ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5407】本家 第一旭 新宿店(東京・新宿御苑前)チャーシュー麺 + 九条ネギ増し 〜全てを覆うネギまみれのエバーグリーン!葱拉麺じゃないよ!実は焼豚麺!葱と焼豚の徹底ぶり!

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京都と変わらぬ味が東京新宿で食える喜び

 
 冷たい雨の降るとある春先。在宅勤務で暖かく過ごしながら仕事を大人しく進めよう・・・と思っていたところ、呼び出し食らって出勤。お前やってることは複雑過ぎるので、もっとリアルに現場に伝えるために出て説明と指示出してはとの気配りを頂く(汗)。ですよねぇー!幹部の言い分そりゃごもっともで自省しての出勤です。で、やることやるだけやって説明尽くすと、では引き続き業務に励みますと一礼し、この機会に別のサテライトオフィスへと移動です(自省してますよホント)。仕事環境はこの5年で激変して本当に助かってます。いや実は本当にいい会社ですよ。
 

 
 さてその移動途中で時々思い出すのは幼少から青春にかけての思い出の味。京都拉麺。京都生まれ京都育ちの私にとっては、刷り込まれた味。それが京都拉麺でございます。京都拉麺といっても3つくらいに系統が分けられるとは思うのですが、その第一頭はやはり第一旭ではないでしょうか。もっとも小学高学年の頃は「創業期の天下一品(今とは別物)」、高校の頃は「ラーメン藤」、浪人の頃「天下一品(今のイメージ)」と渡り歩いた感じですが:汗。そんなことを感じていると新宿駅に辿り着いたので、少し寄り道して「本家第一旭新宿店」。
 

 
 
 
<全体> 全てを覆うネギまみれのエバーグリーン!葱拉麺じゃないよ!実は焼豚麺!葱と焼豚の徹底ぶり!
 


 
 個人的には、新宿店はしっかり京都の味を出してると思いますよ。ほぼそのままと言っても過言ではないかと。昔はデフォルトのラーメンしか頼めなかった身分でして、ネギ増しもやし増しなどサービスをとことん駆使しておりましたっけ。今となっては実に贅沢な身分になったもんです。
 

 
 チャーシュー麺なんか学生時代には一回も頼んだことないのに・・・躊躇なく毎回このパターンです。そしてネギ増し。関西ではネギと言えば青葱当然。就職で状況して数十年経って「九条葱」とかいうブランド化してしまったが、ネギはネギだぜ。でもネギ増ししないと気が済まないので毎回こんな麺顔になってしまいます。 
 
 


 

 
 
<出汁> 豚骨野趣を滲ませるゆらめくコク!塩気の立った醤油輪郭!ネギとモヤシの甘味も染みる!


 
 一見ライトに見えるが豚由来のエキス感が濃ゆい。そのため豚の野趣な感覚が煮出されており、昔を思い出しそうです。大人しくまとまらないで、塩気が立ち気味なのもいい感じ。ネギ多めでもやしの水分もあって味が薄まることを知らず楽しめる。
 

 
 
 またカエシと豚骨エキスに大衆的パンチ力も醸し出すようです。令和ではコンテンポラリーな拉麺が多い中で粗野な感覚も逆に斬新に受け取れるかもしれません。そもそものラーメン感覚で大衆的に味わう旨さかと!。またネギとモヤシの淡い甘味も滲むようで、調味料の輪郭もいい感じで円やかになってゆく様子もいいのです。
 

 

 
<麺> ネギと焼豚絡んでしまうワイルド感覚!大衆的醍醐味!大いなるオーディナリーな味わい!


 
 あゝ・・・出汁を吸い切ってもダレることなく腰つきしなやか。素地の風合い低く、出汁を吸い込んだ時の旨味で勝負する感覚でしょうか。ネギのザクザク感、チャーシューのクシクシ感、麺のスパスパ感が混じる感覚が楽しいね!。かみつぶすと塩気の効いた出汁はすっかり円やかな味わいになっていい塩梅です。
 

 
 そして葱が凄まじい・・・どうあがいても九条ネギとチャーシューが麺に絡みつき、場合によってはモヤシも加わり、最初の一口以外は麺だけで堪能できませぬな。まさに葱と麺の素地を味わう感覚ですが、何気に薄いチャーシューも相入れます。こんな感覚は、いつも具材で麺を巻きつけたり絡めたりしてるのと共通しますね。
 

 

  
 
<チャーシュー> 極薄ペラペラ肉が素敵!これが京都スタイル?出汁に溶け吸い込み旨さ相乗効果!

 

 

 時々、肉がペラペラ!と手厳しいコメントを拝読すると、ごもっともと思いつつ・・・これがスタイルなのだと伝えたくなります。どこの部位なのかも分からんほど、いろんな部位があるように感じる肉が、ミルフィーユの如く一面に重なり合ってます。九条ネギが覆うのでわかりにくですが。
 



 

 されその肉・・・バラも肩ロースも腕もみんなスライスされたような感じですが真偽は不明です(無責任でスンマソン)。そしてその肉はどれもすっかりスープを吸い込んでる。なのでスープにはこのチャーシューの旨味がすでに溶けていると思うし、またそれを肉が逆に吸い込んだ感覚です。
 

 

 

 薄い肉だから麺に巻きつけて食らいつきたい。葱も一緒に巻き込んでしまいましょう。若い時はこんなことできなかったんだよねー。今となって新たな京都拉麺の楽しみを知るに至る。
 

 
 
 
<九条葱&もやし> 京都拉麺真骨頂!ブランド化した九条葱!今でも大衆的なもやしと相まって旨し!


 
 九条葱とブランド化したのだが・・・確かに昔に比べて旨くなったのかもしれません。葱の旨さを一番堪能できるのは、青葱だとうどん出汁に浸る葱。白葱だと焼き鳥にある「ねぎま」に他ならんでしょう。いや?以前青葱をベーコンで巻いた串焼きを食ったことがあるが、ありゃ青葱の旨さ最高峰だったかも。でもライトで野趣な豚骨醤油を吸い込む青葱の旨さも捨ておけません。白葱は内側のソフトな部分に甘味を感じますが、青葱は繊維質部分にこそ甘味がありましょうか?。そこが出汁に濡れて染まった感じを噛み締めると旨い・・・・伝わりにくいか??。 
 

 
 もやしも京都拉麺では重要です。今でもそうなのかは不明ですが、実家京都のローカルなスーパーストアでは、通常のもやしと「細もやし」が売られてますかね。その細もやしが、京都の拉麺っぽいのです。二郎系もやしとは対極。そんな茹でもやしを思い出す仕上がりでした。
 
 


 

 
 
総じまして「年度末の多忙で心が渇く東京砂漠!和みと懐かしさで心潤す大衆系王道本格派京都拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。まじで京都生まれな私は個人的には東京新宿でここがあるだけで救われます!。いつだって駆け込めるかと思えば!。これ食って気持ちだけ故郷に帰省し英気を養う気分です。東京で京都系大衆ラーメン食らうならこちら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでいした!!!

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