮したイメージかな?。そしてネギの焦げた部分は香ばしさと甘みを両方持ち合わせており、これが妙に美味い。
 

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 そんな豚エキスと、ねぎエキスを仲介するのが醤油ダレで、きりりとしたカエシの輪郭と言うより、すき焼きのカエシとして感じる醤油感?と言う味のイメージで、じっとりと全体を染めていきます。
 
 
 
<スープとコントラストを覚えるハードな引き締まり感!うどんライクな表情と密度感の一体感素晴らしき哉!>
 
 手打ちと聞くと、ラーメンなら、少しピロったような柔らかめの太麺をイメージしてしまうけど、これは完全に予想を嬉しいほどに裏切ります。これもちょっと他にはない、極太ハードな麺で、しかも加水が低いわけではないから、ツルツルと食える。しかし歯ごたえが、めちゃクッシリしていて、食べ応えを感じさせます。密度感がとても高く、極太ストレートだから、なんとなく「うどんライク」に感じてしまいます。讃岐でもハード系なタイプを連想してしまう。
 

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 これが実にうまかった。不思議なもんで、表面に濡れてるだけに見えて、スープが浸透しているかのように旨味がついている。煮込みウドンでもあるまいに。そして前歯と立てると明らかに壁にぶつかるイメージが残ります。それをあっさり突き破っていくと、歯の裏側にも感じるような太麺の切断感覚がありありと脳裏に浮かびます。奥歯へ運んでプレスすると、ハードさありありでクッシリさがきっぱりしている。噛むことに喜びを覚えるとはこのことで、唾液の溢れ出るレベルも半端なく、スープの絡みと麺自体のハードグルテンの風味感が、みるみる内に旨味へと昇華してゆきます。旨し。この時点で、ここに来る寸前まで、腹一杯だったのを忘れてしまいましたー。
 

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<意外とワイルド!肉厚感丸出しで炙りの香ばしさと煮込みの柔らかさ!満足度を一段とアップ!>
 
 まだまだ楽しいこの一杯。肉がすごいんですわー。チャーシューメンって、スライス肉が麺顔一面に広がるのが楽しみなんですが、ブロック肉に近い分厚さでゴロゴロゴロと3つ半ほど投入されております。微妙に部位の違いを感じますが、歯ごたえが一番あったのは、腕肉に近い部分と思われるし、ほぐれるように、また脂身感もあるのは、肩ロースのようにも思われます。
 

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 この肉にも明らかに焦げ目が見られ、炙りの肉香ばしさを感じます。しかし、身の解れ方が煮豚に近い感じもしまして、汁の浸透もある。この「肉食ってる感」があるところが、男としては燃えるねぇ〜。女の前で見せつけてやりたい、もっと若かったら〜。
 

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 ちなみに、ここのチャーシューは、お持ち帰りも出来るようで、買って帰る人も目撃しました。
 
 
 
 
 総じまして、「ホームメイド感とワイルド感の融合!ハイブリッドねぎチャーシュー!」と言う感じでして、この唯一無二な感覚は、確かに地元の名物と言った確かなプレゼンスを感じさせます。これは不思議と、腹一杯状態でも食えますよ。ライトでもないのに。地元で根付く、また近隣からも人を寄せ付ける実力がよく分かりました。こう言う店は、流行って東京進出など考えずに、地道にここでもっと花を広げてほしいもんです。東京にはないラーメン感ですから、ここで食うから美味いとも思うし。ここも再訪問確実ですねー。なぜなら、このハード麺ならつけ麺が気になる!。今回の遠征、収穫大!。「初石に美味いラーメンあり」ですな!。そんな感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   トボトボと
   初夏の陽射しの
   街道を
 
 
   ラーメン求める
   ラヲタの悪魔
 
 
 うーん・・・もういっちょ!
 
 
   穏やかに
   麺顔迎える
   喜びに
 
 
   ハードに応える
   麺とチャーシュー
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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