今年も来たね!ピロピロ手揉み麺の・・・定番冷やし中華!
くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) 冷やし中華 肉増し 大盛 + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> サッポロラガービール赤星:日本最古のブランドビールを今日も頂く!昼酒が旨いのだ!
- <全体> 定番な冷やし中華なのにあちこちどこかにドラマティック!
- <タレ> 円やかな甘味と旨味出汁!保つ王道の酢醤油感覚!紅生姜がじんわり溶ける刺激は清涼そのもの!
- <麺> 自家製麺:冷やされてハードにヌチヌチした歯応え!素朴なフォルムにゆっくり染みるタレの旨味!食べ応えたっぷりの大盛300g
- <チャーシュー> しっとりフカフカな豚ロース!薄味でも滋味感たっぷり!そのまま食らう上質感!
- <具材①> 野菜:キュウリ・ニンジン・ダイコンの3種の千切り!それぞれ個性と麺と出汁のぶつかり合いが楽しい!
- <具材②>赤と黒:情熱的なプチトマトは甘味たっぷり!無骨なキクラゲは麺に負けずにゴリゴリ肉感歯応え!
- 総じまして「定番冷やし中華がドラマチックにバージョンアップ!今年も旨し!ピロピロ冷やし!」
今年もくじらの夏は、冷やし中華ですな!。移転前では別ブランドで提供し始めてたと言う記憶。それ以後、冷やざる中華などアレンジがあった時期もありましたが、今年は「中華ざる」と「冷やし中華」の冷やし限定2本立ての展開ですよ!これは冷や中ヲタクとしては興奮もの。さらに今年は「三鷹店」もありますから、いろんな冷やしを楽しめる・・・そんなくじらの夏となりましょう。当然、全部食らうつもりです。
まず第一段として、定番の冷やし中華から。冷やしとなっても、大盛無料対応なのが嬉しいね!。冷やしで結構腹パン気分にさせてくれる。+100円の特製バージョンでは、味玉か肉増しか選べる仕組みになっており、肉を今年も選んでしまいました。
<酒> サッポロラガービール赤星:日本最古のブランドビールを今日も頂く!昼酒が旨いのだ!
眼医者帰りに不謹慎かと思いましたが、せっかくの午後休暇なので、ビールで口を湿らせてもらいましょう。だってここには、サッポロ赤星があるんだから飲まずにはいられない。今日も性懲りもなく、日本最古のブランドビールを今日も頂く!昼酒が旨いのだ!
この昼間の背徳さが興奮させるのか、それともオレが単にアル中なのか、興奮で手が震えてまた泡をこぼしてしまいましたよ。左隣のお兄さんが見てみぬふりしてたけど、チラ見したら少しだけ「あ〜あ、このおっさん」って顔してました(恥)。せっかくの赤星が勿体ねぇ・・・。最近、注ぐのとってもへたになってしまいました。しかし泡だらけとは言え、赤星は泡でも旨い!。サービスおつまみの細メンマをコリコリとやりながら、後味をビールで洗い流すこの作業が好きさ。
<全体> 定番な冷やし中華なのにあちこちどこかにドラマティック!
それにしても今年は、在宅ワークが多いためか・・・暑さが妙に少ない気がする。例年なら5〜6月の数日程度は、真夏のような暑さで汗ビショを少しは経験するんだが。この日も少し雨が降って盛り上がりに欠ける気分だったんだが、配膳の瞬間、その盛り上がる麺顔眺めて一気に気分は夏気分です。それはこんな感じ!。
おおお!今年も同じ面子のトッピングたち!ただ妙に今年の方が旨く見える!。盛り付けが少し変わったんだろうか?。ミックス千切り野菜にキクラゲ、プチトマト。紅生姜にスライス肉。薬味は定番の辛子のみ。珍しいもの一つもないのに、どこか全体的に生き生きしてる感覚です。初ものを見るとどうしても前向きに捉えてしまうものかもしれませんが、いずれにしても今年の質感は高そうに思えてなりません。そう・・・ひとつひとつに、丁寧さを大いに感じているオレ。
<タレ> 円やかな甘味と旨味出汁!保つ王道の酢醤油感覚!紅生姜がじんわり溶ける刺激は清涼そのもの!
味わうと実にオーソドックス!。近年、冷やし系と言えば、冷やしラーメン・冷やし坦々などバリエーションが広がり、さらに昆布水など味の高度化がどんどん進んでいるイメージ。オーソドックスな酢醤油系の冷やしは、町中華でしか食えなくなったと言えば、少しばかり言い過ぎかもしれませんが、そんな気すらおこってる。ところが、こちらではその王道をしっかりと丁寧に表現してるから、冷やしヲタクとしては泣かせます。
ベースは節系を中心とした魚介系。それに醤油と酢を溶かし、バランスのために砂糖を少々溶かした味風景。凝った店なら、フルーツ酢や果汁、また砂糖でなく味醂など入れ替えもありましょうが、とっても基本に忠実で誠実さすら覚えるタレです。酸味を感じつつ、ゴクゴクと飲み干してしまいます。
途中で辛子を溶かしますが、私の場合、大雑把に溶かすのが流儀です。部分的に粒がタレに浮遊したり、麺の地肌にこびれ付いたりする程度がちょうど良し。時々辛さの刺激にぶち当たるのですが、辛子を完全に溶かしてしまうと辛子の風味が飛んでしまう。大雑把の方が辛子の刺激の中にも、辛子の香りが楽しめます。そんなこともしっかり楽しめるのも、丁寧でオーソドックスなタレなればこそかと!。
<麺> 自家製麺:冷やされてハードにヌチヌチした歯応え!素朴なフォルムにゆっくり染みるタレの旨味!食べ応えたっぷりの大盛300g
七彩系の冷やし!。ピロピロ平打ち手もみ極太麺は、冷やされていても今日もワイルド&素朴な表情です。この手の冷やし麺は、八重洲か武蔵境、そして東小金井のここしか、すぐに思いつかないかな?。だから貴重で、毎年必ず食べる次第。大盛無料対応は、冷やしでもOKで、麺量を伺うと300gだそうです。質良く食べ応え満点ってなわけ。
冷やされてるから、いつもの明るいモチモチさはキュキュッと引き締まって、ヌチヌチとした物腰に感じます。少し濡れた感じの地肌ですが、程よい浸透でタレの酸味と甘味を表層で受け止め、中の素地旨味はしっかりキープしてる。具材を絡めて奥歯で潰すと、小麦粉の旨味甘味を肉厚に実感させてくれます。ああ、だから極太ピロピロ冷やしが好きなのさ!。
ズボボボボボーーーーってつい調子に乗って啜り食うが、次第に腰つきがしなやかになります。冷やしでもタレって麺に浸透するのね・・・。そして野菜の旨味も小麦の風合いによくマッチするのが分かります。終盤はもう野菜を麺を食らうサラダ麺感覚で一気に貪り食って、固形物を胃袋に全部納め切りましょう。
<チャーシュー> しっとりフカフカな豚ロース!薄味でも滋味感たっぷり!そのまま食らう上質感!
冷えてもしっとりとしたロース肉。冷やしだと細切りもいいんだが、ピロピロ太麺だと麺に埋没しそう。なので一枚肉ってのはすごく分かります。非常に繊維質のきめ細かい肉で、低温調理のしっとりさを感じる質感。薄味ですが、肉本来の地味なる旨味を感じるタイプで・・・これは酢醤油タレに絡めるのが少し勿体ないかも。そのままいただきました。
もっとも今回はサッポロ赤星も脇にありますので、冷やし中華のトッピングと言うより、お酒のおつまみ的に食うのが最適。しっとりフカフカな豚ロースの滋味を楽しみましょう。
<具材①> 野菜:キュウリ・ニンジン・ダイコンの3種の千切り!それぞれ個性と麺と出汁のぶつかり合いが楽しい!
キュウリの千切りだけじゃない。ニンジンとダイコンを加えて、それをさらに細かめに揃えてカットしてあります。それをモサモサっと全体を絡めて、食感・色合い・見栄えを高めている。3種の野菜の合わさった味合いが、タレに滲んでも楽しさあふれる旨さです。少し細かい仕事で、フツーの冷やし中華が少しバージョンアップ!?ドラマティックになった感じもしませんかね?。
<具材②>赤と黒:情熱的なプチトマトは甘味たっぷり!無骨なキクラゲは麺に負けずにゴリゴリ肉感歯応え!
プチトマトは紅生姜とかぶらないように、隅っこで鎮座してます。さてこのプチトマトが異様に甘かくて旨かったのが印象的!。まさにフルーツ。ちなみにトマトは果物扱いだなんてどこかで聞いたことあるが、役所や国によって様々だそう。植物学的には果物?。青果市場では野菜扱い?。食中に食べて食後に食べないからデザートにならず・・・野菜。フランスでは果物?。このプチトマトは、フルーツトマトと言うのが最近出てきて余計にややこしくなったわ。
一方のキクラゲは、まさか「クラゲ」か「キノコ」か論じるやつおらんけど、キクラゲ科ってあるくらいだから、仲間のキノコは多いんだろうね。大昔、大学でクイズ研究会に少しだけ足突っ込んでた時期があって、それ以来こんなウンチクは好きです。ともあれ、視覚的にスタンダールじゃないが「赤と黒」で見栄えもよろしい。情熱的なプチトマトは甘味たっぷり!無骨なキクラゲは麺に負けずにゴリゴリ肉感歯応え!。やっぱり王道の冷やし中華もトッピングの工夫で大きく進化を感じます。
総じまして「定番冷やし中華がドラマチックにバージョンアップ!今年も旨し!ピロピロ冷やし!」
・・・と言う感動!。素朴な極太手もみ麺を冷やしで食らうのも狙い目だし、王道な味わいを再認識するのも食べる価値ありかと思う次第です。駅ビル直結の店舗だし、店箱大きく、家族連れには非常に使い勝手もよろしい。そして何食っても旨いし、ビールは赤星!。中央線利用者なら、定期的に通わない手はなんじゃないかな!?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!