ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4162】 よしきゅう本店 三鷹駅北口店 (東京・JR三鷹) 冷し生姜ラーメン + 半チャーハン + ふんわり煮豚 〜あとを引く生姜のジリジリ辛味!夏の三鷹名物ヤミツキ系冷やしラーメン!

蒸し暑くなると・・・思わず「冷し」の文字に反応してしまうよ~
 

 


よしきゅう本店 三鷹駅北口店 (東京・JR三鷹) 冷し生姜ラーメン + 半チャーハン + ふんわり煮豚 〜ラーメン食べて詠います

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 遠征自粛で地元の麺活動。もう夏日が当たり前の季節に突入でして、心なしか町中華屋の「冷やし中華はじめました」の旗やポップを目で探してしまう。しかし「コロナ対応」の注意書きばかりで、正直どこかしら街に季節感が失われております。しかしこうも蒸し暑いと、やっぱり冷やし系が正直欲しくなるよ!。
 

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 三鷹駅界隈では、唯一「日高屋」が冷やし中華のラインナップを展開していると思いきや、何と「よしきゅう」に「冷しラーメン」の旗がなびいているじゃないか!。これは捨て置けません。と言うかほぼ無意識に入店してしまいました。
 

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 さてその「よしきゅう」。数年前まで吉祥寺・・・天下一品に近いところにあったお店。事情は知りませんが、三鷹へ移転。吉祥寺時代にはお世話になった方々も相当多いのでは?。「煎りにんにくラーメン」が看板メニューで、会社の同僚で学生時代のラーメン話で盛り上がったこともあります。そして、今回初めて知ったのだが、夏の看板メニューとして「冷し生姜ラーメン」ってのもあるらしい!?。だったら食っとくべきだよ・・・入店してラッキー。
 

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<全体> 確かに和風なプレゼンス!そして半チャーで腹持ち満足感良さそう!

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 ボックス席とカウンター席とあって、家族客からピンの客までカバーできそう。平日11:00~16:00までがランチサービスと言う太っ腹。当然ランチセット対応とさせてもらいましたが、3つ選べるなかでご飯ものは「半チャーハン」をチョイス。なかなかコスパの良さも光ります。申し訳ないので酒が飲めない代わりに、ふんわり煮豚も追加!・・・しばらくして配膳されたのがこんな麺顔です!。
 

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 おおお!拉麺的感覚は低く・・・和風冷やしそば中華風といった佇まい!それが実に重苦しい蒸し暑さにはフィットしますね!さらさらの汁には、仄かに植物系の油も感じますが殆どアニマルオフなイメージ。そこに擦りおろしの生姜が投入されており、薬味の葱もどっさりと降りかかっている。更にワカメもトッピングされており、冷奴にそれをかけても成立しそうな雰囲気もあります。これはこれからの季節に嬉しいことこの上なしかと!。
 

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<スープ> 和出汁と呼びたいすっきり醤油感!想像以上に擦りおろし生姜が溶け込むジリジリ感で涼やか!

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 まずひと口、レンゲで啜り味わうと・・・ライトな旨さで意識も軽くなるような心持ち。簡単に言うなら「和出汁」または「おつゆ」と言った味風景。よく見ればサブタイトルに「和風」と書かれておりますが、町のそば屋にワープしたかと思うような感覚で笑ってしまいました。昆布と鰹出汁の馴染みの味わい。それに多少の油分があるが果たして動物系とは考えにくいかも・・・。ラードが溶けてるとも不明。
 

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 そして爆笑すら感じるのが生姜!すりおろしタイプの生姜が、かなりの量投入されております。醤油スープに混じると一瞬背脂かと思える風貌ですが、それほど大量とお伝えしたい!。そしてその味わいは、ジリジリ感が突き抜けるほどで、ストレートに辛味を感じるほど。それが実に痛快な刺激となり、清涼感に結びつく味わいが素晴らしいと思えます。やはり名物とか看板商品って、何かしらインパクトがあるものですね。
 

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<麺> 引き締まりを強く感じる多加水ストレート麺!全粒配合で実は風味良しだった!

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 和蕎麦や細うどんでも成立しそうなスープに浮かぶのは、わりとしっかりした中華麺でした。とは言え、どこかしら冷麺すら感じる、強い引き締まりでクッシリとした歯応え。それでいてプルンと強く弾ける弾力もあり、引き締まりのある多加水麺と言えましょう。非常につるつるとしており、汁の濡れ方やまとわり方が素晴らしい。ひょっとして汁を持ち上げる力も相当あるかも。一方、つるつるした超光沢ある地肌で、汁の浸透や吸収とは無縁のように感じます。
 

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 また、冷麺のように感じる食感でも・・・実はとっても風流な風味あり。練水の個性や反応がとても淡く、その一方で全粒を打ち込んである仕様。ちょっとだけ和蕎麦に寄せた感があるかも。流水で引き締まっているが、温麺ならまた風味豊かに味わえそうな良質麺でした。これは夏バテでも大盛で食いたくなる一品かと!。
 

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<薬味> 天かす:これで一層・・・冷したぬき感覚に近寄る馴染みやすさ!

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 薬味に「天かす」が入ってます。これが実にいい仕事!。一番感じるニュアンスは「冷したぬきそば」感覚。円やかな醤油ダレに天麩羅カスとその揚げ油の香ばしさの余韻が浸透する・・・。するとたちまち和風の円やかさ、天つゆの奥ゆかしくも馴染みある旨味に変貌です。一気に和風な味になりますねー。
 

 

 
 そしてこの円やかさがあるからこそ、超ジリジリと刺激する生姜の辛味にもマッチ。いや、中和すると言ったところか。どちらも喧嘩せず、非常に折り合いよろしい味わいと化します。このコンビネーションも和蕎麦のフィールドか?。これがあるだけで、お子様にも激しくおススメできそうです。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> ふんわり煮豚追加投入!味の付いた豚冷しゃぶ感覚でベストマッチ!

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 デフォルトだと少し肉感が無いように思え、途中で「ふんわり煮豚」を追加しました。こちらの肉も有名で「大判ロース」が名物。煎りにんにくラーメンによく合いますが、お財布と相談してこちらに決定。実はこれが大正解だった!どうやら甘目の出汁で煮て味付けた豚ばら肉スライス。いや、コマ肉と言った感じか?。これが出汁とストレスなく柔らかく煮付けられており、冷たいスープにとても似合う。いや似合うというより2つの面を持つ旨さ!
 

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 まず生姜と豚肉がとてもシナジ―効果を発揮。冷たいポークジンジャーという味わいに昇華し、思わず白飯を欲してしまう格別な旨さです!。これだけでもラッキーと思える味の融合とビックバンだが、それだけでもない。冷たいスープに浸すと、「豚の冷しゃぶ」感覚も生まれる!。この食感とサッパリさがいい。冷しゃぶだと少し固まる肉の感覚も、この場合の肉にあっては、ふんわり煮豚だから更に上を行く旨さかもしれません。
 

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<味玉にハズレなし> 薄味でマジほっこりする・・・淡麗塩味玉感覚!

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 やはりハーフでも味玉があれば無視できない。タイプとしては薄味系で塩味玉かと思うほどナチュラルな旨味加減。微妙に固ゆでに近くスカッとしつつもネットリとした卵黄が何とも優しい味わいです。ハッキリ言って淡麗で上品とも思えるかも。ニンニクや生姜のパンチの中にあってもマジでほっこり感じさせる・・・箸休め的な旨さでございます。嗚呼、やっぱりハーフでも味玉にハズレなしの旨さ!。
 

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<半チャーハン> ちょっと焦げの香ばしさが効いた見事なパラパラ感覚!満足感十分!

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 おまけの半チャーハンと侮ること勿れ。炒めたばかりの熱々。少しばかり玉子やチャーシューの欠片に焦げが生まれるちょっとハードな炒めで、そこから発せられる香ばしさが堪らん!。塩加減もベストで飯に浸透しあ旨味と油が炒めで壁を作り、全体がぱらぱらとしてます。これはサイドメニューとしても実力派!。ボックス席で昼間から酒のみ気分で飲み食いしてた方々も、このチャーハン食って〆にしてました。ここに来るならチャーハンセットと感じ入りました!。
 
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総じまして「あとを引く生姜のジリジリ辛味!夏の三鷹名物ヤミツキ系冷やしラーメン!」

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 ・・・と言う感想!。おまけにチャーハンも気に入りましたので、この夏はまた再訪問でしょうか。まだまだトッピングのバリエーションで楽しめますし、調べてみると「ざる中華」も気になるところ。そろそろ、今シーズンの冷やし系に向けて活動のエンジン点火と行きたい気持ちが高まる一杯でした。激しくおススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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