ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3282】 麺や でこ (川崎・武蔵小杉) 味玉浅利香味そば ~もはや貫禄感とオリジナリティ溢れる看板メニュー!

<遅ればせながら開店4周年おめでとうございます!>

 早いもので会社変わってからもうすぐ4年になる私です。あれから何も成長も成熟もしとりません。ラーメン生活もほとんど変わってませんが、収入は下降傾向です(号泣)。
 

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 一方、こちらも早いもので4周年。武蔵小杉の「麺や でこ」さんの話。まだ4周年?と思うほど割と通っているから思うのかもしれません。でもそう思うのは、この期間に少なくとも私の知っている限りでは2回メニュー大入れ替えをしているからなのかも。記念日には大勢のファンが駆け付けたそうで、開店時には50名相当に待ち客が膨れ上がったとか!。私も行きたかったのですが、ちょっと別件があり行けませんでした(泣)。そんな感じだったので、遅ればせながら4周年おめでとうございます。
 

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 記念日には雲丹の限定だったようですが、ツイッターでその旨さの衝撃は伝わっておりましたよ。この点も悔しいですが、今回は私が、今のラインナップで一番好きな「浅利香味そば」に、味玉を追加させてもらいましょう。私以外にも注文率が高そうで、何となく看板メニューになってるんじゃないかという予感です。
 

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<唯一無二で比類なき貝出汁感覚!濃ゆいようで引き際も鮮やかな貝エキス!>

 女性客もよく見かけますね。こちらの店では。この4年間ですっかりラーメン女子のプレゼンスは確立したものと思えます。作り手にも女子の進出あるラーメン業界。私とは打って変わって光り輝いているように思えてしまいますな・・・・。そんな眩しくも寂しい感じで溜息一つ。ついたところで配膳が完了。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!相変わらず唯一無二のような独特なスープ感。淡い鶯色にも似た深い色に、魚介系のエキスが漂っているのが良く伝わります。しかも表層にオイリーな部分があり、香味油の存在感がありあり。そして何と言っても香りが、魚介の香ばしさに入混じり浅利の滋味を感じさせるものが漂います。他のトッピング類も質感高そうで、岩海苔の香りが熱気をお帯びてくるほどに、立ってくる・・・旨そう。
 

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 いつもながら味わうと、嗚呼やはり浅利の感覚が深いねー。いや濃ゆい。エキスの泡立ちがあちこちに見られるので濃度が高そう。ちょと貝が苦手な方は無理っぽい感じもあるけど、貝好きならこれくらいハードに効かせてくれないとと思えてしまうレベル感です。しかし引き際も心得ておられるようで、くどくなることはなし。貝の旨さのバランスが崩れないMAXなポイントを押さえたような心地よさです。
 

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 ベースの出汁は、あっさり鶏ガラと煮干の共通プラットフォームなのでしょうか。浅利の出汁が強く、煮干はバックアップに隠れているようなイメージです。また言われて気が付きましたが、ほのかにニンニクの味わいが響く・・・。塩気はとてもマイルド系なのですが、ニンニクのちょいとした風味感で、ピッチリとピントがあったような塩気感覚も少しありなむか。食うたびに感じ方が変わったりや、新しい発見があったりするのもいいねー。やはり、このスープは比類なしだわ。

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<クツっと感じさせる前半と汁と一体感揺らめく後半!>

 中加水と思われる、美しいストレート細麺。器の中の麺線も見事。食べ始めあたりは、前歯の当たりもクスクスと淡い歯応えがあって、風味を感じさせる部分があります。芯は別に見当たらない微妙なバランスが、旨いです。ズルズルと食進めて、後半になるとある時点から各段とスープと馴染むようになり、歯応えもクチクチとやや柔らかくなる。楽しみ方も、風味から味わいへと移る感じで、スープの味わいとの一体感がナイス。奥歯で噛むとプツプツと潰れだして、一気に旨みへと昇華するところがうれしいです。
 

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 またスリムなフォルムから、スープの持ち上げがよく、ややクチを麺顔に近づけてズボボボっと強めにすすり上げる。すると、汁の味わいと麺の甘味が芳醇にクチの中に取り込むことが出来て旨い食べ方になります。表面はツルツル過ぎず、かといってザラツキはなく。喉奥を通過するシルエット感も印象に残りやすいですねー。

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<現代の新たな王道、鶏豚低温調理チャーシューがやはり旨し>

 もういろんな店で、何度も食って何度もレビューしてきたんだけど、やはりチャーシューは飽きません。豚は肩ロースと思われ、脂身の部分が多めに差しており肉の甘味をしっかり味わえる。当然柔らかで、筋っぽい部分が一切なし。どこに歯を当てても、サクリと千切れて、噛むと芳醇な肉の香りが広がるー。また鶏は胸肉のコンフィっぽい感じで、とても淡泊な味わい。スープの味に完全に染まってしまうかと心配もしますが、そんなことはなし。貝の出汁を繊維隙間に吸収しながらも、クチへ運んで咀嚼すると、スポンジのように旨みを吐き出します。嗚呼旨し!。

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<味玉にハズレなし!>

 塩ダレに漬かったような美しく白い味玉。白身はプルプルと震えて、汁の味わいが良く染みて当然ながら旨い。卵黄もその通りですが、ジェルっぽい感覚が広がって湯で加減の絶妙さに感じ入ります。全体的に玉子本来の風味をしっかりのこすタイプの味玉。出汁で染め上げて熟成させたような褐色味玉も旨いが、こういうシンプルなのも非常に旨いね!嗚呼、味玉にハズレなし。

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 総じまして、「もはや貫禄感とオリジナリティ溢れる看板メニュー!」と言う感じでして、貝大好き「貝星人」なら一度は食っておくことを激しく進めます!。デフォルトメニューですので、お近くに寄る際は是非!(オレは自称宣伝長~:笑)。これからも5周年、10周年、20周年と、長く続くことを切に願う次第です。次回の開店日記念の限定は、今から逃さないようにスマホのカレンダーに印をつけておかねばです。そんな感じで、お祝いとこれからの期待を込めたところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   雨雲も
   ょっとお休み
   薄日差す



   上貝出汁
   味を差す哉




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 
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