ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン276】 京や (大阪・新福島) 豚しゃぶラーメン・大盛

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二毛作ラーメン店なのですね・・・】

 先日、誰かに言われた「松坂牛麺を豚でやったら面白いかも」を聞いて、何か覚えがある感覚をそのままにしておりました。翌日になってピン!ときました。こちら「京や」さんの豚しゃぶラーメンです。本日のお昼にしゃぶしゃぶ屋の前を通った瞬間、夜はこちらを訪問しようと考えていました。場所は、新福島駅から歩いて3分程度の好立地なのでスグに判明ですが、あれれ・・・・。「嶋や」という、うどん屋さんの看板が上に掲げられている・・・・。でも黄色くデカイ布看板は、手打ちラーメンとの文字が・・。後でわかったことですが、こちら、うどんとラーメンの二毛作店ですねー。黄色い布看板の別バージョンが隠されていて、うどんの文字が見え隠れしてましたので。



【二段階的な展開を見せるスープなのですね・・・】

 早い時間のためか・・・・先客なし。迷わず「豚しゃぶ」を注文し、ものの6〜7分で配膳完了ですから早いなー。さて配膳されたそれは・・・まるでアディダスのロゴのような配置のしゃぶしゃぶ用豚肉が目を引きます。半冷凍ですのでなおさらそう見えますなー(笑)。ご店主の話だと、スープが熱いうちに沈めて、白くなり始めたら召し上がれとのことでした。
 豚肉がしゃぶしゃぶになるまでの間は、見慣れた透明醤油スープをすする・・・・。第一印象派、よくあるやさしい、すっきり系の醤油だなーと、少し肩透かしの感覚でした。ま、とりたてて特徴がないな・・・・とのこと・・・。
 次に豚しゃぶが出来上がったところでそれを食べる!これはこれで旨いに決まっとるがなぁ〜と、ここでピークを迎えたかな・・・・・。そう心の中では冷めたことを考えてたのですが、ここからスープが変化を見せます。豚肉からでた脂がぶわぁ〜とスープに一気に広がり、豚エキスで濁りだすのです。ここからが、この一品のスープの本性です。頼りなくあっさりと思っていたスープがいきなりコクが与えられて複雑な味わいに変化するから・・・・これは演出的にも非常に面白いと思いました。このスープは最後まで完飲させていただくことになりました・・・。



【うどん店の名残を感じる】

 メニューを見て不思議に思う。オプションに味玉もチャーシュー、メンマ等追加もない。その一方で、鶏天、ちくわ天など天ぷらとのセットがある・・・・。そういうところ・・・・うどん屋さんなのねーと合点がいきます。そう思えば、最初あっさりと思えていたスープは、どこか和風な風合いがあったなー・・。


【クチ!シコ!っと楽しめる標準太さのストレート麺】 

 手打ち麺とのこと。適度な密度感あり、アルデンテ少し越え程度の茹で上げで、クチとした締まりと、シコっとしたコシは、少し感じることができました。風合いとしてもよいのではないでしょうか?


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 総じまして、前半と後半がこうも印象が変わる一品もめずらしいです。前半75点、後半84点。四捨五入+おまけで、総合80点で勘弁してください。というわけで、これでまた話の種になるような一品が食せて満足です。ありがとうございます。そして今日も本当にごちそうさまでした。
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