休みが長過ぎて曜日感覚狂っちゃった：汗
大型連休の間、ずっと自宅にこもって課題やお勉強を進めながら、隙間狙って地元周辺で拉麺活動。すっかり曜日感覚が狂っておりまして、「麺屋さくら井」目指して来たら、水曜日限定3rdブランド「ＫＥＮ軒」の営業日でしたー。午後２時もとおに回っておるタイミングでしたので、そんなに並ばずにサクッと食えたのは実にラッキー。軽く挨拶して・・・さぁ飲み食いで憂さ晴らし！。
＜酒１＞ CAPTAIN CROW EXTRA PALE ALE！ずしりと響く渋みと苦み！そして旨味！後味フルーティな酵母の余韻！
クラフトビールの中でもパンチあるタイプ。エクストリーム級ペールエールって感じです。ホップの苦みがしっかりと効いており、苦みをしっかりと伝えながらも鼻腔をくすぐるような華やかさ。それなのにズシリと味自体が濃ゆい。麦酒酵母の余韻と言うのか、微かな甘味が非常に心地よい！。もはやフルーティーと感じてしまいます。
＜酒２＞ 東京が誇る酒蔵「澤乃井」特別純米なるくちのさけ！キリッとした口当たりに芳醇な甘味が染みる！
随分シンプルなラベルだな・・・と思ってみたら、見慣れたロゴの印字。小さくSAWANOIと書かれてます。東京奥多摩が誇る酒蔵「澤乃井」じゃないですか。後でネットで調べたら一般の酒屋には卸さず、飲食店向け専用の銘柄らしいです。ひと口目から、華やかさと図太さを感じるタイプ？。華やかと言ったのは口当たりがとても良くてキリリとした感じもあり、切れ味が爽快といった感覚だから。クラフトビールの後だったから余計に感じたのかもしれません。
またやっぱり純米酒の図太さがあるようで、辛口が響く中に甘味というか・・・旨味が重厚なのにこれもすっきりと感じさせる余韻がナイス。こりゃグイグイ飲ませてヤバイ酒かも。酒屋で買えんから、また欲しくなったらここに来るしかないようです：笑。
＜つまみ＞ チャーシュー盛！ご自慢の低温調理の肩ロース！釜焼き＆炙りで更に香ばしいばら肉！肉の旨さの楽しさ抜群！
名物のチャーシュー盛！。ほんのりした赤身に少し脂が溶け出す感覚。それが脂の甘味が増す感覚でして、そこに柚子胡椒をねじりつけると、これが旨い！酒に合う！酒が進む！。以前より少しこの低温調理の熱入れも当初より深めになったようで、これにより赤身の肉味よりも脂の甘味が深まったように感じます。
また窯焼豚ですが、脂身と赤身のバランスがよく、外側は皮に近い部分は若干飴色な雰囲気もある。そんな脂身がとても印象的で、さすが吊るしの焼豚って感じです。さらに炙りが入って香ばしさアップ！脂が溶け出して甘味アップ！。そして燻しの雰囲気が実にそそります！。
＜全体＞ 落ち着きと滑らかさを覚えるきめ細かな豚魚感覚！上品な濃密感がナイス！
おおお！いつもながら豚骨魚介の中でも上品な質感ですね。濃厚豚魚は、迫力や、ズドンとした素朴さがイメージなのですが、非常に整っており美しさすら覚える麺顔じゃありませんか。
以前食したつけ麺でのアクセント「魚粉」もしっかり踏襲。魚介の香ばしさと甘さを期待させますね。中々、汁系もかなり仕上がってる！。
＜スープ＞ 苦味抑えめ優しい甘味の上品な煮干感！滑らかさ極まる豚鶏コラーゲン感！？
濃厚だがとっても柔らかくクリーミー！。味わうと煮干の甘味がしっかりと感じ取れ、合わせて軽く苦味が隠し味程度に潜んでるイメージ。甘すぎない感じもいいし、煮干の特徴を存分に引き出しているようです。
また動物系しっかり！。滑らかな粘り？仄かにペトペトした感覚で、コラーゲン系の貼り付きを覚えます。なので豚骨をかなり煮出していると思うけが、それが全然嫌味がなし。むしろそのコラーゲン感覚が、分厚く旨味を醸し出すようで、これがかなり旨い！。個人的に鶏系のコラーゲンも混じってるのかとも妄想してます。
＜麺＞ 密度感あり加水低めストレート細麺！素地風味が濃厚魚介を受け止める！出汁を絡め取るような持ち上げ感！
やはりこの出汁では、個人的に細麺の方が好きです。わざわざ何回も細麺で食ってるの私だけかも。濃厚豚骨魚介を感じるスープに、低加水で細さとストレートさが際立つ麺を絡めて食らうと言うのが、すごく旨いと感じてしまいます。
濃厚な出汁を受け止める麺の素地感が楽しくも旨い展開。その展開に、動物系の旨味が滲んで、ナチュラルにコラーゲンが絡むようなイメージです。そして麺にスープが張り付くような持ち上げもいい感覚。スープを絡めまくって持ち上げまくるような流れが面白いのです。
＜チャーシュー＞ さくら井お得意の低温調理肩ロース！豚骨魚介と絡んで溶け合い甘味が更に増す旨さ！
ご存知の低温調理の肩ロース。とても全体的に柔らかくしっとりした歯応えに肉味と脂身の甘味が優しく広がります。２キレですが中々質感がある食べ応え十分。少し豚骨魚介スープに沈めて食しますと、別の甘味が加わってまた味わいとコクが厚くなるイメージです。やっぱり相変わらずの低温調理肩ロース！。何度も言うが・・・やっぱり東京トップクラスの肉！。
＜メンマ＞ 歯応え痛快！麺と絡めたりそのまま食して旨し！味わい豊かな上質メンマ！
少し汁に浸して旨さを誘うのは、チャーシューだけでなくメンマも同様です。コリコリとした感触と湿った柔らかさが印象的ですが、温かい汁に浸すとしなやかさが増すだけでなく、味が少し華やかさを増すイメージです。よって麺と合わせて食らうのもよしです。実はこのまま白飯に乗せてメンマ飯にしても旨いんじゃないかと感じてます。
＜味玉＞ 美しく出汁が浸透する円やかな白身！本来の濃厚コクに和菓子と妄想の芳醇卵黄！
薄い褐色というか、クリーム色が上品そうな薄出汁に均一に染まった様子です。割ってみればとてもふわふわとしており、出汁のゆったりとした旨味が広がるイメージ。そして卵黄もいいね。コク深く元々濃密感あるブランド卵らしいのですが、薄出汁がここにも深く浸透し、とても豊な甘味です！。やっぱり性懲りもなく出汁にも絡めて味わい倒しました！。
総じまして「濃厚濃密にして上品に広がる芳醇な旨味！進化系豚骨魚介！」
・・・と言う感動の嵐！。当初は名店「麺屋 さくら井」の個性も滲み出るといった感覚でしたが、もはや独自のプレゼンス獲得ってな感じの完成度。高級感とほっこり感が混じるような食後の余韻です。益々底力も上がってるよね！益々期待！水曜日オンリーというハードルの高さはありますが、行けば納得！食えば幸せ！激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
麗かな
風が流れる
五月晴れ
風に漂う
豚魚の香り
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
![TOKYO CRAFT (東京クラフト) I.P.A. 350ml×24本 [ 日本 ]](https://m.media-amazon.com/images/I/416xnkgKGgL._SL500_.jpg "TOKYO CRAFT (東京クラフト) I.P.A. 350ml×24本 [ 日本 ]")
