ブレーンストーミングもこれまで幾度も研修や自己啓発モノで見てきたけれども、考えてみれば結実したものを見たことがなかったんです。結実ってのは、実際にビジネスに結びつくのが一番いいんだけれども、そう大それたものでなくとも当初の目的/ゴールに、曲がりなりにもたどり着いたというか・・・・。今後のキャリアとして『仕切り役』でどんな苦労があるのか、またそこから、アイデアが本当にブレイクスルーする瞬間があれば、どんな感じか見てみたい。そこで、業務上少し立場の違いがあり正式メンバー参加しませんでしたが、とある社内の集まりにオブザーバーとして参加いたしました。話し合われた内容やテーマは、一切伏せさせていただきますが、いろいろ収穫点と問題点がありました。
<収穫点>
・つまらないことでも、頭から否定せず、大切なのは、それでも話を広げてみようとすること。そのとき、アイデア広げるコツも提案すること(利点、不便の整理など)その結果、ばさりと捨てる=>周りも提案者も気持ちよく納得。
・話の脱線も楽しい・・・それが多くても問題。適度なユーモアセンスが仕切り役にあればベター。統制力も当然必要で、このバランスがむずかしい。
・冒頭のアイデア出しのとき、予めカテゴリ板があれば話をまとめる工数も削減できる。更にテーマ毎(板毎)にさらなる掘り下げが進む効果も期待できるのでは?
<問題点>
・参加者に意識レベルのばらつきがあること。ちょっとこの業界にいてアンテナ低いと思う意見もあるし、また発言する人しない人の差がでてくる。
・座席は、意見や所属が近い人どうし集まってしまう。全体討議中、どうでもいい個別討議が始まってしまう。
・できればいいなの案が、facebookやtwitter関連アプリ、GPS関連アプリで出来てしまう内容が多い。
そういう中で、キラリ!としたアイデアがあったけど、詳細は言えません。やはり、日常の本当に個人的な問題を無理くり大胆にITを活用したアイデアだったんだけど、僕は当初の目的以外の可能性を強く感じました。
やはりまとめ役とは言え、知識と人柄がないと・・・・これはしんどい。今後の推移をじっと見守りたいと思います。
え?お前はなぜ参加しないんだって? ・・・・・若手限定の集まりなもので、おっさんに参加資格がないもので(汗)。

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