ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1899】 麺蔵 もみじ (東京・久米川) 海老塩らーめん

 今日は土曜日以上にいい天気だぜ!ちょっと前夜飲み過ぎたため、遅い朝を迎えましたが明るさで目がさめた感じです。こういう日は車を少し走らせたいなと、家族と相談してみたものの、学校の友達とおでかけなのだそう。一人でお留守番よろしく&ごめんね〜と言われたけれど、ま・・・・そうなれば気兼ねなくラ活ができるかと、気分を切り替えて訪問先をいろいろ考えだします。とりあえず西に向かおう!と新青梅街道をひたすら西を目指しますが・・・・ここは小金井街道あたりで必ず混むのよ・・・・。カーナビが、この先も断続的に渋滞を示すことから、適当に途中で折れて食うことにしました。先日、とあるレビュアーさんから仕入れた情報があったので、今回は、久米川の「麺蔵もみじ」さんの「海老塩らーめん」ということでよろしくお願いします。


  











【店:地元の根付き感深く感じるフレンドリーな対話がいいネ!】


 このあたりの西武鉄道の路線図が全く理解できてませんが、「久米川」はどこかベッドタウンのような雰囲気。でも飲食店もそこそこある一方、駅近エリアでもコインPがあちこちに見受けられる街角ですね。難なく近くで車を置いていざ入店。うーん、ご店主とおかみさんの明るい出迎えが気持ち良いね〜!皐月空を思わせるほどの爽やかさ。この時点でも期待が高まります。近くの空き席に座るとあとから来るわ来るわでプチ行列。しかも、店内と待ちではご夫婦らしいカップルが半数以上。いかにも子供に手がかからなくなって、二人で気軽にらーめんというご夫婦のようです。少し地元の常連らしいおじさんもおられたりして、こういう地元に根付いた店ってのは、息が長いし美味いんだよな〜と、まじまじと店内を見渡して考える次第。基本的にレギュラーが600円台前半から展開しているという値ごろ感も良い店です。


  











【スープ:淡い鶏豚にしっとり魚介!海老香味が締めくくる!】


 配膳の瞬間、なかなか面白いと思ったその麺顔。透明度が高いのかと勝手に予測していたら、そのスープ感は半濁りで春霞のような柔らかい風合い。そしてオレンジに光る香味油が辣油のように思ってしまったが、これ実は海老風味の香味オイルだとすぐにわかる。落ち着いたようでいて、どこかしらカラフルな明るさも見受けられるフレンドリーな顔です。ネーミングからも魚介メインの出汁味との先入観でまずはひと啜り・・・・。すると、魚介感のある落ち着きを感じながらも、淡い動物系の出汁感もしっとりと感じられます。全体的に軽やかな味わいでるところはありますが、味わいとしては、しっかりと、しっとりしているという何とも言葉で喩え難い独特の味わい。








   確かにじんわりと滲む鶏とやさしい豚のコクをベースに感!一方で魚介でやや淡く、海老香味で個性を一気に塗り替える!


 駄舌ゆえに判別がし難いのですが、魚介系にも思えるし、淡麗な動物系のようにも思えるスープ感が独特です。そして題名通りに「海老」の香味油がその迷いに最終的に幕を引く感覚で、いっきに魚介系と判断してしまう。海老味わいとしても、海老味が濃すぎることもなく、風合いとして鼻腔に感じるといった抑え気味なレベル。そこがまたいい判断かもしれません。ほのかに香る程度がちょうどよいかも。しかしこのスープで後半感じたのは、何となく・・・・醤油ダレのエッジングだったかも。それは何故かというと、トッピングのエキスが徐々に広がるからなのです。なんとも不思議なスープでした。
 











【麺:馴染みやすい弾力とツルツル感がとても楽しい多加水麺!】


 麺は、「菅野製麺」だったような記憶。ストレートのように見えて、少し連続的にボコボコしているような形状で、切り口も丸めでありとても口当たりからスベり全体が良いタイプ。多加水ゆえに光沢がある地肌感で、よりスベり映えます。








   モチモチとした感覚もほのかで、密度感も感じさせてナイス!ツルツルシコシコ〜といった、一般的に馴染むキャラがナイス!


 粉の風合いを楽しむというより、弾力感とスープの持ち上げを十分楽しめる麺。意外と汁を吸い込むところが後半に感じられて、モチモチ感が淡く変わったところが印象的でした。なお、こちらはランチタイムは大盛り無料サービスとのこと。休日遅めの朝食が胃袋にまだ残っている感じがあったので、もったいなくも大盛りは辞退しましたが、こちらに来られる男性客は、ほぼ100%大盛り仕様で、ひょっとしてこれにつられて訪問なのかもしれません。価格帯も少し安いお得感でアピールできるようです。











【具:深くタレ染み込みトロトロ炙りのチャーシュー!まさに溶ける!】


 意外とトッピングが個性的。バラ肉チャーシューは食い気をそそります。これは白飯に抜群に合うタイプで、脂身がトロトロで柔らかいというより崩れやすいほどで、皮部分のコラーゲンまでしっかりアピール。しかも、深い醤油ダレがどこか昔ながらな感覚。しかも濃いめの醤油味。だから白飯に合う!箸でギリギリリフトできるといったトロトロ感でそれ以上何か力を加えると即崩れるほど柔らかで美味い。口の中ではとろけていく感じすら覚えます。このタレと脂身のエキスが、後半徐々に滲みでるといった感じでスープに影響します。またメンマも深い味付けで醤油味系。いかにも関東のメンマといった感覚で、関西オリジンな私には今でも新鮮に感じる味わい。海苔も肉厚。・・・などといろいろ具のことや全体を考えると、非常にお得感ある一杯かもしれません。













 総じまして、「郊外のレギュラーランチラーメン」と言う感じがしまして、近くにあれば悩まず安心して食える店ですね。それにメニュー展開も幅広く、結構器用な腕前も感じますし。日曜日となれば自宅でウダウダとゆっくり過ごすか、レジャーへ出かけたいほどいい天気でしたが、こうやって最寄りのラーメン店で軽く家族で外食するのも、一番気楽で達成感もあり良い過ごし方かも。一度そういうこと家族でやってみたいのだが、なかなか付き合ってくれません・・・・。ま、それにしても楽しそうに食っているのを端から見ているだけでも楽しく思える。幸せのおすそ分けってな感じかな・・・。なので詠います!




   穏やかな
   涼風なびく
   ベッドタウン



   行き交う人の
   笑顔を数えて




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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Hanako特別編集 京都遊び。 (マガジンハウスムック)

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