飲める!食える!近くて通える!
何と西荻窪駅北口、舎鈴の真隣にオープン!。大衆酒場を冠する拉麺店爆誕!。本当はもっと早くに訪問したかったのですが、夏休みと重なった休日に突撃して参りました。座席も多く70席とのことで、しかも11時から夜遅くまで通し営業とのこと!。
資本系のお店っぽいのですが、やっぱりこの立地で大規模な酒場&拉麺やスタイルは、資本系でなければ成せる技ではございません。ちょっとこちら定点観測を続けようと思ってます。
<アサヒマルエフ> 昭和オマージュのアサヒオリジナルの味わい!スーパードライと一転した甘味!
生ビールもあり結構そちらの方がお得感あるのですが、マルエフ中瓶とありましたのでそちらを選択。大衆居酒屋でアサヒならスーパードライが定番ですが、ちょっとこだわりを感じます。









うう!やっぱり一周回って新しい感覚と言うか、普通にライトな味わいで旨いのだ。麺を待つ間は、無意識で一口ゴクゴクと飲んでしまった。写真メモはその後の姿で、もはやアル中おやじ寸前の行動。スーパードライと違って、甘味を感じさせるのが印象的で、これは料理に合うタイプの酒かと思われます。これと似た印象は、プレミアムでない方のサントリーモルツでもあったかも?。ともあれ、これを瓶で味わえるのは私の行動範囲ではここしかない為、飲みたくなったらここ!って感覚です。
<マカロニサラダ> 速攻で出てくるサービス!低価格!そこそこボリューミー!最初はここからスタート!
税抜199円。一番手頃な価格設定。他にも枝豆等あるのだけど、長らく食ってない子供も吸いきそうなマカロニサラダ。まぁ想像通りの味わいですが、コスパとしては納得感ありかと。まずボリューミがいい感じ。マヨネーズも味に工夫を感じますし、ブラックペッパーが効いて食が進みます。具材は鶏胸肉とコーン、そして胡瓜が少々あった記憶。ポテサラよりライトに食えるのでカロリー抑えめかと。
<茄子の揚げ浸し> しんなり冷やかな揚げ茄子!めんつゆっぽい甘味醤油出汁染みて旨し!無限大に食えそう!
歳を重ねるとどうしてもこういうものが欲しくなってしまうのです。これも想像の通りの仕上がり。軽くサラダオイルでサラッと揚げた茄子。油分を吸いやすく熱でしなる。そこにめんつゆに近い出汁に浸して吸い込ませる。冷やされて行くうちに出汁と茄子の一体感が深まってます。薬味はネギと玉葱細微塵?ちょっと面白かった。ただもう一切れ欲しかったかなと・・・。サイズも小ぶりなイメージ。
<アジフライ> 大衆酒場と言えばアジフライ!肉厚な身の開き!タルタルソース付きでマヨラー魂に火がつく!


個人的に大衆酒場でよく注文するアイテムは、ハムエッグ・ハムカツ、そしてアジフライ。まず一番好きなものから試してみました。ここはアジフライ定食ってメニューもあるので力を入れている様子。その期待のレベル通りと言っておきましょう。
肉厚な身だったし、サクサクとした衣のアジのふかふかとした身の歯応えのコンビネーションがナイス!。強引にタルタルソースをねじりつけて食らうと旨し。ただボクは素直に醤油だけを垂らして食うのも好きです。キャベツには、テーブルセットあった中濃ウスターソースを垂らして食らう。最後はアジフライのかけらとキャベツとタルタルをごっちゃにして食らう!






<ハイボール> 格安199円で強炭酸!ライトな濃さでガブガブ飲めるタイプ!
非常にお安いので思わず注文。コンビニで角ハイボール350ml缶買うより安い。確かに強炭酸という感覚か?。ただアルコール度数が少し低めで、ウィリキンソンに少しウイスキーが溶けたような感覚でライトにガブガブと楽しみましたー。
<全体> 鶏塩と言えど大判焼豚!優雅に舞う五色細花あられ!一見優雅な和風らーめん!?
実は蜆の入った塩を狙うつもりだったのだが、蜆がどうも食う時面倒かもなと思ってたところで、たまたま見つけたのがこの一杯です。自分のスマホで注文画面を読み込んでオーダー飛ばす仕組み。それがなかなか注文完了画面に移らないので困っていたのだが、麺の固さを指定するのを見逃していただけだった(汗)。
さて注文して出てきたのがこの麺顔。注文画面では画像が出なかったのだったが、意外と見栄えは和風らーめんのような雰囲気でした。そう思わせるのは何と言っても五色の細かい花あられの展開でしょうか。また鶏塩と言いつつ大判のスライス焼豚で、見た目からは鶏の感覚はあまりしなかったが、出汁はキラキラとしております。
<出汁> 見た目よりもずっと鶏旨味の展開!目を閉じればライトな鶏白湯とも感じるとは言い過ぎか?
資本系で大衆酒場コンセプトというのが頭にあったので、失礼ながら舐めてたのかも知れない。個人営業の専門店のように研ぎ澄まされた感とは違うと感じるものの、結構旨かったのです。一般的に「鶏そば」って地鶏やブランド鶏とかの丁寧な煮出しって言われると有り難く感じるものだが、鶏ガラエキスと、鶏の脂ってなコクがちゃんとしてたと個人的には感じます。
後半はライトな鶏白湯とも感じるほど。きっと麺から吐き出される糖質が溶けて多少攪拌されるからだろうがいい影響。ところどころ最後まで、細かい花あられが出汁と舞う姿も見てて楽しい感覚。
<麺> 茹で方カタメ指定!くっきりした麺線とふわっとした素地の風味!後半出汁を吸わせて旨さ尻上がり!
これも失礼な姿勢だと自省するが、大手中華チェーンのレベルと思って構えていたのだがそうではなかった。カタメを指定したから余計にそう感じたのかも知れませんが、麺線がくっきりしてて見た目から湿った素地が伺えるほどカタメの感覚でした。前半は腰つきがややハードでプツプツとした歯切れを感じます。奥歯で噛み締めると吸い込み始めた出汁が滲んだ旨味がしっかり。時折花あられが混じって面白い歯応えになります。
後半は出汁を十分に吸い込んで、つゆそばのフィーリング。出汁の旨みが飽和した細麺の感覚で、ちゅるっとしたライトな滑りでズボっと啜ってクチリと潰す楽しさいっぱい。具材を活用し巻き込み絡めて堪能し尽くします。
<チャーシュー> 薄味バラ肉のロール焼豚大判スライス!脂身多くて蕩ける旨み!出汁にも相性よし!
ボクは地方生まれの古い世代だから、このような大判スライス肉に遭遇すると今でも嬉しくなってしまうのです。ラーメンが今ほどプレゼンスがなかった昔は、焼豚は中央にちょこっとのってる存在。でかいバラロール肉が眩しかったのです。分からないですよねー・・・・。
薄味なのがちょうど良いです。周囲は薄っすらローストされた跡がありますが、煮豚系のとろとろ感が脂身で感じます。鶏系の出汁に濡れた豚の脂身。それを噛み締めると妙にコク深さを感じるじゃないですか。肉増し感覚でなく、一枚の大判肉を楽しみました。
総じまして「飲める!食える!近くて通える!駅前通し営業の拉麺大衆酒場食堂爆誕!」
・・・と言う感動の嵐!。つまみも多く格安設定努力も伺えます。西荻窪は南口だとディープな飲み屋エリアもあるのですが、ここはファミリーでも使えそうな雰囲気。また一方せんべろオヤジも受け入れる構えあり。スマホからLINEアプリで注文ってところが今風ですがね。店箱も大きく若いスタフも頑張ってる様子。好きかもこんな雰囲気。激しくオススメ!旨しなので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。