ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4622】 中野大勝軒 (東京・中野) 冷やし中華 中盛 〜家庭っぽさ感じる風貌に老舗っぽい甘旨味が溶けこむ!王道和やか冷やし中華!

今年も来たよ!老舗大勝軒の冷や中狙い!
 大勝軒系列で冷やし中華は珍しいと思うのもあって、初めて見つけた2017年夏からなんだかんだで毎年食ってる一品です。何せ古参中の古参の大勝軒ですから、さぞかし古風?王道風?と思いきやそうでもなし。2017年頃は「冷しそば」と名乗っておりまして、その後毎年少しづつ変化も有るものですから、そこを確かめるのも今では楽しみになっております。
 

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 とはいえ毎年今年の夏はすごく暑いといいつつも、前の晩から暑くて熱帯夜。午前中には軽く30度を超える暑さですから、もう冷やし系しか食らう気なかったのですがね:汗。ま、暑ければビールが美味しく感じるのと同様、冷や中も美味しく感じるかと!。気分は前のめり!。
 

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<全体> 今年は一層と大衆感覚からグッとと家庭的な雰囲気に麺顔に近づく?崩れ方も愛嬌!

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 ここ数年、御店主さんの姿を見かけることも少なく、ほぼアジアンな若手中心のオペレーション。 ぎこちなさなどすっかり感じません。どうもこの店ではやっぱり冷やし中華はマイナーなようで、冷し頼んでるのはオレだけ。つけそばは太麺なので、細麺を流水で締めるプロセスで出てくるタイミングが窺い知れます。10分程度の後に配膳されたのはこんな麺顔!。
 

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 おおお!今年の冷やしの麺顔はこう来たか・・・一層と家庭的な雰囲気に感じる。昨年から一気に絵心的なシンメトリーなデザインになったのだが、今年はそれに崩れたような感覚が滲んでいるような?。そう、年々麺顔が崩れてゆくようなイメージなのです。まあ、冷やし中華ってのはそんな感じでいいのかもしれませんが、後段で述べますが、少し残念なポイントもあったりで実は先行きが不安になりそう。タマゴを4等分した飾りも可愛いが多少雑な盛り付けもご愛嬌と言ったところでしょうか。でもチャーシューとメンマの質感は中々で、それだけで気分が盛り上がったりすしますー。
 

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<タレ> 冷や中苦手な方にオススメ?マイルドな醤油ダレ!酸味がかなり低めで甘味を感じる和み感!

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 でもこの冷や中好きなんだよなぁ。個人的にはタレがいい塩梅で、一言で言えば「マイルド」。一般的に大衆系・町中華系で言うところの単なる「酢醤油」じゃないんです。酸味がかなり抑えめ!いやないのでは?と感じるレベルで甘味主体と言ってもいいかも。そこに醤油が滲むような感覚で、多少の胡麻の香りもいいアクセントになってるような感覚です。そしてその甘味は、馴染み深く味醂じゃなく砂糖ってな感覚。ザラメではないかと妄想!?。その余韻がタレのコクに滲み出て素朴と思わせます。
 

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 いつもなら、辛子を存分に溶かしたりするんだが・・・おいおい、いくら何でも辛子が少なすぎないか?。ここは入れすぎ気味でねじり付けて欲しかった。全部溶かしても変化を感じ取れないのです。刺激が少なかったので、せっかくの甘味円やかなタレでしたが酢を足してみましたが、これで一気にフツーの冷やし中華になった感じがするー。
 
 

 

 
 
<麺> 汁系のストレート細麺を流水で引き締める!明るいモチモチ風合いに甘めのタレが絡む旨さ!

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 デフォルトのラーメン用ストレート麺。それが単に冷やされただけですが、実に悪くない!。引き締まりつつもモチモチとこうも明るい感覚も有るようです。今年も中盛!。体感的には250g。オッサンにはちょうどいい満足量です。粗熱とって流水で締めると、ヌチヌチとした密度感を期待したいところだが、案外軽やかでスパスパと千切れる小気味良さ。また明るい弾力感性が失われず、割と好きな完食です。
 

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 冒頭はタレに濡れただけですが、早めに浸透を許し、腰つきはしなやかさ。妙にトッピング具材が絡むのです。またどこか旨味油を下味的に絡めたようで、香りと滑りの良さが同時に楽しめるかと!。一気にズボボボボボボボボーーーーっと痛快に啜りきりましょう!。   
 

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<トッピング> 昨年と同じ具材展開!?冷えた温野菜に細切り焼豚!いやいや今年は辛子少なめで紅生姜は抜け落ち!?

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 ここ数年は頻繁に具材の入れ替わりや飾りつけが変わったが、今年は昨年流用と言った感覚。ちなみに簡単に紹介すると、冷や中定番の「きゅうり」「プチトマト」はこの一品のためだけに追加でしょうが、その他野菜(キャベツ・玉ねぎ・もやし・にんじん)はやさいラーメン(つけそば)の具材からの流用。焼豚&メンマ&海苔は言わずもがなです(海苔は刻まれるが)。
 

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 しかし残念なのは、今年は紅生姜が省かれたこと。おいおい・・・それは無いぜ。レトロな冷や中を目指すなら、そこは省いて欲しくなかった・・・。別に紅生姜が特別好きなわけじゃないが、辛子が少なすぎたのもあって気分が下がってしまったかもです・・・・。
 

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<味玉にハズレなし!> ほんのり固茹タイプで甘味を感じる出汁が深く浸透!冷えたタレとも相性良い甘めで優しい味わい!

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 相変わらず、少し甘めで淡麗な醤油タレが深く浸透!。ややハードにボイルな仕上がりで、卵黄は周囲はスカスカ!中はネットリ!ってな状態です。実に熟したかのような濃密な旨さがいいね!。マチュアな旨さがいい感じ!。ただ、1/4カットと言うのは、卵黄が白身からとても外れやすくなるので、案外と食べづらいかと。飾りつけのアイデアで1/4カットなのだろうが・・・それがやや崩れてただけに、意図が十分には伝わり憎いかもしれません。
 
 

 

 
 
総じまして「家庭っぽさ感じる風貌に老舗っぽい甘旨味が溶けこむ!王道和やか冷やし中華!」

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 ・・・と言う感想!。ともあれ酸っぱいイメージの冷やし中華じゃありませんから、冷や中苦手でもスルスル食えるのは確か!。マイルド味わいと大勝軒らしいボリューム感!そして素朴な味わいがナイス!。JR中野駅近くで通し営業ってのも便利!。この夏、中野に来たら一杯いかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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