名店「麺屋 さくら井」3rdブランド!軌道に乗っていい感じ!
個人的に毎週水曜日は、いつも出社しているので水曜日限定営業の「KEN軒」さんに、中々行けないのよねぇ〜。なので、今回は、早出対応でさっさと仕事を終え、昼の部の後半に滑り込むように訪問してみました。なんたって、名店「麺屋 さくら井」の3rdブランドですから、旨さの信頼感絶大です。一時期はラーメン界を席巻した「豚骨魚介」に特化したお店。オープン当初は、つけ麺オンリーだったのですが、その後らぁ麺も登場してずっとそれを食い逃しておりましたので、今回はそれをチョイス!。ちょっと飲み食いで弾けてみましょうかねぇ〜(笑)。
さて、こちらも店名を冠したカップ麺が新たに発売ですね!以下ご参考まで
<酒1> CAPTAIN CROW EXTRA PALE ALE!渋みと苦みが深くズシリとくる旨味!フルーティな麦酒酵母の余韻!
はっはっは・・・今日は飲むぜ!すぐタイミングよく出されたのが、この店オススメのクラフトビール「CAPTAIN CROW EXTRA PALE ALE」。ビール通の「健やか@JR三鷹」御店主も推してたブランドで、味わいは確か!。ホップの苦みがしっかりと効いており、苦みをしっかりと伝えながらも鼻腔をくすぐるような華やかさ。それなのにズシリと味自体が濃ゆい。
麦酒酵母の余韻と言うのか、微かな甘味が非常に心地よい!。それをフルーティーと感じてしまうのは妄想なのだろうか。もしも万が一、宝くじに当たって金持ちになったら、デカい冷蔵庫を買って、こんなビールで埋め尽くしてみたいもんです。
<酒2> 七田 純米七割五分磨き!驚きの旨味の濃ゆさ!微かにチリチリする刺激に分厚くズシリと響く華やかさと甘味!
待ちに待った日本酒解禁!色々と巡った銘柄が頭を過ぎりますますが、見たことないラベル2本。何となく選んだのがこちら「七田」です。不勉強なもので初耳ブランド。「純米七割五分磨き」と言う触れ込みがそそります。ってな具合で早速味わうが・・・・おいおい!久しぶりにこんなに分厚いズシリ感は記憶にないよ。味は確かに重め。だけど妙に負担がなく、旨味だけが濃ゆいような印象で、後口に甘味が執拗に残ることはないイメージ。
まるで旨味が濃ゆくて、それがチリチリとした舌触りとすら覚えます。当然ながら風合いは豊かでふわっとした麹の甘い風合いを感じたかと思えば、熟成の香りも漂う感覚。いやはや・・・純米酒らしいパワフルさをじっくりと堪能させていただいた気分!。この分厚い旨さは、大吟醸では味わえまいて。
<つまみ> チャーシュー盛!低温調理のしっとり肩ロース!釜焼きで香ばしいばら肉?ナイスコラボレーション!
名物のチャーシュー盛!。皿が以前とは少し変えたのね。こちらは低温調理が名物人気なのですが、近年新たに加わった「釜焼豚」も実に人気です。温められた皿にのせられ、低温調理の肉はじんわりと熱を受けて少し脂が溶け出す感覚。脂身と赤身のバランスがよく、外側は皮に近い部分は若干飴色な雰囲気もある。そんな脂身がとても印象的で、さすが吊るしの焼豚って感じです。バラ肉と言えば柔らかいイメージだが、程よい引き締まりのある感覚と、いい塩梅の塩胡椒味付けが秀逸!。燻しの雰囲気が実にそそります!。
一方の肩ロースは少しづつレア感を抑え目にしてる印象。熱入れを微妙に増やしたようなイメージだが、柔らかさは変わらない。どうも最近の低温調理の傾向のようですね・・・。最近は少しこの低温調理の熱入れも当初より深めになったイメージで、赤身の肉味よりも脂の甘味が深まったように感じます。
<全体> 落ち着きと美しさすら覚えるきめ細かな豚魚感覚!上品な濃密感!またおま感払拭!
酒の進み具合を感じつつ、配膳準備は進めておられるようです。その配膳も絶妙タイミング。実物は上品な感覚です。濃厚豚魚と聞けば、パンチのある迫力や、ズドンとした素朴さがイメージなのですが、非常に整っており、粗さの中にクリーミーな溶け込みを感じるような美しさを覚えます。
以前食したつけ麺でのアクセント「魚粉」もしっかりあってこれがまた嬉しい。魚介の香ばしさと甘さを期待させます。
<スープ> 苦味抑えめ優しい甘味の上品な煮干感!滑らかさ極まる豚鶏コラーゲン感?クリーミー豚魚!
濃厚と謳う割には、とっても柔らかくクリーミー!。味わうと煮干の甘味がしっかりと感じ取れ、合わせて軽く苦味が隠し味程度に潜んでるイメージ。何にしても甘すぎないのがいいね!。煮干の特徴を存分に引き出しているようで、ちょっと「麺屋 さくら井」の「煮干らぁ麺」にも通じる部分も実はあるんじゃないかと踏んでます。
動物系しっかり!。滑らかな粘り?ペトペトとまでは行かないが、コラーゲン系の貼り付きを覚えます。なので豚骨をかなり煮出していると思うけが、それが全然嫌味がなし。むしろそのコラーゲン感覚が、分厚く旨味を醸し出すようで、これがかなり旨い!。以前のつけ麺でも感じたが、ひょっとしたら、名古屋コーチンや、大山鶏のコラーゲンも混じってるのか?。
<麺> 濃厚豚魚に細麺の組み合わせが絶品!出汁を受け止める強い素地!持続するクツクツ感!出汁を持ち上げる一体感がお見事!
細麺にハマってます!。思えば濃厚豚骨魚介系で、低加水系細麺ってあまり見かけないかも。濃厚煮干しにも合うので、このパターンも絶対ありですよ。しかも、さくら井の煮干らぁ麺で食らう時より、妙に素地の風合いを強く感じるようで、一層パツパツと感じる歯応えがナイス。濃厚な出汁に負けずしっかり受け止めるような素地感がいいのです。
また重厚な出汁は、浸透圧の違いのせいか、麺にはなかなか染ろうとしないので、最後まで麺は風味よく味わえるというストーリーなのであまり品やかになりすぎず、麺は出汁を絡めるように持ち上げたり、また具材で巻き込んでも素地の味わいも主張するようでナイスです。
<チャーシュー> さくら井お得意の低温調理肩ロース!豚骨魚介と絡んで溶け合い甘味が更に増す旨さ!
冒頭の「チャーシュー盛」と同様で、低温調理の肩ロースは、とても全体的に柔らかくしっとりした歯応え!。そして肉味と脂身の甘味が優しく広がります。食べ応えも十分で、少し豚骨魚介スープに沈めて食しますと、別の甘味が加わってまた味わいとコクが厚くなるイメージ。です。やっぱり相変わらずの低温調理肩ロース!。やっぱり東京トップクラスの肉!。
<味玉> 那須御養卵!仄かな甘味の薄出汁浸透!濃密甘味感が深まる卵黄!豚魚出汁に濡れて更に甘し!
那須御養卵ブランド。卵黄が濃密で濃ゆい旨さとのことです。なので店では卵かけご飯を激しく推しているわけですが、豚ユッケご飯にも乗っており、それも激しく旨そうです。そんな上質な卵を甘めな薄出汁で丁寧に漬け込んでいるよう。
白身はふわふわのままで、卵黄がトロトロな飴色でもあり、ジュレのような緩さもあって実に旨そう。そして濃密なコクに出汁に染まって熟した様な甘味あり!。仄かな出汁に香る白身と合わせて食らうのもいいけど、濃厚豚骨スープに沈めて合わせ食らうもいい感じです。旨さ一層濃厚さアップ!。やはり味玉の味わい・旨さにはハズレはありません!。
総じまして「上品なビジュアルと味わい麗しき!食えば納得!独創性織りなす濃厚豚骨魚介!」
・・・と言う感動の嵐!。益々ブラッシュアップを感じます。やっぱり名店「麺屋 さくら井」のDNA受け継いでいる質感の高さ!。贅沢さにほっこり感が混じるような余韻です。あゝまたすでに行きたくなってしまってる!水曜日オンリーというハードルの高さはありますが、行けば納得!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!