ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4370】 立川大勝軒 (東京・立川) 特製中華そば + サッポロ生ビール黒ラベル 小瓶 〜いつまでも変わらぬ旨さの大勝軒!優しい味に心ほっこり!

東京都内で大勝軒の現役看板は59軒!

 

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 記憶が確かなら、東京都内で「大勝軒」という看板屋号が現役で展開されている店は、現時点で59軒になります。丸長系・東池袋系(&タイプ)、永福町系・人形町系・無関係等含めて。いやぁ・・・この2年で大きく数を減らしました。店主の高齢化と、コロナ禍が追い討ちをかけたと言うことでしょか・・・。昨年秋の笹塚(永福町系)以来1年ぶりのニューカマ―。詳しくは以下にてまとめたことあり。ご参考まで。
 

 

 

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 さてこの「立川大勝軒」。系列的には「小金井大勝軒」「武蔵村山大勝軒」の系列らしいです。つまり東池袋系の味わい。食らう前から分かっている味ですが、久しぶりにホッコリした旨さも感じてみたい。今回は、気持ち的に開店祝いも兼ねて早速やって参りました。
 

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<酒> サッポロ黒ラベル!食らう前に飲むぜ!だって午後休暇だから!やっぱり定番飲み慣れた旨さ!

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 実は翌日、早々に検査を控えておりまして、夕方から食事制限かかる・・・その為、午後休暇を頂いてしっかり早めに飲み食いしとこうと考えた次第です。とは言え節制は前提なので、今回は小瓶サイズ。
 

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 いやぁ~もうこれ一本しか今日は飲めないと考えると余計に愛おしく感じますな。そのためか手が震えて気が付いたら注いだビールは泡だらけ。一番量が飲めるとしたら個人的にはサッポロ黒ラベル。飲みなれた上に飽きがこない旨さと感じるためかな・・・。おつまみもサービスで付いて350円なら比較的リーズナブル。この後、何度注ぎなおしても泡だらけ(汗)。因みにもう少し冷えてたら尚良しだったが、開店したてだから冷えが甘かったのかな?。
 

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<全体> まさに説明不要の王道東池袋系!豚骨魚介と醤油系の間に感じるスープのやさしさ!プリモチ中太麺の明るさ!

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 お!小金井大勝軒と全く同じメニューラインアップですな。当たり前のようだが、開店初日からフル対応とはすばらしい!。御めでたいので特製とさせていただきましょう!それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!もう東池袋系の中華そば感のど真ん中イメージですね。優しく霞む茶色のスープにはライトな豚骨と魚介の旨さがにじみ出てる。そして透けてみえる中太で色白っぽい麺はいかにも艶々でもちもち感覚あり。見ただけで弾む食感すら覚えてしまうほど・・・ラーメンファンにとっては定番。メンマは明るい素朴さだし、今回はさすが特製だけあって、肉が存在感がすごくアピールされてるみたい!。特製で920円ってのが、このご時世的には頑張っている方かと!。
 

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<スープ> 優しい豚骨魚介!?と言うより醤油系より円やか輪郭!ごくごく飲み干せる優しい味わい!味変化も楽しい!

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 大勝軒系ってスープの分類で少し悩むことありませんかね?。例えば永福町系だったら「煮干し」にしたい気もするし「醤油」でさらっとまとめたい気もする。東池袋系だったら「豚骨魚介」だったり「醤油」だったり。店により濃淡があり、それで分類がよく私はブレます。今回も典型的なそれで、確かに豚骨のライトな煮出しに柔らかい魚介風味が溶ける味わいだが、とてもあっさりしてナチュラルに飲みやすい。気分的には「醤油」分類だが、醤油系のカエシが立っているわけでもない。小金井大勝軒での記憶も鑑みて、今回は「醤油」に決定。
 

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 人によりパンチが低めに映るかもですが、これは優しく円やかな味わいが先行という印象です。まさにゴクゴクと飲み干せる感覚。麺や具材に浸透しやすいようなサラサラした感もあるし、香味油の漂いも円やかイメージを高めているようです。
 

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 ちょっとライト過ぎるなと感じる方は、「辛味中華そば」「辛味もりそば」もあるのでそちらをオススメ!。私も少し味変化させて刺激を求めようと、後半は一味を少し振り入れてみました。この微妙なキリリとした刺激が気持ち良し。最後の一滴まで飲み干す羽目に・・・・検診前の最後の食事なので愛おしかった次第。
 

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<麺> 定番の中太ストレート細麺!加水高めで密度感低め!しなやかツルツルライトな滑り!出汁を吸い込み具材と絡み甘味マシ!

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 これもイメージしやすい多加水系モチモチ中太ストレート麺!。見るからに艶々としており少し膨れているよなフォルム。柔らかそうなしなり方が印象的。中太だけどとってもライトに流れるようにすすり上げられます。前歯でプツプツとした淡く弾ける千切れ。奥歯で束になったそれを圧し当てると淡泊にモチモチと弾む食感。噛み締めてクチリと潰せば麺の甘味は既にスープと味が一体化しております。旨し!。
 

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 うー多めな麺量も逞しくも嬉しい感覚!。海苔を巻いたり、ネギやメンマを絡めたりして美味しく楽しみます。出汁を吸い込み具材と絡み甘味マシ!。見た目より密度感がないため、ボリューム多そうに見えても大盛はイケると思います。激しくオススメかと!。
 

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<チャーシュー> 豚ロース!厚めな赤身は出汁も吸い込み肉本来の味わいたっぷり!脂身もしっかり甘味深し!

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 大勝軒のチャーシューとは言ってもいろいろあって、これと言ったパターンはあるようでない。だけど個人的にはいい感じでスカスカしたロース肉。それがスポンジのようにスープを吸い、繊維方向に柔らかく千切れていくのがパターンと感じてる。それを大きく覆しますな。
 

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 マジでうまいぞ!これだったら次回はチャーシュー麺にしても良いと考えています。分厚めなロース。ナチュラルな肉の本来味を残す赤身が大方を占めている大判肉です。一口で食らうとちょっとツラいほど。噛み締めるとその肉味がしっかり滲み出る旨さに、吸い込んだスープの旨味が加わります。噛み締めるほどに一体化擂る旨さ。気が付いたら嚥下し手喉奥に落ちている。ズルい肉め。
 

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 続いて今度は脂身の多そうな一枚を頬張るが、これはこれで脂身の旨さが加わり、歯応えもややソフト。噛み締めると脂身の明るいコクが甘さのように感じ入ります。ここでもスープの味が噛み締めるほどに感じて旨し。ううう・・・ビールは小瓶でなく中瓶にしておくべきでした。酒にぴったり。酒に妙な躊躇は不要とこころに刻みました。
 

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<メンマ> 短冊板型でライトな食感と出汁感!スープを吸い易く麺とも絡んで旨し!

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 短冊というか板型のものと、スリムな材木型のものが入り混じる。量はとても多めで嬉しく、味わいは薄味系でスープや麺にも馴染みやすいタイプです。板型は繊維質にそってシャクリと歯切れがよく、スリム材木型はクニュリと柔らかい反応を一旦してから、コリッと淡く千切れる。そんな歯応えがランダムで感じながら、薄味の竹に、スープが混じった味わいを楽しみます。メンマラーメンもありだな・・・これだったら。そしてまた思うのが、酒にぴったり。ここでも、酒に妙な躊躇は不要とこころに刻みました。 
 

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<味玉にハズレなし!> スープのライトさとマッチする薄出汁タイプ!ジュレ状の卵黄は濃密の中に軽く甘味を持つ旨さ!

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 本音は割ってない味玉の方が好き。なぜなら中の状態が分からない方がミステリアスで楽しいから。そしてスープに触れない中身の味わいが楽しめるから。とは言え、結局最後はスープに味玉を沈めて楽しむのだから、全くもって私は天邪鬼です。
 

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 優等生だと感じる味玉。全体の出汁浸透の深さ良し。薄出汁だからナチュラル。白身は均一に浸透しておりそれだけでも味わえる旨味あり。そして卵黄は全体的にネットリとした濃密ぶりで、近年の味玉に多いタイプ。沸騰茹で時間10分前後なのかしらん・・・。出汁が完全に卵黄の奥まで浸透してマチュアを感じる甘味がほんのり・・・。白飯に合わせて潰してまぶしても旨そう。やはり味玉って今回も旨いし万能です!。
 

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総じまして「いつまでも変わらぬ旨さの大勝軒!優しい味に心ほっこり!」

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 ・・・と言う感動!。東京とその近郊では説明不要の旨さのフォーマット!。流行るスタイルも好きですが、王道というか伝統感じる味わいも素敵!。優しい味わいはまさに心の味!。万人広く激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 

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