みたかで拉麺インタビュー
せっかくのGWだから馴染みの店でまったり飲み食い!そんな気分でまたまた「みたか」へ。休日昼間で一番混んでましたが、やっぱりこういうタイミングで楽しみたい店!。
なぜか店先で食って立ち去る客にアンケートみたいなのを書かせている人たちがいる?。テレビ局の取材スタフの方達でした。入店したら橋本店主から「TVに映るかもですが良いですか?」と確認を受けますがノープロブレム。つーか、食ってる姿なら良いが、動画収めながら食ってる客(オレ)ってのは絵柄的に問題あるかもと、むしろTV局側の邪魔しないかと心配してしまいます。
で、オレみたいなオヤジなんかスルーなんだろうと思いきや、食ってる最中に後ろからいきなり「5000杯以上食べられてこの店に通うのはどうしてですか?」とインタビューを受けたわ:汗。半分振り返って答えようとするとカメラが50cmほど迫ってきてるじゃないか:瀧汗。カメラのことより、なぜ初見でオレがそんなに食ってるって分かったのかと、そっちの方が驚き。おまいらサイコパスか?。あたふたしてしまったから、インタビューの取り直しを受けましたー:爆。
<サッポロ赤星> 夏日にはやっぱり冷たい麦酒!苦味が甘味とすら感じる旨さ!最近2本が当たり前!?
実は4月の最終週は忙しくて死んでいた・・・・拉麺食えず。なのでその反動もあって赤星の勢い乗ってしまいます。また夏日だったのもあって軽く汗かいてたから赤星の図太い苦味すら甘く感じてしまうほど旨し。今回も2本イってまうわー。
きっと嬉しがって麦酒飲み続ける姿がTV局スタフの目に止まったのでありましょう。いつもなら麦酒の空瓶並べる常連があちこちに居るものだが、このタイミングではそんな酔狂な客はオレだけだったしー。
<竹の子皿> さっぱりメンマのコリコリ感!辣油と大蒜醤油垂を細葱に垂らす!ザクザク歯応えと刺激に酒が進む!
コリコリ歯応えがよくある絶妙感で、しかもあっさりタイプ。これが実にビールに合う!。そこにスープに活かされる魔法の醤油ダレと、ザク切り葱が山となって降り注ぎます。
細葱の淡いザクザクと、竹の子コリコリが入り混じる歯応えに魔法の醤油だれが滲む旨さよ!。そして性懲りも無く自家製大蒜醤油ダレと辣油を垂らす!。その辛味刺激が実に痛快でございます!。
<全体> 素朴な具材の集合体!それなのにゴージャス!しかもボリューム感ありあり!麦酒にも最適!
実は、麦酒を楽しんでいる最中に、TV局スタフさんから「何を召し上がるつもりですか?」とインタビューではなく質問を受けていた。「ひょっとしチャシューワンタンメンですか?」と言われた気がして、きっとワンタンメンか何かの特集なのだろうなと勝手に邪推して、だったら協力してみようと思いついたのがこの「チャシューワンタンメン」の「油そば変更」。油そばってのは、常連気取りでイチびってしまいました。
やはり良いぞ!チャシューとワンタンと言う素朴で定番な具材の盛り上がりが素晴らしい。空炒めのしんなりモヤシもたっぷりあって、素朴な具材の集まりなのに妙にゴージャス!そしてボリューム感ありありでございます。更に嬉しいことに、刻みネギがサービス盛なのがナイス!。
<チャシュー> そのままでも薄味でいい感じ!少し抜けた脂感がタレにも合うね!
チャシュー皿で随分と楽しめる一方で、やっぱり温かみのある肉も楽しみたい。豚バラ肉を小さめにカットしてあり、中々の脂の抜け食具合が、汁とかタレとの絡みを呼び込みます。シンプルでさっぱりした肉味が好印象。最新で今風の肉とは比べるべきではないが、これが年末になるとお正月用に飛ぶように売れるのはわかります。偉大なる等身大の豚肉旨さと言えなくはないだろうか・・・。
<ワンタン> 出汁と醤油タレの下味処理あり!優しい味わいに酒のツマミになりそうな存在感!
町中華にある「ワンタン」に近い、と言うかそのまま。現代のワンタンって、肉餡たっぷり大粒のご馳走的なものが多いが、昭和の町中華で啜り食った「豆粒肉餡」タイプ。やっぱり主役は「皮」。出汁をたっぷりと吸込み、破れそうでしっかり破れない。皮のちゅるっとした滑りを楽しむのもあるが、皮自体に味が染みて旨いタイプ。
<もやし> ぬくぬくで淡くザクリと歯切れつつほとばしる野菜汁!油そばに和らぎ与える旨さ!
開店間際だったから、ストックしてあるもやしからは、湯気が立っておりました。ぬくぬくで淡くザクリと歯切れつつほとばしる野菜汁!油そばに和らぎ与える旨さ!。ここにニンニク醤油ダレも絡んだりするので、これも酒のアテになりそうです。もやしまで酒のアテに感じさせるとは・・・ニンニク醤油恐るべしかも。
<細葱> 細かくしゃりしゃりとした歯応えと舌触りでまるで葱シャーベットの如しとは言い過ぎ?
やはり、みたかにくれば葱増しと言わず「こまねぎ」とコールしたくなる。まぁ、極細微塵切りなわけだが、それが妙にほのかなしゃりしゃり感覚となり、タレに溶けたり、麺の隙間に入り込んだり地肌に貼り付いたりする。そしてタレに塊を溶かしたらまるで葱のシャーベットの如しな舌触りに感じるのであった!?。
<タレ> 魔法のタレを濃ゆく感じたいならこれ!汁多めの汁なし系!
ここは汁なし系でも結構汁多め。でもさらりとしたタレとなって全体にはとても馴染みます。魔法のタレ・・・醤油にラード系のオイルが深く滲んだような味わいで、チャシュー皿のように、何にでもかければ一品として成立させる魔力がある。そして今回は、これだけでなく初めて知った味変アイテムがある!。それが自家製辣油タレ!
<麺> もちろん自家製麺!汁なし系には一層と唯一無二な「和蕎麦ライク」さが響く!これもオススメ!
タレに絡まり浸透しだした名物の蕎麦ライクな麺!それでも風味が、感じ取れるのがいいね。相変わらず粉の旨味がしっかりと伝わります。細葱やモヤシなど、具材と絡むのも汁なし系の方がしっかり掴むのがナイス!。チャシューやワンタンにも絡めたりして堪能し尽くします。色んな歯応えを楽しむのもいつもより面白いかと。
<味変化> 自家製辣油を垂らすのも一興!マイルドでクリアな辛さがタレにコクを増す!?
油そばには、お酢と辣油の味変化が一般的ですが、ここでは辣油オンリーの方が宜かろうと思われます。お酢まで入れてしまうと、武蔵野系油そばの味わいに一変しそれらと似たような味になってしまうから。それも良いといえば良いのだが、魔法の醤油タレのコクがマスキングされそうで、やっぱりお酢はやめときたい。また辣油だけなら、魔法の醤油タレに辛味とコクを増すようにも感じられ、気に入っている次第です。
<スープ割り> 野菜と昆布が深く染み込んだスープで円やかに味変化!
コールすると、柄杓がにゅーっと出てきて直接注いでくれます。客が注ぐのを止める指示をするまで、ゆーっくりと注ぎ続けてくれる。これにより汁ありのラーメンの味となり通常なら二度楽しめます。
醤油ダレだけでなく辣油も溶けているから、妙にパンチがあるさっぱり味という流れが面白い。とは言っても味が崩れないのは、葉野菜を中心としたヤサイの煮込み、そして昆布の風合いもあるからか。せっかくの油そばなら、是非ここまで楽しんでもらいたいです!。
総じまして「素朴な肉と雲呑が盛り上がる楽しさ痛快昭和ノスタルジック油そば!」
・・・と言う感動の嵐!。老若男女に広く受け入れられる三鷹の名店!。和やかさとホスピタリティ!そしてユーモラスさえ溶けこむナイスな店!。行列必須ですが並ぶ価値ありです。いつもながらお腹と心を満たす店。再度激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!